気まぐれ日記

~テディベアと長崎の風景~

米寿のお祝い

2023年02月24日 | 介護
市役所から
父の米寿のお祝いのメッセージが
届きました。

父は
母が亡くなった直後に認知症を発症し、

その後は幻覚などで
随分苦労させられましたが、
今は寝たきり状態です。

施設に入れることも考えましたが、
独身の弟が自分が看ると言ってくれて
早期退職し、
自宅で介護しています。

もちろん、
利用できる介護サービスを
フル利用させてもらっています。

弟が退職するまでは、
私が早期退職し、
実家に通っての介護でした。

このブログでも、
父の介護のことを書いていた時期が
ありましたが…

今は、夕食のみ準備して届けています。

歯も弱くなっているので、
和風、中華風、洋風…と
味を変えるだけで、

小さく刻んだいろいろな具材を
柔らかく煮込んだものが
メインメニューになっています。

自分で食べないし、
目が不自由なので、
盛り付けや色合いなどは関係無しです。


前置きが長くなりましたが、

普通だったら、
米寿のお祝いということで
みんなで集まって
食事会でもという話ですが、
それも無理なので、

とりあえず
父の好きな食べ物を準備しました。



ささやかなお祝い膳ですが…

ちらし寿司
茶碗蒸し
胡麻豆腐
栗饅頭


自分が米寿を迎えたことを
わかっているのかいないのか…

私たちにはわかりませんが、

せめて、
息子がお世話してくれてることぐらいは、
わかってくれていたらいいなと思います。

健康寿命、大事ですね。









要介護認定調査結果

2021年03月19日 | 介護
1月父が要介護認定調査を受けましたが、
要介護5に認定されました。

完全に寝たきりの状態なので、
当然の結果だとは思いますが…

介護サービスの単価は上がるけど、
利用できるサービスも増えます。

自宅介護なので
やってもらいたいことは沢山あるのですが、

とりあえず、
訪問入浴を新たに増やすことにしました。

最近は体を拭いてもらうだけだったので、
なかなか清潔が保てず…

お風呂に入ってスッキリしてほしいです。

くれぐれも土壇場になって
嫌だって言いだしませんように!





要介護認定調査

2021年01月07日 | 介護
久々、介護についての話です。

何年か前まで、
父の介護についていろいろと書いていましたが…

父と同居している独身の弟が早期退職後、
自分が看るからと言ってくれて、

それからの私は、
毎日夕食を作って持っていくだけです。

私が看ていた頃はまだ父も元気で、
毎日散歩に連れて行ったりしていました。

今は寝たきりで、何もしません。
食事でさえ、寝たまま口を開けるだけです。

ホームに入れる事も考えましたが、
父の意思を尊重して、自宅介護です。

訪問看護師、訪問理学療法士、訪問ドクター、
介護ヘルパーさんをお願いしています。

それでも私だったら絶対に無理だと思います。

昨年要介護3まで認定されましたが、
今は自分では全く何もしない…できないので、
多分介護段階が上がると思います。

段階が上がると、
サービスの時間を増やしたり、
やってもらうことを増やすことができます。

でも、段階が上がるということは、
それだけ手がかかるということなので、
その分、一つ一つの単価が上がるそうです。

なるほどですね。

弟には、ずっと父を看てもらって、
頭の下がる思いです。

せめて、私にできることを…と
夕食を届けている次第です。

今日は午前中に要介護認定調査があったので、
一緒に七草粥を作って持って行きました。




写真はまだ七草粥になっていませんが…
七草セットは助かりますね。

お粥が大好きな父、喜んでくれたかな?



余命宣告

2020年11月14日 | 介護
辛い題名になってしまいました。

親友のお母さんが癌になり、
長くて3ヶ月、早いと1ヶ月持たないかも…
と言われたそうで…

92歳の高齢で、体力も持ちそうに無く、
緩和ケアを選ぶことにしたとのこと。

まだ自宅療養で頑張っていらっしゃると聞き、
話せるうちに会いたかったので
早速お見舞いに行きました。

看護師さんだったのでしっかりした方でした。
その頃にしては大柄でお洒落で、
自立した女性という感じでした。

それが、会いに行ったら、
身体も小さくなって、弱々しくて…

昔話を一緒にしたいと期待していましたが
やはり病状は良くないみたいで、
私だとわかってはもらえましたが
ほとんどお話はできませんでした。

今はコロナ禍のため、
入院したら、家族以外は面会できず、
家族でさえ2人以内の30分以内だそうで
なんだか切ない話です。

普段なら1ヶ月も3ヶ月も、
何気なく過ごしてしまうのですが、
余命宣告となるとそうはいきません。

一日一日が重く感じられます。
どうか一日でも長く安らかに過ごしてほしいと
願うばかりです。
















聞き上手な話し相手

2020年09月29日 | 介護
介護を始めたばかりの友人宅へ出かけてきました。

今年90歳になるお母様の介護…
2年前にお会いした時はまだお元気でした。

いろいろ悩みもあるかもしれないので、
せめてお話を聞いてあげられたらいいなと
思っていたのですが…

結局はお互いに悩み相談になってしまいました。

同い年の同じような悩み、
解決はしなくても聞いてもらうだけで
また前に進めそうな気がします。

お互いいつどうなるかもわからないから、
会えるうちにまた会おうねと約束しました。


一緒に聞き上手な話し相手を連れて行きました。
テディベアです。





私も仕事で単身赴任した時は、
テディベアにずいぶん癒されました。

彼女やお母様のそばにいて、
少しでもお役に立てればいいなと思います。

そうそう、先日お話した栗のコースターも
とても喜んでいただきました。