声楽家PRIMULAさんの音楽雑談

演奏会の報告・お知らせなどを主に掲載していきます。日々の音楽観なども加えていきたいと思います。

ダンスの観戦

2014-10-01 20:54:57 | 日々の発見

競技ダンスを始めて・・・・

といってもまだまだ競技会に参戦できるまでには程遠く・・・

いや、参戦している方はたくさんいらっしゃると思います。

私レベルでも・・・・

でも、ちょっと目標が違うので今はただ習っているばかり・・・・。

 

・・・・先日初めて間近にて観戦しました。

武道館で行われるアジアンオープンは3回ほどお邪魔していますが、

私の先生はいつも最後までは残らないので(さすがに)・・・

しかし、今回は東日本のプロの方が参戦する競技会なので

お邪魔してみました。

かなり間近で観戦できるのは、ま、迫力あってそれはそれでよいのですが・・・・

やはり武道館の上の方からですとフロア全体を見とおすことができ、

各選手の動きがより比較しやすく、

自分の視野も広いので、すべての選手に気を配れるという点においては

勝っていると思います。

先に結果を書きますと、

私の先生は優勝

初優勝です

しかし、私は不遜にも「なんだ、ちゃんと勝てるじゃん

と思ってしまい・・・・・・

「いや、ここまで来るのにどんなに苦労しているのか?知ってるでしょ?」

と思い返し、

いや、でも本当に「なんだ、大丈夫じゃん!」と不思議にも何回も、

そう思いながら

帰ってまいりました。

で、こっからが本題

なぜ、ダンスなのか?

それは、すべての音楽がダンス音楽から始まっているからです。

中世のころには、主に祭りの時に、

歌と踊りと楽器の演奏が一緒になって存在していたのですが、

ルイ14世の宮廷時代にバロックダンスが確立され

舞台で踊るバレエになり、

歌は歌でオペラや、歌曲として発展し、

鍵盤楽器や弦楽器の音楽に使用され

時代を経るにしたがって、細分化され、

より洗練されて今に至っているわけです。

いま、私たちが接する音楽の大部分は

そんなことを意識することも少なくなってきたように思いますが、

演奏する際には、やはり一度ここに立ち戻って

考え直してみる必要があるように思います。

競技ダンスにはまだまだ、そんな古い時代の名残のような動きが

数多く残っていますので、

音楽を勉強している方はやはり

並行して勉強してみたほうが良いように思います。

習ってみての実感です。


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