今年もお盆の15日、

中華料理店 四海樓の精霊船です。

長崎では精霊流しが行われました。
急に土砂降りになった!
…かと思ったら日がさしたり…
を一日中繰り返すというお天気でしたが、
昨年より精霊船も増え、
ドラや爆竹の音で
例年通りの賑やかさでした。
写真を写す予定は無かったのですが、
綺麗な船がやってきたので、
急いで携帯で写しました。

中華料理店 四海樓の精霊船です。
ランタンフェスティバルのオブジェの赤龍をイメージした船だそうです。
他にもたくさんの船が、
縁者の方々によって賑やかに流されていました。

こんな形の船が昔ながらの精霊船です。
船体部分が2連になっていて、豪華な中に厳かな感じがしました。
どの精霊船もそれぞれに、
故人のことが感じられるような工夫がされていて…
一般的な精霊船の形ではなく、
電車や、船、御所車…というような船も。
(故人の職業だったり、好きだったことに因んでいたり…ですね。)
船の正面に
故人の遺影が掲げてあるのですが、
それを見ていたら、
その人の人生を感じたりします。
また、忘れていけないのが「もやい船」
町内で一艘の大きな精霊船を作り、
それに初盆を迎えた御霊を
一緒に乗せて流すというものです。
また、ワンちゃんや猫ちゃんのための船もありました。
きっとたくさん可愛がられた子達なんでしょうね。
賑やかさの中に、
残された人達の寂しさも感じられて…
精霊流しは
長崎のお盆を締めくくる大切な行事です。
写真が少なくてすみません。
以前はたくさん写真を撮っていたのですが、最近は静かに見送らせていただいています。