今シーズンは3月23日に換羽開始!早っ!
今シーズンは寒いから換羽が遅れると思いきや、早くも抜けた。
しかし、発信機が付いている尾羽が落ちたから、重さでかな?まさか。
うーん、羽軸の根元に血らしきものがついていたしなあ
書く時期を逸してしまったが、サーシャ,
フライトフェスタのスカイトライアルで2位!
高くは上がらなかったが、コントロール性は良かった
最後はカモまでせっかく出していただいたが、残念ながらギリギリのところでとれなかった。
とにかく、電柱に止まらなくて良かった
サーシャなりによくがんばった!
写真のフードは副賞でいただいたもの
猛禽屋の藤田さんのところへ武者修行に行ってきた。
午前中のTV収録の現場で合流した。
下の写真は、オオタカ♀のビビ。
訓練用のカラスを獲ったところ
今までブログには載せなかったが実はオオタカも訓練していた。
サーシャにも訓練用のカラスを当ててもらった。
サーシャは、電柱には止まるし、カラスへの急降下もピリッとしなかったが、しっかり仕留めた。貴重な経験をさせていただいた。
ジアセイカー♂の狩りの様子も見せていただいたが、凄かった。高く上がって追いだしたカモに急降下!惜しくも逃がしてしまったが、見ごたえが凄かった。黒くて大きくてカッコいい!フルウエイトは1300gくらいあるのでは?とのこと。ジアセイカーいいなあ!
ペレセイカー♂は、ハトに鋭くアタック&キャッチしていた。素晴らしい!
午後は、オオタカ、ハリス、ブラゴスの狩りに同行した。
しつこく長い距離を追跡するブラゴスを目の当たりにして、これも欲しい!と思ってしまった。
据え上げのコツなどいろいろと教わることができた。
藤田さんをはじめ、ここに集う人たちはみな親切でいい人ばかり。大変お世話になった。
感謝です。
厳しいなあ。
今シーズンは、広めの田んぼにカラスの群れが全く見当たらない。
20羽~50羽ほどの群れがいる場所は次の2か所。
今シーズン見つけたトウモロコシ畑(比較的狭く、林や会社の建物が隣接してある)と家の近くの田んぼ(林が近くにある)
この2か所を主な狩り場としてやっているが、結果が出ない。
追うが、アタックをかける前に林の中に逃げ込まれてしまうことが多い。(カラスの上空を制したときには、カラスは林の中というパターン)
これまでのシーズンは、ハンティングウエイトは780g前後だったが、今シーズンに入ってからなぜか780g前後では、やる気が出ず、805g~815gくらいのウエイトでやっている。今シーズンは、その方がやる気が出るようだ。
サーシャの飛びの変化・・・
獲物に急降下した後の跳ね上がりの角度。
その角度がV字のようにまるで真上に跳ね上がるかのような動きを見せるようになったことが一番の変化なのではないかと推測する。
ハヤブサゆえ当然以前からV字に跳ね上がっていたが、さらに急角度になったように思えるのだ。
カラスが逃げる軌道を掴んだのかもしれない。
ハトとカラスは逃げる軌道が違うのだろう。
ソアーしながらカラスに近づいて、急降下したあと急角度で跳ね上がってカラスに蹴りを入れたこともあった。
カラスは、失速してトウモロコシ畑に落ちて行ったが、隣接した林に逃げ込んだようだった。
なぜか、そのときは落ちて行ったカラスを追撃しなかった。
あと、集団の中から一羽に狙いをつけて、その一羽を追い続けていることもビデオを再生してみて、わかった。
下記は、もしかしたらペレグリンセーカーの特性かもしれない。
建物が隣接してあるような場所でもハヤブサにしては、小回りを利かせて急降下攻撃できる。
前からその一面は見せていたが、より器用になった感じがする。
ジアセイカーだったら、その辺がどうなのか知りたいところだ。
それにしても、最近の30羽~40羽ほどのカラスの群れは、非常に警戒心が強く、何百mも離れたところでサーシャが飛んでいても逃げて行ってしまうことが多い。
それも、その辺に隠れるといったことではなく、集団ごと見えなくなるところまで移動してしまう。
こうした現象は、去年までなかったような気がする。
ある日、後ろからサーシャが上空へ追いかけて行き、数十羽のカラスが一斉に逃げて行く光景は壮観だった。
おそらく、野生の世界では、猛禽がカラスの集団を追いかけるのは有り得ないだろう。
今までは、カラスの方が上空にいれば何羽かは、こっちにモビングに来たものだったのに、
集団ごと一斉に逃げて行くことが多くなった。
このことが、サーシャのスキル向上に起因しているのかどうかは、分からない。
なにはともあれ今までと違い、今年からは条件が整えば、ほぼカラスを追うようになったことが一番うれしい。
狙ったエリアのカラスは無視。
あーあ、と思っていたら、そのままクルクルっと上昇。
30m~40mくらいの高さまで上がると、そのまま西の方へ。
突然急降下!
