高校生の時からヘルニア持ちの妹は、だんだん痛みがひどくなり、今年の1月からは階段の上り下りさえ苦になるほど悪化してしまいました。いったん悪くなると、ますますひどくなりだし、3月の初めには、車椅子を使わなければ家の中でも動けなくなってしまいました。
病院に行くと、すぐにでも椎間板ヘルニア手術の摘出手術をした方がいいと言われたそうです。でも椎間板ヘルニアの手術は、痛みがひどいうえに、退院できるまで概ね2カ月かかると言われたそうです。小学校4年と2年の子どもを抱える身としては、簡単に入院というわけにはいきません。事情があって、近所で子どもの面倒を見てもらえる人はいないのです。
そんな時、彼女の友達が「TBSテレビ これが世界のスーパードクター12」(2010.3.30)という番組で紹介された出沢明教授(帝京大学溝口病院整形外科教授)の手術を録画して、DVDに焼いてくれました。下の写真はその時の映像の一部です。
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経皮的内視鏡下椎間板ヘルニア摘出術 (PED:Percutaneous Endoscopic Discectomy)というもので、6-8mm内視鏡下にて小鉗子・ラジオ波・ドリルなどでヘルニアを摘出する手術法とのことです。通常では2カ月の入院のところ、手術翌日には歩くことができ、翌日には退院できるとのことです。
テレビで出沢明教授の手術は3年まちとのことですが、妹は藁をもすがる思いで病院に電話をしました。高校生の時から苦しんでいたこと、20年間つらい思いをしてきたこと、子どもがいるのに車いすで生活していること、いろいろ悩みを相談しました。すると明日であればあれば診察に空きが一つあるので、診察をすることは可能であるといわれたそうです。妹はすぐに新幹線のチケットをとって、東京北区赤羽の病院に診察を申し込みました。
突然の診察でしたが、さらに幸運が重なり5月18日に手術の空きができたので、この日であれば手術できますとのことでした。妹の症状がひどかったので、無理して入れてくれたのかもしれません。出沢明教授に感謝です。
さて前日より入院ということで新幹線で上京してきたのですが、ほとんど歩けないためワタシが大宮駅まで車で迎えに行きました。北区の病院まで送り届けましたが、その日は事前のチェックのみで終わりました。
そして翌日の5月18日に手術を受けました。午後3時30分から始まった手術は、1時間30分程度で終わりました。看護師の方に、摘出したヘルニアをホルマリン漬けにされたものを手渡されました。このヘルニアが、椎間板から漏れ出し、神経を圧迫してきたのです。
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手術から戻った妹によると、痛みは消えていないけど、ヘルニアの痛みではないようだと。そして翌日に電話してみると、ヘルニアの痛みは大幅に少なくなったとの事。ただ長い間神経を圧迫してきたので、突然神経が痛み出すことがあるとのことです。手術翌日には退院できました。そして車いすや松葉つえを使わず、最寄り駅まで歩いて帰り、電車で帰って行きました。
手術から1カ月たつと、ほとんど痛みは消えたとの事です。これまでの痛みが嘘のようだと言っています。手術費用は80万円との事でしたが、本人は涙が出るほどうれしかったといっています。
2年前に患って以来、入退院を繰り返していてとても辛いです。
普通の事が当たり前の様に出来ない、仕事も出来ない、辛いとしか言えません。
最近も激痛で全く動く事が出来なくなり1週間程 入院をして、やっと帰ってきましたが、安静に変わりはなく入院中と同じような毎日です。
注射や薬を飲んでも一時的なもので気休めにしかならず、日々 落ち込むばかりです。
早く普通の生活がしたいです。
妹さん、長年の痛みから解放されたみたいでよかったですねヽ(;▽;)ノ
私も頚椎の手術を10年前にしています
日本の低侵略術の先駆けの調布の 西島先生の病院です手足が痺れていましたが 術後より治ってしまいました
しかし三年待ちも普通だそうです
各地で術の出きる先生が増えてきてますので
あきらめずに 当たって見てください
早く良くなることをお祈りいたします