花はいろいろ 旅はときどき

綺麗な花をきれいに撮りたいなぁ~

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牧野記念庭園へ

2010-10-02 | お出かけ
牧野記念庭園の正門

日本の「植物の父」と言われる故牧野富太郎博士(1862-1957)が、
大泉(現、東京都練馬区東大泉)の地に移り住んだ大正15年から、94歳の天寿を全うされるまで
過ごされた邸宅跡が「牧野記念庭園」として公開されています。
今年8月1日には大規模改修を終えて、一般公開が再開されましたので、漸く秋らしくなった日に行って来ました。

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↑ 入口を入ってすぐ左側にある「牧野富太郎博士の胸像」の下には、
博士を支え続けながらも昭和3年病の為先立たれた妻、壽衛(スエ)への感謝を込め、命名された
スエコザサ("ササ・スエコヤナ・マキノ")が植えられています。


↑ 博士が94歳の天寿を全うするまで籠って、研究や執筆をされた書斎と書庫が
当時のままに保存され 公開されています。
博士が命名された植物は、新種1000種を含め、2500種。 新種発見は600種にも及ぶとのことです。
博士生誕の日 5月22日が「植物学の日」になっているのも頷けます。


↑ 常設展示室には 博士が植物採集や研究の為に使われた道具や、日用品、直筆の原稿、植物関係の書籍、
自ら採集された植物の標本などが展示されています。
あいにく 今回は紅白のヒガンバナが咲いているのが見られたくらいでしたが、
センダイヤザクラの開花時期にもう一度 訪れてみたいと思っています。

「牧野記念庭園」についてはこちらにも。
また牧野博士の故郷、高知県には「高知県立 牧野植物園」があります。