先日、YOUTUBEを探していたら、
アンディ・ウィリアムス の古い動画を見つけました。
子供のころ聴いていた印象は
柔らかいきれいな声だなあ~
でも、なんかパンチがない気がするなあ~。
という印象でした。
ところが最近聴いた印象は・・・・・
な~んて上手いの
別の動画で、メトロポリタン歌劇場で歌っている有名歌手たちの歌曲を聴いて
・・・・・・・・。
と思っていたところだったので。
その差と言ったら・・・・・・
確かに、かっちりした形の中に入る練習は本当につまらないものです。
私などはそうして毎日つまらない練習をさんざんやってきました。
アンディ・ウィリアムスもきっとカチッと型にはまる練習を飽きるほどしてきたのだと思います。
でもそういうつまらない練習が、いざ曲の内容を表現するときになんと役に立つことか
歌曲というものはたとえポピュラーでも通作ではありません。
有節形式であり、詩は韻を踏んでいます。
ですから、リズムがとても大事。
フレーズを作っていくときの語るタイミングが大事。
そのことをちゃんと知っていて、全く何の乱れもなく、
全ての行、フレーズを語っていくそのテクニックには
本当に驚きました。
歌の本当のうまさとは、驚くような美声ではなく、
語り口のうまさ、朗誦のうまさかな?
としみじみと感じたところです。