そして、地方の有力者は私兵を養い裏で殺人にも手を染め、表と裏の力で地域を支配しているという現在の中国社会が抱える問題がはっきりと知らしめられた。

 まさに表と裏が一体化する〝警匪一家〟現象であるが、その地下を支える黒社会がいまどの程度の勢力となっているかについては正確な統計はないが、確実に中国全域のの地方行政と結託しているとみなされている。

習主席は、この黒社会を一掃するというから、凄いし、また、習政権の体制が盤石になったことでもあろう。

中国での取り締まりが強化され、黒社会は世界中の支部での活動を強めているとか。香港をはじめとして、マカオ、台湾、日本などに加え、欧州、北米、南アフリカ、オ-ストラリア、ニュージーランドなどで、中国人社会で活動を強めているという。

日本では、すでに歌舞伎町に根を張っていて、同じく歌舞伎町を縄張りとする、日本の暴力団幹部が黒社会日本支部に射殺され大きなニュースになった。世界各地のチャイナタウンでも黒社会の暗躍のニュース報道を見るようになっている。

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