声楽家PRIMULAさんの音楽雑談

演奏会の報告・お知らせなどを主に掲載していきます。日々の音楽観なども加えていきたいと思います。

il って誰?

2014-02-16 16:12:16 | フランス歌曲研究会
二週連続の大雪のため、土曜日は開店休業寸前となり。

なんと迷惑なことか・・・・

と。。。。けだるい日曜日・・・・

あれ?今日は私の誕生日じゃないだろうか・・・・・

ここ数年は、こうして静かに、自分の誕生日を楽しんでいる私です。

さて、そんな大雪のため昨日のフラ研例会は延期となりました。

とても興味あふれる企画でしたので、ぜひ別の日に実現されることを望みます。

今回は、小林先生に再度ご登場いただいて、日ごろ疑問に感じていることを解決していただこうという企画。

ま、永遠に解決されない問題もあるのですが、先生なりの解釈を伺うのはとても楽しみでした。

フランス歌曲の中には、「この人だれ?」っていう方が何人か登場します。

ヴェネチアの5つの歌の、「クリメーヌ」だったり、

イヴの歌の、「IL」だったり。


科学的な研究から、人類のミトコンドリア・イヴは20万年くらい前にできたらしいと言われています。

そして、Y染色体は・・・・5万年くらい前?らしいと・・・・

とても不思議な、計算の合わないお話です。

でも、フォーレの「イヴの歌」には確かに、アダムは存在しないのですし、

ある日、神が世界を作られ、イヴに向かって、「目覚めよ」といって・・・

じゃ、この途中にある「IL」は神様とみるのか?ただの三人称の代名詞とみるのか?

ほかにも先生のご意見をいただけたら、今後の糧になるかも?

と思って

「イヴの歌」第4曲、第6曲

ま、雪のため仕切り直しとなったので、この先の展開は当分お預けとなりました。



ガブリエル・フォーレ

2014-02-03 17:53:29 | フランス歌曲研究会
二期会のフランス歌曲研究会では、

少ない人数の会員でサロンコンサートを開催しています。

今のところ、年に2回くらい

次回は第4回 6月1日(日)

渋谷の小さな(まだ見に行ってないが)サロンで行われます。

テーマは「ガブリエル・フォーレ」

日本語では「フォーレ」と真中が伸びますが、

フランス語に近くカタカナで書くと、「フォレエ」

となります。

つまり、語尾にストレスがくる読み方。

いつでも日本語にすると、ちょっとイントネーションが違ってしまうのですが、

ま、そこが日本語の特色ですから。。。。


やっと、「La bonne chason」でもやってみるか?

という気持ちになったので、

いや、特に不遜で、高飛車に構えているわけではなく、

この曲集は本当に大変なのです。

そもそもどっちかというと、男性向き?

と思われる音域だし、曲の勢いもそうだし・・・・

そんなこんなで、本当にやっと全曲自分で作ってみる気持ちになったので、

今回は参加させていただくことにいたしました。


で、只今、事務的な仕込に励んでおります

これが結構大変で

週末、仕事が休みになったのをよいことに、せっせと片付け

(忙しいときにはとても無理ですから・・・・

なんとか見通しが立ってきました。

出演者にそれぞれ仕事の分担をお願いすれば、なんとか身軽になれそうな気がします。

というわけで、リサイタル準備と、フォーレの準備と

どこまで体力持つか?

ってか無駄な動きしないように気を使いつつ

進めていきたいと思っています。