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ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

【写】ラ・トラッペ修道院散策(6)(フランス)

2010年06月16日 08時02分58秒 | 撮影記録2009
ラ・トラッペ修道院散策(6)(フランス) 撮影日 2009.11.2(月) [HomePage][Googleマップ]
・L神父の案内による修道院散策の続き。

・こちらは大聖堂の脇にある、修道士たちの控え室。前回までの記事に載せた修道院内の様子は一般の巡礼者でも入ることができる場所でしたが、ここからは『関係者以外立入禁止』の場所で、本当に珍しい画像だと思います。
 
・棚には修道士の身につける衣類が並んでいます。
 
・ドアノブや鍵穴など、日本では見られない細工がされています。

・卓上に置かれた鈴。ミサで使用するものでしょうか。
 
・部屋の奥にある冷蔵庫のような分厚い扉の棚には、ミサなどで使う金属器類が収められていました。

・当日朝のミサに使用した聖杯(カリス)。黒い聖杯は珍しく、特別な日にのみ使うものだそうです。
  
・聖杯あれこれ。言うなれば、修道院のお宝拝見!?

・上の聖杯は豪華版で、こちらがおそらく一般的によく見られる形のものです。

・これは聖体(パン)を入れる皿でしょうか。
  
・その他、陶製や金ピカで細かい装飾が施されたものまでいろいろありました。どの程度の価値がある物なのか見当もつきません。

・一際大きなトゲトゲのついたこれは一体何なのでしょう?? 前出の『アルスろう人形館』で、ビアンネ神父がこれと似たような物を捧げ持っていましたが。

・金属製の燭台いろいろ。

・また別な棚を開けると、中には色とりどりな法衣が。
   
・L神父はいちいち出して見せてくださいました。
  
・このような法衣は各地の修道院内で作られて贈られたものが多いようです。
   
・こちらは一際立派な品。精緻な刺繍が全面に施されています。
 
・控え室の片隅にはどこかで見たことがあるような箱が。まさかこんなところで『トラピストクッキー』の箱を見かけるとは。約30年前にL神父が北海道から持ち帰った物のようです。中には特大の直径20cmはあろうかという、ミサに使用する聖体(パン)が。式中ではこれを砕いて使っていました。フランスでは一般的なのかもしれませんが、日本からの一行はあまりのデカさに「なんじゃこりゃ!?」と目を丸くしていました。

・こちらが500円玉程度の通常サイズのパン。

[Canon EOS 50D + EF-S17-55IS]
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【写】ラ・トラッペ修道院散策(5)(フランス)

2010年06月15日 08時00分19秒 | 撮影記録2009
ラ・トラッペ修道院散策(5)(フランス) 撮影日 2009.11.2(月) [HomePage][Googleマップ]
 
・L神父に伴われての修道院の建物内見学の続編。

・大聖堂の窓には聖書を題材にとった美しいステンドグラスがはめ込まれています。写真中の女の子は聖母マリアの子供時代でしょうか。
 
・修道士たちの着くイスの端に立てかけてあった杖。この、先が『?』のようにクルリと曲がった杖は修道院の長の証なのだそうです。この後、注意して宗教画や彫刻を見ると、この杖を持った人物を至るところに見かけました。

・修道士たちの座るイスは、座面にちょうつがいが付いている折り畳み式です。

・肩たたき器?にも見えますが、これを打ち鳴らしてミサの進行の合図する音を出す道具です。
  
・祭壇上のイエス像。通常、磔にされたイエス像といえば粗末な布をまとっただけの半裸状態ですが、この像は立派な服を着て王冠までかぶっています。「初めて見た! これは珍しい!!」と、同行の神父歴70年を超え、世界中の教会を歴訪している神父(御年95才)が言うほどなので、珍しい物なのだと思います。私にはいまいちピンときませんでしたが。
  
