とにかく大盛況でした。とくに1回目は早くから待っている方が多数おられて、カーペットを敷いた観覧スペースはすし詰め状態。そこを囲むようにしてイベントを見下ろせる4階バルコニーも三重、四重に人だかりが。2回目は3分の2くらいの感じでしたが、それでも上から見てざっと数えても250人ほどが観覧していました。大半の方が握手会も参加で、不景気なんかどこ吹く風、キャンペーンとしては大成功だったと思います。お店のほうでは、こんなにあつまるとは予想しておられなかったような感じだったので、次のDVD発売の折にはぜひ企画の規模とコンサートの時間を拡大していただきたいです。
曲は「YMOP」と「ダンシングメイト」だけ、トークもあわせて約15分だったのでガックリかというと、そんなことはありませんでした。好きな曲は、という質問に青山さんは「ダンシング・・・」をあげておられたのですが、曲が始まると同時に、まるでぱっと空気をまとうように、普通に立って話をしているとき(もカッコいいんですけど~)とは違って見えるんです♪ 動きが空間を振動させ弾んだ音色を響かせているみたいな、青山さんのまわりの空間がぐっと立ち上がるような錯覚をおぼえます。惜しいことにスペースが狭く、TVバージョンより少し小さく踊っておられましたが、シャープでウイットにとんだ持ち味はかわりません。
以前、杉浦日向子さんの遺作に寄せて、青山さんのところに天女が訪れて云々書きましたが、天女の「羽衣」というのは、ひょっとして優れた舞踊手のさまを見て出来た言葉かもしれないな、と思いました。きらびやかなライトも装置もない、普通のビルのフロアなのに青山さんが踊り出すと空気が一瞬で「舞台」になり、足は軽快な曲に合わせて「地を蹴る」、というよりは地表の少し上の空中を駆けているように見えます。
そして、曲の合間の「ダンスはどうしたらうまくなる」というトークでは、その場で「ダンス会長」に選出(?)された青山さんが、「自分の好きな音楽に合わせて踊ることがまず最初にあった」、というお話をなさったんですが、本当に青山さんのダンスは音楽が形を与えられてキラキラとあふれ出るような感じがしますよね。ちなみにこのお話、歌会長は照井さん、お笑い会長は森川さんというオチ。森川さんはとても真面目な感じのする、TVで見る以上の正統派美青年で、そのお役はちょっと勿体無いかな、という気がしました。
「オチ」といえば「三忍者」の話題で、青山さんは「この企画を最初にもらったときはどこかで必ずオチをつけないといけないんじゃないか」と思われたそうですが、実際にはああした純粋にダンスを創り上げる企画なので、思い切り動いて、楽しんでおられるというお話でした。ファンとしても青山さんのダンサーとしての魅力がストレートに味わえるだけでなく、どこにもないオリジナルのダンスが見られて毎回とても楽しみです。こっちに笑う気がないと笑えないような凡庸な「オチ」なんかつけずに、ぜひこのままどこまでも羽衣をまとったまま飛んでいっていただきたいです。
いつも思うことですが、立体の青山さんは本当に魅力的でした。TVという動「画」には写しこめない、空間の揺れみたいなものを肌に感じます。遠方のファンの方、いろいろと問題は有ると思うのですが、ぜひ一度は同じ空間で踊るところをご覧になってください。実はこの日、他にバレエ公演もハシゴして、いい公演だったのですが、やっぱり青山さんのステップが特に鮮明に目に焼きついています。青山さんの舞台を見た人ならきっと皆さんうなずいてくれますよね♪
曲は「YMOP」と「ダンシングメイト」だけ、トークもあわせて約15分だったのでガックリかというと、そんなことはありませんでした。好きな曲は、という質問に青山さんは「ダンシング・・・」をあげておられたのですが、曲が始まると同時に、まるでぱっと空気をまとうように、普通に立って話をしているとき(もカッコいいんですけど~)とは違って見えるんです♪ 動きが空間を振動させ弾んだ音色を響かせているみたいな、青山さんのまわりの空間がぐっと立ち上がるような錯覚をおぼえます。惜しいことにスペースが狭く、TVバージョンより少し小さく踊っておられましたが、シャープでウイットにとんだ持ち味はかわりません。
以前、杉浦日向子さんの遺作に寄せて、青山さんのところに天女が訪れて云々書きましたが、天女の「羽衣」というのは、ひょっとして優れた舞踊手のさまを見て出来た言葉かもしれないな、と思いました。きらびやかなライトも装置もない、普通のビルのフロアなのに青山さんが踊り出すと空気が一瞬で「舞台」になり、足は軽快な曲に合わせて「地を蹴る」、というよりは地表の少し上の空中を駆けているように見えます。
そして、曲の合間の「ダンスはどうしたらうまくなる」というトークでは、その場で「ダンス会長」に選出(?)された青山さんが、「自分の好きな音楽に合わせて踊ることがまず最初にあった」、というお話をなさったんですが、本当に青山さんのダンスは音楽が形を与えられてキラキラとあふれ出るような感じがしますよね。ちなみにこのお話、歌会長は照井さん、お笑い会長は森川さんというオチ。森川さんはとても真面目な感じのする、TVで見る以上の正統派美青年で、そのお役はちょっと勿体無いかな、という気がしました。
「オチ」といえば「三忍者」の話題で、青山さんは「この企画を最初にもらったときはどこかで必ずオチをつけないといけないんじゃないか」と思われたそうですが、実際にはああした純粋にダンスを創り上げる企画なので、思い切り動いて、楽しんでおられるというお話でした。ファンとしても青山さんのダンサーとしての魅力がストレートに味わえるだけでなく、どこにもないオリジナルのダンスが見られて毎回とても楽しみです。こっちに笑う気がないと笑えないような凡庸な「オチ」なんかつけずに、ぜひこのままどこまでも羽衣をまとったまま飛んでいっていただきたいです。
いつも思うことですが、立体の青山さんは本当に魅力的でした。TVという動「画」には写しこめない、空間の揺れみたいなものを肌に感じます。遠方のファンの方、いろいろと問題は有ると思うのですが、ぜひ一度は同じ空間で踊るところをご覧になってください。実はこの日、他にバレエ公演もハシゴして、いい公演だったのですが、やっぱり青山さんのステップが特に鮮明に目に焼きついています。青山さんの舞台を見た人ならきっと皆さんうなずいてくれますよね♪