思いつくまま

思いついたことを書いています。

東京オリンピック、サッカー男子は悲願の53年ぶりのメダル獲得ならず、4位に終わる。

2021年08月07日 23時08分58秒 | サッカー
東京オリンピック、サッカー男子日本代表
GK 
1 大迫敬介(サンフレッチェ広島)、12 谷晃生(湘南ベルマーレ)、22 鈴木彩艶(浦和レッズ)
DF
5 吉田麻也(サンプドリア/イタリア)OA、2 酒井宏樹(浦和レッズ)OA、4 板倉滉(フローニンゲン/オランダ)、3 中山雄太(ズヴォレ/オランダ)、13 旗手怜央(川崎フロンターレ)、14 冨安健洋(ボローニャ/イタリア)、15 橋岡大樹(シントトロイデン/ベルギー)、20 町田浩樹(鹿島アントラーズ)、21 瀬古歩夢(セレッソ大阪)
MF
6 遠藤航(シュトゥットガルト/ドイツ)OA、16 相馬勇紀名古屋グランパス)、8 三好康児(アントワープ/ベルギー)、11 三笘薫(川崎フロンターレ)、10 堂安律(PSV/オランダ)、17 田中碧(川崎フロンターレ)、7 久保建英(レアルマドリード/スペイン)
FW
9 前田大然(横浜Fマリノス)、18 上田綺世(鹿島アントラーズ)、19 林大地(サガン鳥栖)
監督
森保一(A代表兼任)
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海外で活躍している選手も多く、非常に良いメンバーがそろった。OAの3人も素晴らしい。

グループリーグ
7月22日(木)東京スタジアム  日本 vs  南アフリカ 1対0 
FWが林、MFが久保、堂安、三好、遠藤、田中、DFが吉田、板倉、酒井、中山、GKが谷だった。
前半37分、遠藤にイエロー。後半12分、堂安にイエロー。後半15分、三好に代えて相馬を投入。後半26分、右でボールを持った久保が中に切れ込んで左足でシュート、左ポストに当たりながらもゴーール後半27分、林・中山に代えて上田・旗手を投入。後半40分、堂安に代えて町田を投入。後半AT1分、中山にイエロー。
南アフリカは戦前に新型コロナウイルス陽性者が出て、当日まで試合ができるのかどうかもわからなかったが、とにかく勝たなければならない試合だった。相手が守りに徹してきてなかなか得点できず。前半34分に林がゴールネットを揺らしたが、オフサイド。それでも後半26分に久保のゴールで先制した。このゴールは、今シーズンの名古屋グランパスのマテウスが何度も決めているのと同じ感じだった。その後は相手も攻めてきたが、何とかウノゼロで逃げ切った。ベネズエラの笛、イエロー3枚は酷かった。とにかく勝てて良かった。

7月25日(日)埼玉スタジアム 日本 vs  メキシコ 2対1 
FWが林、MFが久保、堂安、相馬、遠藤、田中、DFが吉田、板倉、酒井、中山、GKが谷だった。
前半6分、堂安の右からのクロスに走り込んだ久保がシュート、ゴーール。前半9分、相馬が左からペナルティエリア内に侵入し、パスを出した際に倒され、VARの判定でPKゲット、前半11分、このPKを堂安がど真ん中にシュート、ゴーール後半2分、酒井にイエロー。後半3分、田中にイエロー。後半20分、相馬に代えて前田を投入。後半23分、ロングボールに抜け出した堂安を後方から倒した相手に一発レッドカード。後半34分、林・堂安に代えて上田・三笘を投入。後半40分、相手の右からのFKがそのまま吸い込まれ、失点。後半AT3分、GK谷がビッグセーブ。
優勝候補の1つであるメキシコ、昨年11月にフル代表で戦って0対2で敗れ、この大会初戦ではフランスを手玉に取り4対1で勝った試合を見ていたので、めっちゃ強いと思っていた。でも、日本も負けてはいなかった。2試合連続ゴールの久保は素晴らしかった。2点目はラッキーな形で取れたが、この2点差が一番危ないと思っていた。後半相手が一発レッド退場になってからも3点目が奪えず、逆に1点返され、後半ATの相手シュートは本当に冷や冷やものだった。2連勝したが、それでも決勝トーナメントに行けるかどうかは決まっていない。アトランタ五輪・マイアミの奇跡の時は2勝1敗で行けなかったので、何としても次も勝ちたい。

