過去の自分とどう剥きあう??
10日ほど前、この映像「Valley Uprising」を観たことも、頭の中の転換期になった
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Reel Rock 9 Valley Uprising: Yosemite's Rock Climbing Revolution DVD |
Sender Films | |
Sender Films |
ジム・ブリッドウェル氏も、リン・ヒル氏も出ています
クライミングの聖地ヨセミテを舞台にした、自身の(人間の)限界への挑戦、究極的な自由の追求、伸ばしあい、セッション。築き上げられる歴史、神話
クライミングは、時を追うごとに洗練されて行き、競技へと進化していくが
聖地ヨセミテに、いまもって引き継がれていく剥き出しの情熱と魂が存在する
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少年は荒野をめざす コミック 全4巻完結セット (集英社文庫―コミック版) |
クリエーター情報なし | |
集英社 |
私にとっての“青春の作品”、吉野朔実さんの「少年は荒野をめざす」で、ヒロインの狩野(変わり者の少女... 自分の中の性の在り場所にまごついてる)と、彼女によく似た、彼女が“幼い頃から探し続けてきた少年”を具現化したかのような存在である少年・陸が、お互い向き合い(剥きあい)過ぎて、袂を分かとうとするシーンがあることを想い出した.....
似た二人が過剰に向き合う=“自分自身”とも向き合い過ぎてるので、破綻する?(不安や恐怖に駆られる?) 平穏で淡々とした日常生活がおくれなくなる? お互いの中に見出す“鏡の中の自分”... 自分に対して持つ感情と似た気持ち? アンビバレンツ 愛憎混じった気持ち?? (..でも、君は 僕ではないんだよ...)
オーラルバイオグラフィー「イーディー60年代のヒロイン」で、“精神病院にて”と説明されていたショット...(ジュディ・ガーランドも入院体験があったみたいだけど...) 病院では、ねずみなどの小動物のスケッチをして過ごしてたみたいです。 それがかなりリアルで緻密に繊細に描きこまれてて、イーディの美術的才能に驚きました・・・
亡くなる1年ほど前の姿。27歳。 清楚なワンピース姿。
イーディと彼女を取り巻くポップシーンを描いた映画「ファクトリーガール」、イーディ役のシエナ・ミラー。
壁に貼ってあるのは、イーディが描いた動物たちの絵の(恐らく)模写...。 イーディの描いたネズミの絵、(上の絵↑も遠くからだから伝わって来ないのかもしれないけど...)もっともっと緻密で繊細でした。今にも動き出しそうだった...。 イーディが大好きな動物たちを見つめる無邪気な“剥き出しの”観察眼がよく伝わってくるスケッチでした...。
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イーディ写真集 girl on fire (P‐Vine BOOKs) |
クリエーター情報なし | |
ブルース・インターアクションズ |
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ファクトリー・ガール [DVD] |
クリエーター情報なし | |
エイベックス・ピクチャーズ |
1965年のガール・オブ・ザ・イヤーに選ばれたり、アンディ・ウォーホールのファクトリーのミューズとなったり、28年の短い人生の瞬間、刹那的な輝きを見せポップシーンを駆け抜けたイーディ・セジウィック
そういったセレブの中のセレブ然とした経歴を持ちながらも、彼女には素朴なところがある、と評した人が居たけど、またもヘッドバンキング並みに頷く。
彼女は牧場で育った美しき野生児であり、基本に流れる魂は田舎出身の純朴な少女だったのだと思う。
・・・と、今に至ってもイーディ・セジウィックのことについて考え続けている私。。。(そのくらい彼女が魅せた魔法は強力。。。 美しく儚い、剥き出しの魂の姿、生命という名前のひとつの魔法...)
22歳の頃、彼女の周りに居た人たちの口伝えによる伝記=オーラルバイオグラフィー「イーディ-'60年代のヒロイン」を読み(WAVEのポップアメリカ特集→イーディ伝記といった順序で興味、関心が数珠繋がりに拡がっていった憶え)、彼女が患っていた醜形恐怖や摂食障害の苦しさ、周囲に優しくされながらも、コントロールしがたい情緒不安定により、次々関係を台無しにしてしまうところなど(根本的に人を疑うことを覚えず、“騙されてしまう”こともたびたびあったのだけど...)、共感しながら、身につまされながら、そして、彼女の生前の姿のいきいきとした(そして時折痛ましい...)フォトグラフにうっとり、そして、アンディー・ウォーホールをはじめとする華やかな人々との交流にドキドキしながら、読み進んでいったことを、その本に浮かび上がる彼女の眩く輝く生きる姿を、今でも強烈に記憶してます。
この動画では、ほとんどノーメイクでの(髭を蓄えヒッピー然とした...)年下の夫マイケル・ポストとの婚礼儀式での姿など、ナチュラルなイーディ・セジウィックを見ることが出来ます...。 イーディは、チェルシーホテルに滞在中、(おそらくドラッグで朦朧としてたため...)寝たばこによりボヤをだしてしまう出来事があったのですが、その時の火傷をした手にぐるぐる包帯を巻いた痛々しい姿も...
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イーディ―’60年代のヒロイン |
クリエーター情報なし | |
筑摩書房 |
【巡音ルカ】アンサー【オリジナル】
Just Be Friendsはとても切ない(強過ぎる剥き合いすぎた愛ゆえに別れる...)歌だけど、それには実は“後日談”としてのアンサーソングがあるみたいです。
2人の関係のこういうカタチの昇華
永遠に別れること無く トモダチ....
日本に居ると(そしてNETとかで争いや攻撃を目にしたりすると。。 昨日は、10代の時の憧れの人が攻撃されてて、自分まで胸が痛かった。。。
)バリの人のおおらかさ(いい意味でのテキトーさ。。)が懐かしくなります。。
たしか、ヒンズー教は、自分も失敗をしながら、他人に迷惑をかけながら生きているのだから、他人の失敗も、迷惑をかけられても寛容に許してあげなさい、という考え方だったと思います...。(すぐに怒りの感情を表すのは醜悪
と捉えられるみたい。。←私とかとくに気をつけないと。。
感情剥き出しマンションだし。。
お互いにとってベストな着地点に辿り着くまで、穏やかに話し合うことが習わしみたいですね...)子供に対してもそういう教育方針(日本は、人に迷惑をかけてはダメ
って教育することが多いですよね...ストイックで管理的とは言えるのかもしれないけど、生きているうちに苦しくなりそう...)
その国々、それぞれで、問題も苦しみも悩みもあるとは思いますけど...(シティちゃんも、大変みたい... ちなみにシティちゃんはイスラム教徒だけど。。 こうなるとイスラム教についても知りたくなって大変。。
)
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インドネシアの歴史 (世界の教科書シリーズ) |
イ・ワヤン バドリカ | |
明石書店 |
↑ここに正しいことが書かれているとは限りませんが(“教科書”なので...)、少しでもインドネシアやバリ島やヒンズー教について知るためのきっかけがほしいので、この間武蔵野プレイスで借りてきました
(なるべくニュートラルに脳内を設定しながら読もうと思います
)
彼が探し求めていた唯一の処女であった年長の長女は発狂し叫び声をあげ死にゆくドラキュラ伯爵に抱きついて・・・
・・・バックにはせつなげなピアノの音が鳴り響いている。
この映画をみるたびにこのシーンで号泣する。
![]() | ブラッド・フォー・ドラキュラ/処女の生血ジェネオン エンタテインメントこのアイテムの詳細を見る |