和州独案内あるいは野菜大全

第一回奈良観光ソムリエであり、野菜のソムリエ(笑)でもある者の備忘録のようなもの。文章力をつける為の練習帳に

ベーコン 燻

2010年01月23日 | 菓子作り、料理作り
 ダンボールでの簡易燻製が主でしたが、少し本気を出して専用燻製箱を作ってみました。

  
  

と言っても雨風に晒す訳でもなくハウス内で燻するので、コンパネがメインの簡易燻製箱です。色々考えた結果、脂で七輪など熱源が汚れるのが気になるので、八王子さんの形に決めました。が、写真を見ただけなので詳しい寸法は勝手に決めています。一枚に収める事もできますが、せっかくなら大き目にしようという事で二枚半位で作ったのでかなりの容量があります。一段に1キロの塊で三つは楽に吊るせる位の余裕があるので、500グラムの塊では少し寂しくさえ感じます。ただ実際作ってみると、出っ張り部に近いとコンパネが燃える可能性が高い気がするので、結局真ん中辺りに置くことになり、普通の箱型と変わらないかも知れません。それでもこの出っ張り部が足になって箱を安定させているのと、炭やチップの量を確認して継ぎ足すのにとてもやり易いのでこれはこれで正解だったかなと思います。

 串を打って吊り下げ、一時間ほど温乾させる。庫内が広いせいか、なかなか温度か上がらずやきもきしたが、上がってくると丁度60度前後で安定するのはダンボールと比べても温度管理が楽でいい。ちゃんとした炭をベースの熱源にして、一気に温度を上げたい時は安いヤシ炭なんかを併用するといいと思う。あと、この大きさになると上火と下火の差が出ることも考えた方がいいかも知れません。 

    

  
  
三時間を目安に燻してみたが、少し足り無さそうでもう一時間追加しておいた。

  
塩加減は丁度辛くも無く、薄すぎずでそこをクリアできればまあ及第点でしょう。塩抜きの塩梅を時間で見るか味で見るか、もう少し確実な方法を考えたい。強いて言うなら香りが足らなかったところが気になりますが、チップの素材にも工夫するといいのでしょう。あと、自家製の場合は脂身はなるべく少なく、2~3割の脂身でも十分過ぎるくらい脂は出るので、注文できる店で買った方がいいと思う。ともあれ、ベーコンらしいベーコンが無事出来ました。 次はスモークサーモンですかね


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