水滴
子供のころ水滴が丸くなるのは何でやろ?と。
小学で習ったのは「表面張力」という言葉だけ。
でも、なんで、なんでが、ずーとあって・・
いまなら、以下のように知ったかぶりして書ける。
水分子は1個の酸素君が2個の水素ちゃんを両手で繋いでいます。
繋いでる角度が104,5°。やじろべえのような形になります。
水素ちゃんの持ってる電子が、酸素君に遊ぼって寄って来ます。
なので酸素君はマイナスの電荷に偏り、水素ちゃんの方は電子が留守がちになって少しプラスになっています。
そこで、水分子はプラス側とマイナス側を有し、水分子同士がお互いにゆるやかに引き合っています。
これを水素結合といいます。
そして水分子がたくさん集まると引っ張り合う力も強くなって、小さくまるくなろうとします。
この水分子の性質がなければ、わたしたち生物は生まれなかったかも知れませんね。
「なにごとのおはしますかは知らねども かたじけなさに涙こぼるる」西行’(伊勢神宮にて)