川の土手に阻まれて見えない。
急降下後、何秒かすると、四方八方からカラスたちが駆けつける。
こりゃ獲ったんじゃないか?
急いで車に乗って駆けつける。
川から100mくらい離れた畑にカラスがざっと100羽くらい集まって、ものすごい声で騒いでいる。
車から降りて急いで駆け付けると、カラスを押えていた。
またも獲った瞬間が見れなかった。
最近、カラスの逃げる軌道をサーシャがマスターしたんじゃないかと思われる節が・・・
サーシャの飛ぶ動きに変化が・・・
詳しくは、また後日。
あれ以来、年末年始にかけて狩りをしたフィールドからカラスたちは姿を消した。
いつものフィールド近くに30羽ほどのカラスの集団がいるが、畑の面積が狭く、果樹園や住宅が隣接しているため難易度の高い場所と言えるだろう。
それから、牛舎が林に隣接している去年もさんざん飛ばした場所に行くしかない。
ただ、林があるので獲るのは非常に難しい。
その場所から、どんどん丘を登っていくとトウモロコシ畑があり、時間によってはカラスが100羽ほど集まるそうなので、そこもチェックしないと。
サーシャの調子はかなり良く、カラスの群れを見ると突っ込んで行くようになった。
でも、放つ位置が難しい。
フードを取って、カラスが見える位置からスタートしないとカラスに行かないし、カラスからまともに見えてしまうとたちまち逃げられてしまう。
遮蔽物からチラッとカラスの群れが見えるところが良いのだが、なかなか難しい。
南側の田畑には、カラスが5羽ほどいた。
昨日までよりカラスの数が急減している。
でも仕方ない。
ここでやるしかない。
この前と同じく橋の北側に渡り、カラスたちからの死角でサーシャのフードを外す。
昨日と違って、ある程度スピードをつけると上昇した。
電柱2本分くらい上がった。
カラスたちは、逃げる機会を失ったのか、その場で固まっている。
その真上をサーシャが飛ぶ。
行くか?
いや、行かない。
さらに、上昇して南側へ羽ばたいて勢いよく移動。
400mほど南側でキジバトの群れが飛んでいた。
「あー、やっぱりハトの魅力にはかなわないのか。」
内心、妙に納得。
しばらく、ハトの群れと戯れて飛ぶような感じ。
高さは、50mくらいか。
サーシャは、急に姿を消す。
発信器の反応が極端に弱くなった。
「ん?キジバトいっちゃったか?」
発信音をたどって行くと、ある建物の屋根にカラスがいっぱい。
「あー!こっちでやればよかった。」
と初め思ったが、
「カラスがこれだけ集まって騒いでいる。もしや?」
車を降りて、発信音をたどっていくと、獲っていた。
獲るところをまたもや見れなかったが、うれしかった。
「ハトの魅力に負けないで、えらい。えらい。」
ウエイト783g
今日は、今期のフィールドにはほとんどカラスがいなかった。
さがすと、去年までのフィールドの1か所に30羽ほどであるが、群れがあった。
何回か上から突っ込んだが獲れなかった。
昨日食わせすぎて、ウエイトが790gだったせいか、ちょっと余裕があるような感じだった。
今年のフィールドは、いつものフィールドから2kmほど離れている。
北側にはすぐ住宅が立ち並んでいるが、南側は川が流れ、田畑が広がっている。
田畑でカラスたちが餌をついばんでいた。
カラスたちから見えない川の北側にサーシャを持って行ってフードを外す。
サーシャは、すぐに飛び立つ。
川の土手より低く飛び、カラスたちから身を隠し、50mほど加速すると、田畑の方へ出た。
そのまま、超低空飛行でカラスの群れに突っ込む。
いったーーーーー!
と思ったそのとき、橋にいたお年寄りが
「あれは、何の鳥じゃ?」
「ハヤブサです。」
と一応答えた。(それどころじゃないのに~)
サーシャを見失った。
その1秒~2秒後、100羽ほどカラスたちがギャーギャー鳴きながらわんさか一か所に集まり、ホバリングなどしながら飛びまわっている。
「あ!こりゃ獲ったな。」
200mほど先のその場所にダッシュ!
すると畑の一角にあるネット際で押えていた。
たぶん、ハシブトガラスだと思うのだが、やや小ぶりな感じ。ハシボソかなあ?
今回は、全く上に上がらずに獲った。
まさに抜き打ちと言えるだろう。
だが、獲ったところは見れなかった。涙。。
実は、猟期が始まって3日くらいは、ガンガン、カラスにアタックしていたのだが、その後パッタリ行かなくなっていたのだった。
で、3日くらい前からカラスへのやる気が復活してきたところだった。
長い長いトンネルだった。
たぶん、原因はウエイトによるものかと思われる。
そのへんのことは、また今度詳しく考察を書こうと思っている。
本日のウエイト778g。