・こちらは演台(説教台)。独特のデザインです。
   
・祭壇上に並ぶイス。中央の立派なイスには、上述の杖と同じく『?』マークが。

・イスには大理石がはめ込まれており、こちらの小さなイスでもメチャクチャ重く(推定50~60kg)、容易に動かすことが出来ませんでした。

・石造りの立派な祭壇。

・祭壇から上を見上げると、ガラス窓の付いた部屋が見えました。これは体が弱って動けなくなった修道士がミサに参加するための小部屋なのだそうです。
 
・この絵は日本人が描いたと言っていたような。どこか東洋的な筆使いです。
 
・祭壇真裏の一番奥まった場所に何かが祀られていましたが、結局白い箱には何が入っているのかよく分からず。
 
・こちらも誰のものなのかよく分からなかった人骨。このように過去の "聖人" などの骨を祀るのはフランス(ヨーロッパ)ではよくあることのようです。
  
・大聖堂を取り囲む廊下の壁には大きな鉄製のレリーフがいくつもはめ込まれています。聖書の各場面を描いたもので、順にL神父が説明してくださいました。
  
・廊下にあったマリア像(?)と暖炉の跡(?)。
 
・大聖堂の尖塔真下の一番大きなドアのある正面入口内部の様子。天井から何本もロープが垂れ下がっていますが、これは尖塔の鐘とつながっており、このロープを引っ張ることで時刻を知らせる鐘を打ち鳴らすのだそうです。しかし、手動で操作していたのは昔の話で、今は全自動の電動式なのだとか。
 
・壁面のレリーフの物語は進み、イエスが磔にされる場面に。

・繊細な細工のされた大きなガラスのドア。
(続く)

[Canon EOS 50D + EF-S17-55IS]
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【写】ラ・トラッペ修道院散策(4)(フランス)

2010年06月14日 08時00分04秒 | 撮影記録2009
ラ・トラッペ修道院散策(4)(フランス) 撮影日 2009.11.2(月) [HomePage][Googleマップ]
・朝食を食べて一息ついた後、五名の一行で揃ってL神父に修道院内を案内してもらうことに。
 
・皆の集合を待つ間に撮った、宿泊棟の裏側の眺め。
 
・一行が揃い、修道院の裏山に行ってみることに。
  
・大聖堂の尖塔。目にする度につくづくすごい建造物だと思います。

・聖堂の裏には池があり、そのほとりには白い像(マリア像?)がポツンと立っていました。
 
・大聖堂の裏側。ここでポツポツと雨が落ちはじめ、裏山へ行くのは止めにして、建物内を見学することに。
 
・聖堂の裏には十字架がいくつも立っていますが、これらは皆こちらで一生を終えた修道士たちのものです。
 
・建物の裏では何やら改築工事をやっていました。100年以上も経つ建物なので、これまで改築に次ぐ改築が行なわれ続けているのでしょう。
  
・大聖堂脇にたつ古そうな石造りの建物までやってきました。
 
・建物内部の様子。中は特徴的なアーチ上の屋根と柱で構成されています。
 
・こちらは修道院内で現存する最古の建物で、いつ建てられたのか、元々何に使われていたのかすら分からないのだそうです。軽く数百年は歴史を遡れそうなそんな古い建造物。

・建物奥は発掘(?)作業の途中のようです。

・外壁の様子。過去幾重にも外壁が補修されてきたようです。
  
・大聖堂の前庭には一風変った木が生えていました。遠目には普通の杉の木のように見えるのですが、近づいてその葉を見てみると、枝はイガイガの葉っぱで覆われています。この葉のために猿が登ることが出来ないことから『モンキーツリー』と呼ばれているのだとか。

・こちらも緑のフサフサの棒のように見える奇妙な木。

・次いては聖堂内部を案内してもらうことに。大聖堂を取り囲む廊下には、所々に彫刻や絵などが飾られています。これは小さなイエス像。

・これもイエス像? 材料は何なのかよく分かりませんでしたが、どこか見る人をギョッ!? とさせる造形です。

・簡易なついたての付いた木製の告悔部屋セット。

・どことなく東洋的な雰囲気のある宗教画。
(続く)

[Canon EOS 50D + EF-S17-55IS]
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【写】ラ・トラッペ修道院散策(3)(フランス)

2010年06月13日 08時06分34秒 | 撮影記録2009
ラ・トラッペ修道院散策(3)(フランス) 撮影日 2009.11.2(月) [HomePage][Googleマップ]
・修道院内探検の続き。
  
