インプラントの手術を受けるにあたって、現在の歯科医療のことを自分なりに勉強しました。
その中で、50代以上(昭和世代)の人は、昔の価値観や昭和時代の情報のまま、止まっているのではないかと自分自身痛感したので今回の記事をアップしようとしたのでありました。
私が子供の頃って、
「とりあえず歯磨きの習慣があればOK」
「虫歯になったら歯医者に行き、歯を削って銀歯を入れてもらう」。
「歳をとって歯が抜けて入れ歯になるのは仕方ないこと」
これがすべてで、今のように「定期的に歯石をとりに行く」とかいう習慣もなかったし、歯磨き粉も、今のように高性能なものはなかったです。
私の場合、結婚後は、近所の歯科医で歯石をとりにきてくださいと言われていたので、それでも年に1回は、歯石を取りに行ってましたが、そこの歯科医院は保険診療のみでしたので、自由診療という選択肢はまったくありませんでした。
ところが近所の歯科医院が閉院したことにより、新たに歯科医院を探さねばならず、その中で、保険で治療してもらえる銀歯は安価なことがメリットだが、虫歯を再発しやすく、そのたびに歯が削られていくということ、金属アレルギーを引き起こす場合があること、海外(ドイツ)では銀歯の使用が禁止されてることなどわかりました。
(※最近では、保険診察内でも、銀歯を使わない治療(CAD/CAM冠といわれるもの。プラスチックを使う)ができるようにはなってきています。)
また、歯が健康であることと、健康寿命には関係があると言われており、自分の歯を少しでも多く残すことが大切とされています。
保険診療の安価な治療に慣れていると、自由診療の金額を聞くとえええええ~とぶっとぶ
ですが、↓動画を見て、なるほど自費診察はそれだけの価値はあるということに納得しました。
【神経抜く治療】《自費 VS 保険》圧倒的違いを解説‼
幸い、自分はこれまで抜歯したのは1本だけなのでインプラントを入れるのも1本だけですみましたが。。。
他にも銀歯は多数あり、1度全部きれいにしたい衝動にもかられますが、とりあえず、「怪しい」歯のみの治療をすすめることに決定。
その他の銀歯は、気になるところが出てきたら順次、セラミックに変えて行こうと思います。
実際、右上の奥歯が気になるので見てもらったら小さな虫歯がありました。
レントゲンには映らないものでしたが。。。
ここに、自費診療のジルコニアの被せものをします。
さてここでまとめです。
歯周病ケアの商品のCMは、見ない日がないっていうくらい、巷にあふれてる。
しかし、総合的にどうしたらよいかというのが、全体として見えてこない。
結論は、
・歯ブラシを使った歯磨きだけではダメ。十分ではない。必ずフロス、歯間ブラシを併用すること。
・歯磨きは、寝る前が特に重要。
・歯科医院に定期的に歯石を取りにいくこと。(3ヶ月に1回とか半年に1回)とか。
・高濃度フッ素の歯磨き粉を使用すること(ただし6歳未満は使用不可)。
歯科医院をかえて、歯磨きを指導されて、フロスを使うようになってから、口臭がウソのように消えました。
歯肉炎の歯がありましたが、歯磨き粉も変えてフロスや歯間ブラシを使うようになってからは、出血もとまり、ぶよぶよしていた歯ぐきもひきしまりつつあります。
めんどくさいけど、ここまでしなければならないんだな~と
そして、インプラントなど自費診療はいいということはわかるけど、なんでこんなに高いの~、っていうのは正直なところ。
なので、無駄なお金を使わないためにも、若いときから(今からでも)丁寧な歯磨きと定期健診をおすすめします。それが結果的にはコストをおさえて自分の歯もまもれることになる。
今回のことで自分の歯科治療の考え方が「昭和」で止まっていたことがよくわかったし、興味がない分野って積極的に自分で知ろうとしないから、アップデートもされないんですね。
知らないうちに情報弱者になってたんだな~ってことですごい学びになりました。
次回、おススメの歯磨きグッズの紹介です。
つづく