想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

わたしに できること。

2015-11-17 15:17:50 | 日記

昨日 娘に書いたラブレターを

渡すことが できなかった

朝早く 登校する 娘

受験という 人生初めての試練を 今 迎えている娘

なんか

間違っている?

本当に こんなもの 渡していいの?

かえって プレッシャーにならない?

本当に 私は 力になれる?

色々 考えて …

結局 渡せなかった



貴女と ふたりきりの生活になるって決まってしまった 遠い夏

離婚届を持った 私を置いて 父親の男は 去って行った

あの後 何も知らない貴女は

市役所の近くの公園で 笑って遊んでいた

私は 声を殺して 泣いて

泣いて 泣いて 泣いて …

でも なんの答えも見つからない …

今夜から 父親を探す貴女を どうしたらいいんだろう

父親をさがして泣く貴女を どうしたらいいんだろう

底が見えない 迷い 絶望 深い闇と沼

もう 私は ダメだと想った

でも 不思議だね

今は あの苦しかった日が 愛しいよ

おかしい話だね

行ってしまった旦那 取り残された 私たち

それでも 愛しく感じる

あの日の 涙が 愛しい

愛しいんだよ 不思議なほどに


きっと 私たちが こうして 今 笑っていられるからだね

みんな 迷いながら 弛みない努力 それが 実を結んだの

色んなひとから愛を もらった

だからこそ 超えられたこと

何ひとつ 欠けても 越えられなかった 哀しすぎる現実

それを越えて 今 こうして生きている

支えてくれた人に 感謝する

私たちは 越えられましたと

そして 次の試練を もう きっと 恐れないでしょう


あれ程の 悲劇があるでしょうか

多分 あったとしても

今の自分なら 超えられる

頭は混乱しても 足は 学習したように 動き続けるだろう



そら

これから 色んなことが 起きるよ

できるなら 色んなものを味方につけて 学んで 乗り越えて 笑って

ふてぶしく笑って

笑って 泣いてもいいよ

赦してくれるなら 手をつないで 離さない

手を 放してと 云われたら 離すよ 貴女を 信じて

駆け戻ってきたなら また つなぐよ 

だから 心配しなくていいよ


貴女が帰る場所を ここに 用意している …。
































コメント (1)
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