先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

トヨタ・カムリが、全米で「毎日1000台」売れている!

2018年01月14日 18時44分25秒 | 日記

 

Forbesがカムリのアメリカでの快進撃の様子を伝えていた。こくないでも、新型HPVのC-HRgakogata SUVでベストセラー、AQUAやプリウスもベストセラー、文字通りトヨタは世界の最高の自動車メーカーになったのはすごい。
 
 

トヨタ、カムリ

新型カムリは全米で毎月平均3万台、つまり毎日1000台も販売されている。同車の開発主査の勝又正人も「カムリは食パンだ」と言う。「特にアメリカではね。毎日食べても大丈夫、決して失望することがないのが、食パンです」 

ところが、トヨタは食パンの材料を変えてみよと。勝又によれば、SUVの人気急上昇の影響でセダンの販売台数が年々、少しずつ落ち気味だと言う。セダンであるカムリの寿命を延ばすために、思い切ってデザインを一新する必要があった。

数年前、豊田章男社長はトヨタの高級ブランド、レクサスのみならずトヨタのデザイナーにも、「もう、平凡さはいらない、もっと個性的でスタイリッシュでなくてはならない」と宣言していたのだ。ということで、外観の平凡さを捨てて、こんなに変身したということだ。正直に言って、新型カムリは、かなりカッコいい。従来と比べてよりワイド&ローというプロポーションがよくなっている。全体的にボディとシルエットは評価できる。だが、日本向けのグリルについては、賛否両論だ。良く言えば「トランスフォーマー」に登場するロボットに付いていればぴったりのような、ガンダムっぽいデザインだ。でも悪くいえば、目を細めて睨んでいる歯列矯正中の猫か、オキアミを飲み込んでいるクジラのようだ。

 
しかし、面白いことに、アメリカ仕様の中には、よりシンプルでスポーティなグリルもオファーされている。それは羨ましい。



さて、室内もバニラ・アイスを脱する路線で、ダッシュボードはS字にインスパイアされたデザイン、これまでより高品質な素材を使ったコクピットはなかなかいい。シートにはスタイリッシュなステッチも施されているしね。デザイナーがかなり頑張ったことは、よく分かる。

室内に採用された木目調のトリムは、好きな人は好きだろうという感じ。予算をかけた部分と、節約したところが一目瞭然。たとえば、インフォテイメント・システムにはお金がかかっているが、黒いプラスチック製のカップホルダー周りは、ダッシュボードに比べて合理化されたことが分かる。

さて、エンジンだ。ホンダ・アコードを含めて、ライバル車種の多くはより小型の4気筒ハイブリッド、ターボになる傾向だが、新型カムリはアメリカでは2.5Lガソリンエンジンと2.5Lハイブリッドに加え、やはり人気のV6も揃えている。ただし日本ではCVT付きの4気筒2.5Lハイブリッドのみだ。
 
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世界のクルママニアをうならせた、日本人デザイナー

2018年01月14日 18時01分16秒 | 日記

Forbesが、世界のモーターファンをうならせた日本人デザイナーの記事を載せていた。

モーター・スポーツのイベント「ザ・クウェイル」でKode 0を発表したケン奥山氏(photo by Ken Okuyama Cars)

外観デザインを原点に戻したというKode 0の外観は装飾を排した楔型で、最新の空力性能を用いて、安定性やダウンフォースを最大化している。

「ワン・モーション」と呼ぶ迫力満点のスタイリングを見てみよう。低くシャープなノーズからのラインは、ブレーキ冷却ダクト、そして縦に並んだLEDのヘッドライトへと一気に流れる。スタイリングはAピラーの上部を頂点として、この手のスーパーカーに不可欠なガルウイングドアを撫でながらCピラーへと鋭角的に降りていく。ジエーターを冷却した空気は、特別にデザインされたメッシュのカバーに被われた、テイルエンドの通気孔から効率良く排出されていく。 Kode 0を象徴するメタリック・グリーンのペイントを施された2つの大きなファンは、リア・コーナー・メッシュの中にはっきり見えるように置かれ、リアのスタイリングにドラマを与えている。

Kode 0は奥山のデザイン哲学の結実と言っていいだろう。カーボン・ファイバーのモノコックに搭載されたパワフルで、自然に空気を補給する最新の700馬力V12エンジンが、スーパーカーのデザインとして見事に溶け込んでいる。Kode 0は巨匠ガンディーニの名車の隣に置いても、すぐに馴染むほどのセンスと迫力があると言える。

やはり、こんなに格好いいクルマが作れるのは、大手カーメーカーの製造基準や安全性基準に縛られないで済むからだ。今、一般に手の届くクルマにこんなデザインがないのは残念だ。

 日本の工業デザイナー、ケン奥山こと奥山清行。彼が手がけるのは、新幹線からトラクター、ロボット、家具、めがね、食器と幅が広い

日本人が世界で活躍するのを聞くとうれしくなる。

 

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尖閣航行の中国潜水艦、攻撃型原子力潜水艦

2018年01月14日 17時45分23秒 | 日記

 

 日本政府が、沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域内を11日に航行した中国海軍の潜水艦について、原子力潜水艦「商(シャン)型」と断定したことが分かった。

 

中国の原潜を巡っては2004年11月、「漢(ハン)型」原潜が沖縄県の多良間島周辺の日本領海に侵入して潜航したことが確認されたが、尖閣諸島周辺の接続水域では初めて。

 政府関係者によると、「商型」は「漢型」の後継として開発された攻撃型原潜。核を積んだ弾道ミサイル(SLBM)は搭載できないものの、巡航ミサイルの搭載は可能だという。政府は、潜航能力や静粛性などを詳細に分析すると同時に、尖閣諸島周辺などでの警戒監視を強める方針だ。

中国は、インド洋、アラビア海、バルト海と相次いで海軍基地を作るなど恐ろしい!

