南天/南天燭(メギ科)
🌸花言葉は、福をなす・良い家庭・私の愛は増すばかり・機知に富む。
※南天の実と福寿草で「難を転じて福となす」という縁起物。
お祝いの赤飯には、厄除けと葉に腐敗を抑える殺菌作用があるので南天の葉を添える。
鬼門除けとして庭先にも植えられる。手水鉢の近くに植えて南天の葉で手を清めることも。
お祝いの赤飯には、厄除けと葉に腐敗を抑える殺菌作用があるので南天の葉を添える。
鬼門除けとして庭先にも植えられる。手水鉢の近くに植えて南天の葉で手を清めることも。
「南天よこたつやぐらよさびしさよ」小林一茶 「南天に雪吹きつけて雀鳴く」 正岡子規
「口切や南天の実の赤き頃」夏目漱石 「雪に折る南天の葉や配り餅」吉沢蕪洲
「日当りに南天の実の笑初」高澤良一 「億年のなかの今生実南天」森澄雄
「口切や南天の実の赤き頃」夏目漱石 「雪に折る南天の葉や配り餅」吉沢蕪洲
「日当りに南天の実の笑初」高澤良一 「億年のなかの今生実南天」森澄雄
田辺大根/蘿蔔(アブラナ科)※なにわ伝統野菜。※春の七草のひとつ(スズシロ)
🌸花言葉は、潔白。
「流れゆく大根の葉の早さかな」高浜虚子
※世の人の心惑はす事、色欲には如かず。人の心は愚かなるものかな。
匂ひなどは仮のものなるに、しばらく衣裳に薫物すと知りながら、えならぬ匂ひには、
必ず心ときめきするものなり。九米の仙人の、物洗ふ女の脛の白きを見て、通を失ひけんは、
まことに、手足・はだへなどのきよらに、肥え、あぶらづきたらんは、外の色ならねば、
さもあらんかし。(徒然草:吉田兼好)
匂ひなどは仮のものなるに、しばらく衣裳に薫物すと知りながら、えならぬ匂ひには、
必ず心ときめきするものなり。九米の仙人の、物洗ふ女の脛の白きを見て、通を失ひけんは、
まことに、手足・はだへなどのきよらに、肥え、あぶらづきたらんは、外の色ならねば、
さもあらんかし。(徒然草:吉田兼好)
(月) ※12月22日(火)冬至。今日のお月さん【月齢10】
※冬至も二十四節気の一つで、
実際の太陽の位置から、特定の計算算式によって、
北半球で昼の時間が一番短くなる日が、割り出されています。
実際の太陽の位置から、特定の計算算式によって、
北半球で昼の時間が一番短くなる日が、割り出されています。
年によって、冬至の日にちが1~2日前後することも、あります。
2016年は12月21日になります。
「陰陽師歩にとられ行冬至哉」 太祇 「仏壇に水仙活けし冬至哉」 子規
「芋少し煮えて冬至を祝ひけり」 かな女 「へつつひに冬至の柚子がのつてをる」 風生
「お天気のけふは冬至や蒲団干す」 立子 「玄室の奥まで照らす冬至かな」
「芋少し煮えて冬至を祝ひけり」 かな女 「へつつひに冬至の柚子がのつてをる」 風生
「お天気のけふは冬至や蒲団干す」 立子 「玄室の奥まで照らす冬至かな」
《月》 ※12月20日のお月さん(月齢9,0)
【宮沢賢治(有明)】
起伏の雪は あかるい桃の漿(しる)をそそがれ
青ぞらにとけのこる月は やさしく天に咽喉を鳴らし
もいちど散乱のひかりを呑む
(波羅僧羯諦ハラサムギヤテイ 菩提ボージユ 薩婆訶ソハカ)