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『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

3月の設え

2025-03-13 11:32:20 | テーブルコーディネート
もうだいぶ過ぎてしまいましたが、クッションカバーをコットンのキルティングにして春仕様に。

このところ、「レース」がマイブームだし、春らしいので、クロスは骨董市で入手したフィレレース。

・・確か3000円くらいで、使うたびに、とってもお買い得だったことを何度も思い出させてくれる嬉しいレースです。

センターピースは先月に続いて、マルタでのお土産をそのままに。
自由時間が多かったせいか、暮らす様な気分で過したせいか、とても懐かしく感じるので、しばらくこれで。



フキノトウのパスタも、今年は3回楽しむことが出来ました。
今は採りそこなったものが2つ大きく育って花が咲いています。



そして、このところの雨の恵か、シイタケが4っつも!



今夜は豆ごはんにする予定。
この時期ならではの春の御馳走です。

2月の設え

2025-02-03 12:18:06 | テーブルコーディネート
大きなテーブルというのも中々落ち着くので、このままでも良いかとも思ったのですが、家族3人で食べる時に、真ん中に置くオカズやお刺身に手が届かないので、元に戻して、若草色のリネンとフィレレースに。
センターピースは昨日と同じ全てマルタで買った小さな思い出雑貨。

雨季のマルタ島は、荒天になると強風と豪雨でもう何も出来ない、というリスクもありますが、今回もそういう日は到着日の14日と終日自由の17日のみで、他はみな良いお天気に恵まれました。
旅行代金も安いし、飛行機も空いていて、観光地の人出も程よい込み具合。
加えて、現地ガイドのHさんによると、オンシーズンは雨の心配はないけれど、川のない島であることもあり、草原や山肌などは、みなただの乾いた茶色の土となってしまうそうで、雨季こそ、マルタの自然は緑が溢れて美しい、と仰っていました。
まあ、今回はたまたまかもしれず、リスクはありますが、長めに滞在できるのであれば、雨季の1月は、お勧めかもしれません。

そんな話も思い出しながら、若草色のクロスを選びました。



本日は久々の本当に何もない一日。
何もない、というのはフルート・音楽関係の仕事がない、ということで、まだ2階に置きっぱなしだったトランクなど片付け、洗濯、掃除、ピピの相手、と日常の家事に追われている一日ですが、そんな日も、旅の続きのようにも感じられ楽しい。

古武術奏法クラス レクチャー&懇親会

2025-02-02 21:44:33 | テーブルコーディネート
ずっと晴天が続いていたのに、予報は雪。

幸い積もることはありませんでしたが、みぞれの降る寒い中、4名の元生徒さん達が集ってくださり、レクチャー&親睦会となりました。

特にこの1年の私の進化、進展は急激で、かつてやっていたものとは大違い。

もちろん、ねじらない、踏ん張らない、部分ではなく全体で、というベースに揺るぎはありませんが、本当に様々なことが当時はわかっていなかったなあと思う。

今回のものも、また1年もすると、変わってくるかもしれませんが、だからこそ面白い。

私の気付きを解説し、夫々の専門に落とし込んでいただく作業は、改めてフルートにとっての再確認や新発見もあり、夫々の気付きのお話などもうかがえ、とても楽しく、朝10時~夕刻までがあっという間に過ぎました。

中には飛行機でいらしてくださったメンバーも。

皆さま、悪天候の中、本当にありがとうございました!

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あまりに楽しく、一緒に写真を写すのを失念してしまいましたが、これは準備したテーブルセッティングの様子。


いつもよりテーブルを拡張し、大きなテーブルクロスを。
5人分のティーカップとケーキ皿のトリオを5人分並べるのは久しぶりのことです。
コロナ禍以降初めてかも。

センターピースにはマルタ島土産の眠る女神、オリーブの石鹸皿、マルタストーンの小物入れ(楊枝入れに)、タイル、ヴァレッタのヨハネ大聖堂の出口にあったヴァレッタガラスのお店でみつけたウサギ2匹。





ウサギは豪華絢爛の大聖堂の「圧」に疲れて早々と出てしまい、他の方達が揃うのを待つ間の3分間にみつけて購入。
透明感とフォルム、色とお手頃価格で即決めて、
お店のお姉さんから「早いっ!」と驚かれました。
確かに常日頃から買い物は早いけれど、これは我ながら最速だったかも。
マルタでの最初のお買い物です。

1月の設え

2025-01-04 22:32:03 | テーブルコーディネート
古伊万里クローズアップのお正月だったので、ずっとしまい込んでいた古伊万里の覗き猪口のことも思い出し、これをセンターピースに。



骨董市にはまったばかりの30代?確かどれも当時千円くらいで買えたものばかりですが、こうして改めてみると、ザツではあるけれど手書きの色絵が味わい深い。

少し上等な手の染付の古伊万里の豆皿の上に載せました。

母から受け継いだ黄交趾 の急須はとても古いもの、ということしかわからないのですが、水漏れしてしまうので、昔直しに出したところ、何らかの理由で、難しいということで戻ってきてしまい、それからはずっとオブジェとしてしか使えていませんでした。

でも、今回初めて楊枝入れにすることを思いつきました。

袱紗も敷いて、一見お茶のセットみたいになりました。





コンサートでいただいた沢山のお花は日頃お世話になっているご近所の皆様にもお裾分けし、後は外の軒下に。

暖房の効いた室内よりも長持ちするし、ピピもイタズラできないので。
何より、どの植物が猫にとって危険か危険でないか、という情報もまちまちで、心配だし、猫によっての得手不得手もある、ということもあり、それなら、もう部屋に花を飾るのはあきらめよう、ということで、この技を編み出しました。部屋の中からも、道行く人も楽しめる。

重量のある鉢カバーや、壺?、そして風で落ちても割れないステンレス製のワインクーラーなどを花瓶にしました。
全く手入れもしていない冬枯れの庭がサッと明るくなり、ここだけ春に。



寒さは増しましたが、陽射しには既に春の気配も。
花粉症ではありますが、やはり春が待ち遠しいこの頃です。



あけましておめでとうございます!

