和州独案内あるいは野菜大全

第一回奈良観光ソムリエであり、野菜のソムリエ(笑)でもある者の備忘録のようなもの。文章力をつける為の練習帳に

ムースケーキ

2010年07月21日 | 菓子作り、料理作り
 フレジェの都合が付かなくなったため、急遽以前と似たようなしかしちょっと違う、いや本当の意味のムースケーキを作ってみることにしました。
卵を使わず生クリームだけで楽ちんなので幾つか試したものがありまして、ブルーべリーの使い勝手の良さは裏漉しの手間がいらないことと、いつでも安く手に入るのが良いというのは以前にも書きました。フランボワーズは探してみると200gで300円程の冷凍物が見つかったのですが、裏漉しを必ずやらないと食べれたものじゃないのは少し残念なところです。
 そこでさらに簡単で安上がりな白桃缶を使ったムースケーキを作ることにしました。黄桃は風味が乏しく食感も独特なために白桃に限定する事にしています。とは言え、白桃も缶詰には変わりないので風味は少ないことから桃のリキュールは加えた方が無難かと思います。桃のジュースを煮詰める方が風味はあるのかもしれませんが、実を潰した食感を楽しみたいので白桃缶にします。デコレーションしなければ缶一個で済みますし二缶使っても200円と言う安さです。

 それでは白桃のムースケーキつくってみますが、諸事情により分量に幅を持たせておきます。

 クリーム100~150ccを軽い八分までホイップして、冷蔵庫で冷やしておく。
 牛乳120~150ccとスキムミルクに砂糖40~50グラム位を加えて加熱する。砂糖が溶け始めたら白桃の缶詰をミキサーにかけたものを加え80度まで温める。

 火から下ろしたらふやかしておいたゼラチン一袋半くらいを加え、氷水に当てて冷やしていく。40度くらいまで下がったら桃のリキュール50~60ccとレモン汁、(ホワイトラム)を加え、20度以下まで下げてからホイップしたクリームを加えてよくかき混ぜる。

 (桃缶のシラップをレンチンして煮詰めたものに洋酒を加え、それを型に敷いた生地に打ってから)上記のムースを流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。


 一晩置いて落ち着かせるとより美味しくなる不思議。白桃を潰しすぎないことが重要な点ですね。白桃の実をクラッシュする時に少し粒が残るくらいの感じで上手く潰すと、食べた時にプチプチした舌ざわりが美味しいんです。10回ほど作ってみてようやく納得できる味に近づきました。
 これに仕上げとしてデコレーションするわけですが、正直面倒くさがりな身としましては殆どしません。もしやるならば、薄切りにした実を上面に敷き詰めてナパージュ、あるいは小口切りした実をシラップとワインを合わせた汁に浸して煮詰めるかのどちらかにすると思います。

 更なる課題は土台のスポンジ生地の相性でしょうか。

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