大泉(現、東京都練馬区東大泉)の地に移り住んだ大正15年から、94歳の天寿を全うされるまで
過ごされた邸宅跡が「牧野記念庭園」として公開されています。
今年8月1日には大規模改修を終えて、一般公開が再開されましたので、漸く秋らしくなった日に行って来ました。
博士を支え続けながらも昭和3年病の為先立たれた妻、壽衛(スエ)への感謝を込め、命名された
スエコザサ("ササ・スエコヤナ・マキノ")が植えられています。
当時のままに保存され 公開されています。
博士が命名された植物は、新種1000種を含め、2500種。 新種発見は600種にも及ぶとのことです。
博士生誕の日 5月22日が「植物学の日」になっているのも頷けます。
自ら採集された植物の標本などが展示されています。
あいにく 今回は紅白のヒガンバナが咲いているのが見られたくらいでしたが、
センダイヤザクラの開花時期にもう一度 訪れてみたいと思っています。
「牧野記念庭園」についてはこちらにも。
また牧野博士の故郷、高知県には「高知県立 牧野植物園」があります。