2025-01-02 16:06:22 | テーブルコーディネート
旧年中はお世話になりました。

お陰様で、今年も家族3人猫一匹、みな元気に新年を迎えることが出来ました。

本年もどうぞよろしくお願いいたします!

前脚を揃えて猫の正座?でご挨拶。
でも、やはり自分のテリトリーを侵略されたせいか、表情はちょっとムスっとしています。




「こいつは何ニャ?!」」



「もう、本当に邪魔なんですけど・・」

と言っている。

それでも、飾り物を何一つ落とすことなく昇り降りしているジェントルでおりこうなニャンです。

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昨年末からプチレジスタンスを企んでいました。
それは、年越し蕎麦廃止計画。

1.蕎麦と天婦羅はお店で食べた方が断然美味しい。
2.日頃作り慣れていないので、私が作った蕎麦はマズイ。
3.その上、3人分ともなると、蕎麦とはいえ、海老の天婦羅だのなんだのも必要なので、結構な値段になる。
4.加えてあなた達は蕎麦だけでは満足しないので、他のオカズも必要になり、むしろ手間暇も増える。本来年末の忙しい主婦の手間を減らすための年越し蕎麦だったはずなのに、これでは本末転倒である。お節料理同様、時代の変化と共に、見直しても良い頃である。

と12月半ばから交渉していました。
息子はそれなら別にいいよ、と賛同してくれたけれど、夫はやはり大晦日は蕎麦、と言い張る。そこで、最後の隠し玉提案を。

「大晦日は、すき焼きにしない?お蕎麦の費用を上乗せしてちょっと良いお肉にして。」

「・・・まあ、それならいいか・・」

と結婚以来初めての年越し蕎麦のない大晦日となりました。\(^o^)/
・・あれが本当にストレスだった・・

ただ、夫の提案で、元旦は恒例の中華街ランチなので、二日こってりしたものが続くのも良くない、ということで、30日にすき焼き、31日はお寿司(スーパーに入っている魚屋さんのものをテイクアウト)、そして元旦は中華街という楽々の年末年始となりました。


昨年は喪中で、着物も着なかったのですが、今年は気合を入れて二人で着物。
夫は2年ぶり、私は昨年5月の能楽堂以来8カ月ぶりの着物でしたが、ちゃんと着ることが出来ました。


昔は派手過ぎて好みじゃなかった紅型と絞りの小紋をチョイス。
紅型が琉球や南の国を思わせるので、帯は芭蕉と鳥が織り込まれた落ち着いた金糸使いの洒落名古屋に。



それに着物と同系色で似すぎているかな?とは思いましたが、ついに昨年入手した憧れの「紫紺染め」の道行を。
これがとても軽く、そして暖かい。
前を開けて、紐を隠せば、ちょっと長羽織みたいにも使えることにも気付きました。

柄が多少煩い感じもして、合わせるのは難しいかとも思ったのですが、ガラ同士の組み合わせは、昔はよくあって、「虎に翼」で見ていたような華やかな着物スタイルにもなるので、大正、昭和のエッセンスで楽しんで行こうかな、ともう何にでも合わせて楽しんでいく予定です。


今年も中華街は沢山の人でにぎわっていて、旅行気分。
何時もいるイケメンソムリエの姿がなく残念でしたが、お料理はやはり美味しかった。
ただ毎年食べている鮑がとても小さくなっていて、がっくり。
材料費も高騰しているのかもしれません。
値上げ幅を押さえて、材料少な目で工夫しているのでしょう。
フカヒレスープも以前よりエノキの量が増えてたかも。

家族3人で白のワイン1本、カニとミソの入ったフカヒレスープ、牡蠣と春雨のピリ辛炒め、鮑のソテー、牛肉の煮込み、デザート等堪能。

息子はピピが待っているから、とすぐ帰宅しましたが、夫と私は腹ごなしを兼ねて散歩。
時々行くホテルニューグランドでお茶しよう、と行ったらなんと「20人待ち」とのことで、「あ、それはそうですよね~」と退散。

公園をフラフラしながら関内まで歩いて、腹ごなししました。



変則的ですが、本日お正月2日めのランチに所謂お節料理を。
とは言っても作ったものは何もなく、袋から出して切って盛り付けただけ。
長年好きで集めてきて、普段使いしている古伊万里の器が大活躍です。
こうして並べると、中身は大したことないですが、中々映える?




ワインは、とても珍しい山葡萄のワイン。
3月のシチリア・南イタリアの旅で知り合ったSさんご夫妻が先日のコンサートにいらしてくださった折のプレゼント。野趣あふれる珍しいものとのことで、楽しみです。
奥様が、私が旅先にも山葡萄の籠を持ち歩いているのを御覧になって、「とても素敵!」とこのワインを選んでくださったとのことで、お心遣いも嬉しかったです。




息子にピピの番をさせながらテーブルセッティング完了。
これからお雑煮(今年はホタテで)を仕立てます。
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珍しく写真のアップに不具合が出ていて出来なかったので、また後日。

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ようやく復活したので23:45に写真アップしました。
山葡萄のワインは年間150本しか作っていないもので、シリアルナンバーもありました。しっかりたくましく、でも繊細で、とても美味しかったです。
なんでも山葡萄のお酒は縄文時代からあるものだそう。
本当に原始のパワーが湧いてくるような美味しいお酒でした。