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マグロ「完全養殖」に大手企業が次々参入

2018年01月14日 16時37分45秒 | 日記

殖した成魚の卵を人工的にふ化させて成魚まで育てる「完全養殖」のクロマグロ市場に、水産大手の進出が相次いでいる。すでに商業化しているマルハニチロに続き、この冬は極洋が初出荷。日本水産も2017年度内を予定する。18年から罰則付きの漁獲規制が導入されたこともあり、安定供給が期待できる完全養殖に注目が高まっている。乱獲で急減したクロマグロの15年の国内流通量は約4万6千トン。半分程度が輸入で、残りの約3割は天然の幼魚を太らせて出荷する「畜養」だが、18年7月には畜養用に天然の幼魚を漁獲する沿岸漁業の漁獲規制が罰則付きになる(沖合漁業は18年1月から)。これまで自主規制の扱いだった資源管理を法規制する。 そのため、資源管理に左右されない完全養殖に力を入れる企業が増加。大分県佐伯市の研究センターで人工種苗の生産に成功した日本水産は年度内の初出荷を目指し、18年度には500トンに増やす方針だ。極洋は飼料製造大手フィード・ワンと連携し、17年11月に国内スーパーなどへ初出荷。極洋は「赤身の鮮やかさが特徴で、今後はアメリカなどへの輸出も視野に入れている」と力を込める

近代のマグロ養殖は1970年に始まっているというが、そもそもの近代での水産養殖は1948年に始まっていて、大勢の貢献があったろうが、とっくの昔に無くなっておられるが、気骨の人、世耕弘一さんと原田輝雄さんお功績が大きい。

世耕弘一さんは、太平洋戦争に敗れ、漁船と領海の多くを失った日本漁業は壊滅的打撃を被った。1946年刊行の「造船協会会報」は、戦前に年平均540万トンあった漁獲高が戦争の始まった41年に63%まで目減りし、終戦の45年には36%に激減したと記す。危機感を抱いた大阪理工科大学(近畿大学の前身)学長の世耕弘一は海を畑になぞらえ、栽培漁業で「海を耕す」と唱えた1948年に和歌山県白浜町に「臨海研究所」(後の水産研究所)を設立し、ハマチをターゲットと定めた。養殖といえばコイなど淡水魚が主力の時代で、周辺の漁師は半信半疑だったが、弘一は意に介さない。なにしろ戦争中の42年1月、東条英機内閣が進める統制経済に衆議院議員として帝国議会で批判の論陣を張った反骨の人。「10年待てばうまくて安い魚を食べさせてあげる」と平然と言い切った。

そして実地に養殖を苦労して成功に導く礎を気付いたのが原田輝雄さんで、ハマチ養殖を託されたのは53年に近畿大学助手として同研究所に着任した。それまでの養殖は入り江を堤防で仕切る「築堤式」が主流だったが、工期が長くコストもかさむ。のちに第2代所長となり、海面に浮かべたいかだに網をつるし、その中で魚を育てる簡便で低コストの「いけす網式」を考案した。これが世界中の養殖場に広まり、60年末から年明けにかけ、育てたハマチを大阪市中央卸売市場に出荷した。大学生まれの魚という希少性もあって面白いように売れ、5000尾で約400万円になった。ハマチは出世魚。関西ではツバス、ハマチ、メジロ、ブリと名前が変わる。養殖ブリ類の国内生産量は61年に約1900トンだったのが、2015年には約14万トンに増え、弘一の予言通りになった。

近畿マグロを成功させる礎を作った2名の方の苦労、押して測るべし?!

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「ながら運転」,事故なくても懲役6月以下

2018年01月14日 15時08分13秒 | 日記

 

道路交通法改正で、ながら運転や高齢者運転に新規定。早ければ22日召集の通常国会に改正法案を提出する。

 
◎携帯電話などを操作して交通の危険を生じさせた場合の罰則について、現状の「3月以下の懲役または5万円以下の罰金」から「1年以下の懲役または30万円以下の罰金」に引き上げる。また、軽微な交通違反を犯した際に、反則金を納付すれば刑事訴追されない交通反則通告制度の対象から除外する。

 さらに、直接交通の危険を生じない場合でも、現状の「5万円以下の罰金」から「6月以下の懲役または10万円以下の罰金」に厳罰化する方向だ。携帯電話使用などが原因の交通事故件数は23年は1557件だったが、28年には2628件を数えた。

運転中の携帯電話使用の取り締まり件数は毎年約100万件規模で推移し、28年は全体の交通取り締まり件数の約14%に上った。内閣府が昨年8~9月に実施した調査でも、「ながら運転」の経験がある人は13%に上る。


◎高齢者75歳以上の運転者による割合は、平成18年には7・4%だったものが、28年には13・5%へと高まった。それぞれの地域・個人の事情に応じた運転に関する相談の充実・強化が課題となっており、道交法に「安全運転相談」を新たに明記して相談に応じていく方針だ。

◆ながら運転は、自動車だけでなく自転車でも多く見られるし、ながら歩行は当たり前。これらはどうやってなくすか? 罰金制は潔しとしないが、大きな事故が続出する前になくさないといけないからやむを得ないと思う。元気な高齢者を交通指導員として配備するのもあるだろうが、切れる若者が逆に交通指導員にけがさせてしまう場合もあろう。そんなこんなでこの案もなかなか実行しずらい。同世代の学生層を対象に市とか区の交通指導要員として雇用するのが良いのでは?

 

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