恋する花たち

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スイセン

2016年01月09日 23時08分41秒 | 花の写真
水仙/雪中花/ナルキソス(ヒガンバナ科)
 
 🌸花言葉は、愛にこたえて・私は美しい・うぬぼれ・自己愛・自尊心・気高さ・神秘。
 
《スイセンとギリシア神話》(引用=http://hananokotoba.com/)
美少年ナルキッソスは、その美貌によりさまざまな相手から言い寄られましたがいつも冷たい態度をとりました。
森のニンフ(山、川、森、谷に宿る精霊)のエーコーもナルキッソスに恋をしましたが、彼に相手にしてもらえず、
屈辱と恋の悲しみからやせ衰え、ついには肉体をなくして声だけの存在になってしまいます。
復讐の女神ネメシスは怒り、その呪いによりナルキッソスは水面に映る自分の姿に恋をしてしまいます。
しかし、水面の中の像は、ナルキッソスの想いに応えることはなく、その恋の苦しみで彼は憔悴して死んでしまった。
そして、その体は水辺でうつむきがちに咲くスイセンに変わりました。だからスイセンは水辺で
あたかも自分の姿を覗き込むかのように咲くといわれます。
 
《ナルシストとエコーの語源》
自己陶酔型の人を意味する「ナルシスト」は、ナルキッソスの神話に由来します。
また、こだまや反響を意味する「エコー」は、森のニンフのエコーが語源となります。

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