気まぐれ日記

~テディベアと長崎の風景~

鍋冠山から見た長崎港の風景

2021年01月30日 | 長崎
お天気が良かったので、
鍋冠山(なべかんむりやま)に登ってみました。


世界文化遺産の大浦天主堂前を左に曲がります。




大浦天主堂の横の祈念坂の石段を登ります。




振り返ると長崎の街が見えます。

遠藤周作さんが好きだったという坂…
いろいろな映画にも使われました。




明治10年以前に作られた坂で、
煉瓦塀にはS字の金具がまだ残っています。
何か用途があったのかはわかりませんが…




途中にある大浦展望公園からの眺め。



坂の街長崎…
山の上の方まで家が建てられています。


グラバースカイロード(斜行エレベーター)
坂の街長崎ならではで、
市民の足として無料で使われています。




次に見えるのは、
南山手レストハウス(旧清水氏住宅)です。
名前の通り、観光客のための休憩所として
開放されています。

外国人居留地初期における住宅の特徴である
石造の外壁が見られます。





さて、グラバー園第2ゲートを過ぎると、
そこから100mの山登りです。

藪椿や水仙のいい香りに包まれながら
ゆっくりゆっくり登りました。







いよいよ鍋冠山公園展望台からの眺めです。
展望台からは長崎を一望することができます。




入江の奥方向に長崎の新駅舎が建築中です。




稲佐山方向。




長崎港の玄関口には女神大橋が架かっています。
多くのクルーズ船が入港する時に
女神大橋は撮影スポットとしても人気です。




長崎三菱造船所も見えます。






展望台は、平成28年4月にリニューアル。
旧グラバー住宅や軍艦島など
「明治日本の産業革命遺産」の構成資産を
一望することができます。




平成24年10月に世界新三大夜景に
長崎の夜景が認定されました。

稲佐山からの夜景が有名ですが、
実はこの鍋冠山展望公園からの夜景も
とても綺麗です。
駐車場もありますので、
私みたいに歩いて登らなくても充分楽しめます。


人のために頑張った人達

2021年01月28日 | 読書
昨年読んだ本の中から、心に残った本の紹介です。

【風に立つライオン】        さだまさし

長崎出身のさださんの本ということで、
読んでみたくなりました。

40年以上前、
アフリカの地で医療に従事した長崎大学出身の
若い医師をモデルにした話でした。

今ではかなり医療も進んでいるのでしょうが、
当時は病院すら少なく、設備も不十分…
また戦争などで治安も悪く、
医療従事者もすごく大変だったようです。

映画化もされたようですが、
残念ながら私は見ていませんでした。

感動の一冊でした。



【アルバムのチカラ】
                          藤本智士・浅田政志

東日本大震災の津波で汚れてしまった
アルバムや写真を洗浄し、
元の持ち主に返す活動をした人々の記録。

同じくそのボランティアに参加し、
その活動を2年間にわたり
写真に撮って残したのが写真家の浅田さんです。

題名にもなっている「アルバムのチカラ」
アルバムが持つかけがえのないチカラを信じて
それを残そうと頑張る人達の姿…
素晴らしい活動だと思いました。

昨年公開された映画「浅田家!」の原案の
一つにもなったそうです。



【希望、きこえる?】        榮谷明子
〜ルワンダのラジオに子どもの歌が流れた日〜

ユニセフ職員の明子さんが、
ルワンダの子供達のためにラジオ番組を
作りました。

それまで、ルワンダには、
「おかあさんといっしょ」や「みんなのうた」
のような番組が無かったそうです。

明子さんは、現地の人たちを巻き込みながら
頑張って、とうとう夢を叶えます。

番組ができた時の子供達や周りの人達の
喜んだ顔が目に浮かびました。

この本は、子供にも読めるように、
わかりやすい言葉で、
漢字にもふりがながふってあります。

夢を叶えるために頑張る姿に心打たれました。





ジャズを聴きながら・・

2021年01月26日 | Weblog
朝起きたら、まず窓を開けて
外の新しい空気を深呼吸…

そしてYouTubeのジャズをかけます。

若かった頃は、
LPを買ってよく聴いていましたが、
今はYouTubeがあるからいいですね。

そして、ジャズを聴きながら
皆さんのブログを読み…

その後…
チベット体操とおうちヨガをやります。
ヨガは腰痛肩こりケアと毒だし錆落としの
2プログラムをやっています。

身体が充分ほぐれたら、
朝のコーヒーを淹れます。

お部屋に漂うコーヒーの香りと
ジャズの音楽に癒されます。

子育ての頃は仕事もフルタイムだったから
毎日大変でこんな優雅な時間は皆無でした。

今は子供達が子育て世代…
私は応援して、時々お手伝いするだけ…

コロナ禍で不自由なこともありますが、
それでも毎日ゆっくりした生活が送れることに
すごく感謝しています。













本を読んで、絵画を知る

2021年01月18日 | 読書
特に絵画が好きというわけではないのですが、
美術館等で絵画を見るのは好きです。

そんな私ですが、
有名な画家が書いた有名な絵画を題材にして
小説を書いている原田マハさんの作品に
最近ハマっています。


【〈あの絵〉のまえで】

一枚の絵に関係する人間模様を描いた作品。
6篇の短編集です。

マハさんの作品はこの本が初めてでした。
どんな絵なのか、
ネットで確認しながら読みました。


【楽園のカンヴァス】


ルソー作「夢」によく似た一枚の絵画が
本物か偽物かを見極めるというもの。
とても面白くて
どんどん引き込まれていきました。



【ジルヴェルニーの食卓】


セザンヌ、マティス、モネ、ドガの人生と作品への葛藤を描いた短編集。

マハさんの作品は、アート作品に限らず
次に読みたい本はたくさんあるのですが、
図書館で借りて読むのでなかなか順番が
回ってきません。

ま、急いではいないので、
ゆっくり楽しんで読んでいきたいと思います。