昨日は、まだ暗いうちにホテルを出発して散歩がてら、ガウディのサグラダ・ファミリアまで歩きました。
途中のBARで朝食。
ボカディージョフランセッサと言う、オリーブオイルで焼いた卵焼きの入ったバケットのサンドイッチとカフェコンレーチェを注文しました。
実は10年ぶりのサグラダ・ファミリアの前で33年ぶりに再会するスペイン人の友人と待ち合わせをしていました。
夫がFacebookで探し出して連絡を取り合っていた友人が、間際になって音信が途絶えていたのですが、バルセロナに着いてからメールをくれたのです。
今回は泊まりに行くのはやめにして、一緒に夜の食事と日曜日に綺麗な場所にドライブに連れて行ってくれるということになったのです。
朝は仕事前に顔を見せに来てくれました。
夫と少し離れた隙に友人が現れたようで、私が道の向こうから見たらちょうど2人が再会の抱擁中でした。
固く抱き合っているのを見て、それが苦手な私は「どうしよー」と青ざめました。
頬っぺたにチュッもしています。
友人は私より1つ年上の女性です。
動揺しながらも道を渡って近づくと大きく両手を広げて目に涙をためて私の名前を呼んでいたので、もう飛び込むしかありませんでした。
声を聞いたら流石に懐かしさが込み上げて思いがけずもらい泣きしました。
仕事前なので少し話をしてから、夜の食事の場所を約束して、私たち夫婦と夫の友達夫婦4人でサグラダ・ファミリアへ。
工事が進んでとても綺麗になっていましたが、風がものすごかったので、上に上るエスカレーターは止まっていて、下しか見られませんでした。
でも、素晴らしかったです。
サグラダ・ファミリアの後はグエル公園の予定でしたが、強風で埃がハンパじゃなく舞い上がっていたので、急遽予定を変えて、サンツー駅から列車でタラゴナに行くことになりました。
タラゴナはローマ時代の円形劇場がある海沿いの町です。
私たち夫婦はタラゴナが大好きでもう何度も訪れていたので、ぜひ友達夫婦も連れて行きたいと思いました。
各駅停車だと1時間45分くらいかかりますが、ノンストップでタラゴナまでの列車だったので50分ほどで着きました。
話が長くなるので、タラゴナの様子は次の記事にします。