想い事 家族の記録

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鬱病
ふたり暮らし

みらい まだ みえず。

2015-11-18 12:29:21 | 日記

去年の 担任との懇談会で

志望校の決定は 「来年の 今日です」

と 云われた

あれから もう 一年

12月に懇談会があり もうそこで 最終的な志望校を決めなくてはならない

一年前は 成績が伸び悩み

安全圏の私立を考えていたけど

一年たって 娘は学力を伸ばしてきた

今なら 公立も 安全圏に入ったのではないか?

万が一 その公立に入れたとしても

娘は まだ やりたい仕事が見つからないという

人間を相手にする仕事は 無理 (看護師 介護 など …)

じゃあ 農業とか?

ウーン… と 迷っている

カメラ?

というと 「それなら…」と 僅かに前向き

高校卒業後 カメラの専門に通って

出版の道に入る


今のところ それが 有望かな

私が云うのもなんだが 写真を撮るセンスは 中々なものだ

私の様に 素人からいきなり現場っていう道でなく

ちゃんと学校で学んだら いいかも知れない

思わぬ才能を 発揮できるかも知れないよ

でも

人間相手はごめんだ という考えを引きずっていたら

きっと生きていけない

だって 人間社会で 生きるんだから

どうしたって 人間相手になるんだよ …

一匹おおかみの 血を 継いでしまったか?


人間も かわいいところがあるよ

美しいひともいるよ

想い患うほど 酷くはないよ

ごめんね 貴女の人間不信? きっと 私の所為

ずっと パパのことで 嘘をついてきた

貴女は私が想っている以上に ずっと 待っていたのかも知れないね

きっと パパは 仕事が終わったら帰ってくるって

わざわざ 姓までそのままにして

貴女をずっと 騙してきた

とんでもない嘘つきは 母さんの方だよね

もう 半分大人になってきた貴女は 流石に真実を知ってしまったけど

泣き言ひとつ云わなかった

人前では 絶対に泣かない女の子に なってしまった

子供時代に パパを追いかけて 

泣いて 泣いて 困るほどだったのに



本当に ごめんなさい そら



高校受験 怖いのは私の方

どうしたらいいか わかんないよ

きっと もっと簡単なことなのかも知れない

苦しめたらどうしようとか

壊れてしまったら どうしようとか

居場所をなくしてしまったら どうしようとか


私は とんでもなく 臆病者なのです



でも

迷っている時間は 限られてきた

今日も 手紙を渡せなかった

歳が明けたら 善光寺さんに行こう

私がしてやれることなんて そんなことだけ。












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