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気まぐれ日記

~テディベアと長崎の風景~

読書好き?

2025年06月13日 | 読書
子供が生まれた時から
読書が好きな人になって欲しいなと
思っていました。

私は読書家だったわけではないけど
単に本が好きで、
子供達にも本からいろいろなことを
学んでほしかったからでしょうか…

読み聞かせも大好きだったので、
仕事で疲れていても、
好きな絵本を2冊ずつ選んでもらい
読んであげていました。




小学生になると
話の長い本を選ぶのでさすがに大変で、
時々居眠りしたり
続きはまた明日〜なんてこともありました。






それで子供達が今どうなっているか?

読書家とまではいきませんが、
二人とも本が好きで、
常に何かしら読んでいるようです。

先日我が家へ遊びに来ていた息子が、
私の読みかけの本を見て…





原田マハさんの本って面白いよね〜

って言い出して、
私の一番好きな作家さんだったので
とても嬉しくなりました。

それから読んだ本やお薦めの本について
盛り上がり…

これからも
こんな時間を時々持てたらいいなと
思いました。





アートに関する本が多い原田マハさんの本。
この2冊は印象派、ポスト印象派について
年表も交えて物語風に
わかりやすくまとめてありました。

アート以外の本も
とっても良い本ばかりです。




百貨の魔法

2025年05月22日 | 読書
村山早紀さんの「百貨の魔法」
(2018年に本屋大賞9位作品)



とても良かったです。

村山さんの作品には不思議ことが
起こることが多いのですが、

それがいつもなんだかドキドキ…
読んでいて楽しいです。

今回の「百貨の魔法」は
店主や店員さん達、お客さん達の
百貨店への愛が溢れてて、

優しい気持ちになれました。



村山さんの作品で最初に読んだ…
「桜風堂ものがたり」(2015本屋大賞5位)
も面白くてすぐに続きを読みました。








このシリーズは
書店員さんが主人公のお話です。

最近は書店が少なくなってきて、
私も書店で本を選んで買うということが
なくなりました。

どうしても欲しい本はネットで購入。

読みたい本はほとんど図書館で借ります。

でも「桜風堂ものがたり」を読んでいたら
本屋さんで買いたくなりました。
書店員さん達が頑張ってる姿が
いきいきと描かれているから。

地域の本屋さんを利用して、
盛り上げていかないといけないですね。


それから
村山さんの作品には大抵猫が登場します。

先に紹介した作品にも、
次の作品にも…

「不思議カフェNEKOMIMI」
「心にいつも猫をかかえて」など…

私も猫が大好きなので
猫好きには特におすすめですね。

長崎県生まれの村山早紀さん、
同郷だし、とても親しみを感じています。

これからも
読むことで応援したいと思います。





俺たちの箱根駅伝

2025年05月19日 | 読書
しばらく本の感想を
載せていませんでしたが、
週に一冊程のペースで読んでいます。

ただ、以前みたいに感想を書くのが
少しずつ億劫になり…
なかなかご紹介できなくなってきました。

そんな中…

池井戸 潤さんの
「俺たちの箱根駅伝 」上下は
とても面白かったのでご紹介します。




箱根駅伝関東学生連合チームのお話で、
それにテレビ局等、周りの人達も絡んできます。

箱根駅伝…
私もお正月には毎年見ていますので、
関東学生連合チームの存在は知っています。

出場出来なかったチームの中から
早い選手が集められたチームだとは
知っていましたが、
この本を読んで全く印象が変わりました。

小説とはいえ、
学校の違う選手たちそれぞれに
ドラマがあり、
監督や周りの人達も一団となって
本番まで立ち向かう姿に感動!

来年からはしっかり応援したいと思います。





いつもは、老眼で見えにくいから
本は読まないという夫が、

この本に関しては全く別人と化し、
一気に完読していました

やはり池井戸潤さん、すごい!
「俺たちの箱根駅伝 上」本屋大賞2位
「俺たちの箱根駅伝 下」本屋大賞4位
…でしたから、面白いはずですよね。

私は上の最後の場面が感動でした。

駅伝と言えば、襷(たすき)!
襷に込めたみんなの思いが
とても大きく感じられました。


本好きの方は既に読んでいらっしゃるとは思いますが、まだの方にはぜひおすすめの本です!


スピノザの診察室

2024年09月27日 | 読書
2024年本屋大賞第4位の作品
「スピノザの診察室」夏川草介作



図書館の貸出順番が回ってきて、
やっと読むことができました。

作者の夏川さんは現職の医者なんですね。
実はそんなことさえ知らずに読みました。


内容は…
最前線で活躍していた凄腕の医者が、
妹の死により残された甥を育てるために
一線から退き、
地域医療に携わっていくお話。

いろいろな事情がある患者一人一人に
真摯に向き合い、
どのような医療が必要なのかを考え、
最後まで患者の気持ちに
寄り添っていく姿に感動しました。


困難に対して…
勇気と誇りと優しさを持つこと、そして、
どんな時にも希望を忘れないこと。

本書を通じて、そんな人々の姿が少しでも伝われば、これに勝る喜びはありません。

…と
夏川さんは読者へメッセージを発しています。


これからの自分自身の生き方を考えさせられる…とても素敵な本でした。

また、ベストセラーとなった
デビュー作「神様のカルテ」
2010年本屋大賞2位も受賞されていますが…

実はまだ読んでいなかったので、
早速こちらも読んでみたいと思います。









星を編む

2024年09月22日 | 読書
「星を編む 」凪良ゆう
2024年本屋大賞8位受賞作



2023年本屋大賞受賞作
「汝、星のごとく」の続編とのことで

早速、図書館へ予約。

4ヶ月待って…
やっと読むことができました。

さて続編は…
前作に劣らずとても良かったです。

前作の補足?というか…
登場人物のことがもっとよくわかったので

前作をより良くし、

また別の角度からも見ることもでき、
これはこれで、充分深い内容。


こんな人生があるのか?って思ったけど、

読んでしまえば、なんだか心温まる…
とても良い作品でした。

今回…
作品自体の内容に全く触れていませんが、

2023年本屋大賞受賞作
「汝、星のごとく」

2024年本屋大賞8位受賞作
「星を編む 」

順に2冊とも読んだ方が
より楽しめると思います。


(おまけ)
やはり、ちょっとだけ…内容を…

先生と教え子達と、その周りの人々と、
そして編集者達の愛の物語…でした。