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ホタルの幼虫を観察する旅

2017-09-01 23:48:24 | 生物観察

今回は、ホタル学校でのゲンジボタルの幼虫を観察する旅を紹介します。

 

愛知県岡崎市の東部の山中に「ホタル学校」があります。

名古屋から名鉄に乗り、本宿駅で下車し、タクシーで20分ほどで「ホタル学校」に到着です。

 ここは、かつての鳥川小学校です。

この小学校でホタルの幼虫を育て川に放流していましたが、7年前に廃校となり、

現在は岡崎市がホタル学校として運営し、ゲンジボタルの幼虫育成、川の環境保全を行っています。

 

ホタル学校は、山間の里山のような場所にあり、学校の横を流れる小川でホタルの幼虫が

育ち、6月上旬に見事なホタルの乱舞を見せてくれます。

このホタル学校は、中部地方では有名なホタルの里になっています。

 

入口の水槽には、6月下旬に卵から孵化して川に入った幼虫とそのエサになるカワニナが育てられています。

 

ホタル学校の玄関に入って少し進むと右手にホタルの幼虫が見やすいように浅い容器に

入れられています。

係の方が石をどかすと5~8mmほどの幼虫が歩いているのを見ることができます。

 

ホタルは、成虫になって飛び立つと水しか飲まない生活となり、約1週間で死にます。

1週間の間にオスとメスが交尾をし、子供を産み落とします。

 

ゲンジボタルは、清流にしか生息しません。

清流の流れる川を守っていき、いつまでのホタルが光を放って飛び交う様を見ていきたい

ものです。

 

ホタルの飛び交う時だけでなく、幼虫も見学してホタルの一生を観察してください。