7月28日(水)横浜国際総合競技場 日本 vs  フランス 4対0 
FWが上田、MFが久保、堂安、旗手、遠藤、田中、DFが吉田、冨安、酒井、中山、GKが谷だった。
前半22分、冨安にイエロー。前半27分、上田のシュートをGKがはじいたところで、久保がシュート、倒れていた相手に当たりながらも、ゴーール。前半34分、上田のシュートをGKがはじいたところで、右から走り込んだ酒井がシュート、ゴーール。前半44分、酒井が次節出場停止になるこの大会2枚目のイエロー。後半から久保に代えて三好を投入。後半10分、酒井に代えて橋岡を投入。後半25分、三好がゴール左隅を狙ったシュート、ゴーール。後半27分、堂安・遠藤に代えて相馬・板倉を投入。後半29分、三好のボールとは関係のない足を踏んづけた相手にVAR判定で一発レッド。後半35分、田中に代えて前田を投入。後半AT1分、三好のフィードに右から抜け出した相馬が左へスルーパス、これに走り込んだ前田がシュート、ゴーール
メンバーが揃っていないとは言え、相手が強豪であることは間違いなかったが、心配は杞憂に終わった。久保の3戦3連発は本当に素晴らしかった。イエローをもらっている選手や出ずっぱりの選手を交代させながらも、フランスから4ゴールの完勝は素晴らしい。この大会で、グループリーグを3連勝で決勝トーナメントに進んだチームは日本だけの快挙となった。
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決勝トーナメント
準々決勝
7月31日(土)県立カシマサッカースタジアム 日本 vs  ニュージーランド 0対0
延長 0対0
PK戦 4対2  
FWが林、MFが久保、堂安、相馬、遠藤、田中、DFが吉田、冨安、橋岡、旗手、GKが谷だった。
後半24分、林・相馬に代えて上田・中山を投入。後半44分、冨安が次節出場停止になるこの大会2枚目のイエロー。延長前半から旗手・田中に代えて三苫・板倉を投入。延長後半から堂安に代えて三好を投入。延長後半9分、三好にイエロー。
PK戦、キウイ1人目 〇、上田 〇、キウイ2人目をGK谷が止めて ✖、板倉 〇、キウイ3人目が上に外し ✖、中山 〇、キウイ4人目 〇、吉田 〇
正直言って、一番楽な相手だと思っていたキウイだったが、ゴールは決められず。もうちょっと選手を休ませたかったが、できなかった。延長前半5分の上田のシュートはGK正面だった。延長前半終了間際、相手がゴール前でどフリーになりながらも、滑ってくれて助かった。PK戦、シドニー五輪準々決勝アメリカ戦で、日本はワールドユース準優勝した黄金世代と、中村俊・中田英などのものすごく良いメンバーだったにもかかわらず、PK戦で中田英が外して敗退した時のことが思い出された。今回は先行のキウイ2人目をGK谷が好セーブ、さらに3人目が外してくれて非常に楽になった。日本は4人全員が決めた。あと2試合、疲れもあるだろうが悲願のメダル獲得に向けて頑張ってもらいたい。

準決勝
8月3日(火)県立カシマサッカースタジアム ブラジル vs メキシコ 0対0 PK 4対1
8月3日(火)埼玉スタジアム 日本 vs  スペイン  0対0
延長 0対1  
FWが林、MFが久保、堂安、遠藤、田中、旗手、DFが吉田、板倉、酒井、中山、GKが谷だった。
後半13分、吉田がペナルティエリア内で相手を倒したとしてPK&イエローが宣告されたが、VARでノーファウルで取り消される。後半20分、林・旗手に代えて上田・相馬を投入。延長前半から久保・堂安に代えて前田・三好を投入。延長後半10分、相手の右からのシュートが決まり、失点。延長後半13分、田中に代えて橋岡を投入。
試合全般を通して日本がゴールできそうな決定的な場面はほとんど無かった。FWの林・上田・前田、誰か1つぐらい決めてくれよ。GK谷がファインセーブで2点防いだのは素晴らしかったし、DF板倉などが体を張ってよく防いだ。最後は相手の力が上回って悔しい敗戦となった。

3位決定戦
8月6日(木)埼玉スタジアム 日本 vs メキシコ 1対3 
FWが林、MFが久保、堂安、相馬、遠藤、田中、DFが吉田、冨安、酒井、中山、GKが谷だった。
前半13分、ペナルティエリア内で相手を遠藤が倒してしまいPK、これを決められて失点。前半18分、遠藤にイエロー。前半22分、相手FKからヘディングシュートが決まり失点。後半から相馬に代えて旗手を投入。後半13分にも相手のヘディングシュートが決まり失点。後半18分、林・中山に代えて上田・三笘を投入。後半26分、田中に代えて板倉を投入。後半33分、三笘が左からシュート、ゴーール。後半36分、遠藤に代えて三好を投入。
53年前のメキシコ五輪で、3位決定戦で釜本さんが活躍して地元・メキシコを破った試合とは、全く逆の結果になった。難敵相手に前半に2失点してしまい、勝負あった。後半途中から入った三笘がすごく良かっただけに、もうちょっと早くから使えなかったのか。FWの林も上田も結局五輪で1点も取れなかった。後ろがしっかりしていただけに、FW陣の無得点が残念だった。長崎で育ち、広島で活躍した監督、原爆記念日を相当意識していたが、何もできなかった。予選リーグかキウイ戦で、もっと出ていない選手を使って、選手を休ませられなかったのか。結局、輝いていたのは、次のパリも権利のある久保、堂安、オーバーエイジの吉田・遠藤・酒井、それにGK谷だった。
試合終了後に号泣していた久保、それと9月からのA代表で一緒に戦おうと鼓舞していた吉田は、非常に印象に残った。

決勝
8月7日(金)横浜国際総合競技場 ブラジル vs スペイン 1対1 延長 1対0 

金メダル・ブラジル・連覇  銀メダル・スペイン  銅メダル・メキシコ  4位・日本
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本当は、なでしこジャパンの試合結果(ベスト8敗退)も記事にしたかったが、予約録画したはずのNHKが、サブちゃんに切り替えたり、教育で柔道が流されたりして、思うように録画できずに、後で確認が難しくなってしまい(言い訳)、あきらめた。今回のNHKのサッカー中継は、相手国歌を流さなかったり、試合を途中から流したり、男子決勝も遅延・録画放送で、本当に酷かった。

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