《月》2015年4月30日(木)
【月齢大阪正午:11.3】撮影:午後7時30分頃。
日の出 5:10 日南中時 11:55 日の入り 18:42
月の出 15:11 月南中時 21:21 月の入り 2:54
菖蒲(アヤメ科) ※菖蒲湯。
【端午の節句と菖蒲湯】
菖蒲湯は、元来中国では《蘭湯》又は菖蒲湯といって漢方の湯治療法であった。
わが国では蘭は少なく、葉根に香気のある菖蒲が一般的となったようでである。
ことに《ショウブ》の語が《尚武》に通ずることから、端午の節句と一層結びついた。
古くは《端五》の節句と書き、5月5日に推古天皇のとき以来《薬日》として
山野に薬草を採集することが恒例となり、この菖蒲も採集されてきたのである。
菖蒲湯は、薬湯の一種である。また、その香りによって悪疫を退散させようとする
民間療法でもある。菖蒲湯は薬草を入れた温水浴としての民間医療行為としての意味があり、
これが年中行事と結びついた例といえる。同様の例として、冬至の日の柚子湯がある。
三女神像《智・仁・勇》
※市大医学部学舎の入口にある智・仁・勇の三女神像です。
向って右側は智の女神、左手で本を抱いています。
真中は仁の女神、両手で薬壺をしっかりと支え、
左側の勇の女神は柔らかな手で月桂樹を持っています。
ライラック/紫丁香花/ムラサキハシドイ/スオウボク(モクセイ科)
🌸花言葉は、思い出を大切に・愛の最初の感情・美しい契り・謙虚・初恋の感激・青春の喜び・純潔・無邪気。
♪リラの花が胸に咲く今宵 ほのかな夢の香(か)に
ああ 思い出のあのささやき 遠くはるかに聞こえくるよ~~♪
藤/ノダフジ(マメ科)
🌸花言葉は、陶酔する恋・ようこそ美しき未知の方・決して離れない。
「春日野の藤は散りにて何をかも御狩の人の折りて挿頭さむ」万葉集
「瓶にさす藤の花ぶさみじかければ たたみの上にとどかざりけり」子規