・大聖堂内部の様子。この建物は1112年修道院創立以来4代目の建物で、約110年前に建てられたものだそうです。
 
・聖堂後方のパイプオルガンと大きなステンドグラス。ステンドグラスはどういう絵柄なのかよく分からず。また、パイプオルガンの音を聞くことができず残念。
 
・窓という窓はほとんど装飾が施されています。白い紙を貼るだけの日本とは全く異質の文化。

・ステージ(祭壇)上に並ぶイス。
 
・祭壇の裏側にはなにやら一際大事そうな物が祀ってありました。
 
・金ピカのケースに収められたこれは何だろう? とよく見てみると、なんと人骨のようです。
 
・聖堂の両脇に並ぶ、修道士たちが腰掛ける木製のイス。一般のイベントホールのように、パタンと座面が折り畳める造りになっています。

・聖堂を後にして外へ。
 
・聖堂前からの眺め。
 
・聖堂の尖塔を見上げる。
 
・こちらは修道士が農作業で使う建物のようです。
 
・ツタのびっしり生えた内門と、その向こうにある外門。

・今回宿泊した巡礼者用の宿泊棟。

・泊まった部屋の様子。フランスにて、この他アルスとパリに泊まりましたが、結局こちらの修道院の部屋が広くてきれいで一番快適でした。

[Canon EOS 50D + EF-S17-55IS, EF-S55-250IS, Ricoh GX200]
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【写】ラ・トラッペ修道院散策(2)(フランス)

2010年06月12日 08時00分46秒 | 撮影記録2009
ラ・トラッペ修道院散策(2)(フランス) 撮影日 2009.11.2(月) [HomePage][Googleマップ]

・窓から見える大聖堂の尖塔。『ラ・トラッペ』とは和風に訳すと『トラピスト』で、函館(北斗)にある有名なトラピスト修道院と同系列の修道院です。そしてパリの西方約100kmに位置し、1112年創立(日本でいうと平安時代!!)、約900年という長い歴史を持つ施設です。今回は、かつて北海道に勉強に来ていて、一行と交流のあった修道士(L神父)を訪ねての訪問となりました。
 
・巡礼者用の食堂のある建物の廊下にて。この建物は比較的新しくてきれいでした。

・廊下に飾ってあった木像。これは祈りのポーズなのでしょうか。
 
・朝食後に少し時間があったので、一人で建物内を探検してみることに。案内役のL神父からは「どこでも好きなところに行って、どこでも写真を撮っていいですよ」とお墨付きをもらう。こちらの修道院には日本人が訪れることは非常に稀で、ましてやその内部の写真公開など【本邦初公開】ぐらいの勢いの貴重な映像ではないかと思います。
  
・大聖堂の窓には美しいステンドグラスがいたるところに。それぞれ聖書を題材にした場面が描かれ、物語順に並んでいるようです。私にはさっぱりピンときませんが、キリスト教関係者であればおそらくどういう場面なのか分かるのではないでしょうか。

・大聖堂の入口そばに置いてあった木像。素朴ですが、人物の表情といい何故かとてもひきつけられる造形でした。

・床はかわいらしい紋様のタイルで覆われています。
  
・大聖堂の周囲は写真のような廊下が続いています。ハリー・ポッターの通う学校を連想する眺め。
 
・壁に掛けられていた絵画。十字架から下ろされたイエス。

・建物の隅の廊下の突き当たりにある裏庭への出口。裏庭はこちらで生活する修道士達の墓地になっています。
 
・ガラス張りの戸のついた、ちょっと特別な雰囲気のする部屋。中には十字架などの細々とした教会グッズがいろいろ置いてありました。後で説明を聞いてその正体が明らかに。

・中庭に立つマリア像。

・廊下の突き当たりが真っ暗で、何があるのか見えず、フラッシュを焚いたら写った物。中にあったのは石像ですが、結局何なのかよく分からず。

・大聖堂と別棟の建物を仕切るガラス戸。細工の施された大きなガラスの一枚戸で、開閉には気を遣ってしまいます。

・次は大聖堂の内部へ。
(続く)

[Canon EOS 50D + EF-S17-55IS]
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【写】ラ・トラッペ修道院散策(1)(フランス)

2010年06月11日 08時03分42秒 | 撮影記録2009
ラ・トラッペ修道院散策(1)(フランス) 撮影日 2009.11.2(月) [HomePage][Googleマップ]
・前夜修道院に到着し、夕食をとって早々に就寝。一夜明けてまだ暗いうちから早速行動開始。
 
・修道院内の巡礼者用の宿泊棟を出ると、まだ辺りは真っ暗。時刻は6時くらいです。

・暗すぎて写真はブレブレ。三脚までは持たなかったので、手持ちでガンバルしかありません。

・イイ感じで雲間に月も見えたのですが、これも上手く撮れず。

・敷地の奥へ進むと、行く手にうっすらと巨大な尖塔が現れます。
 
・ここで、カメラを地面に置いて撮ればよいことに気づき、いろいろ試してみる。
 
・地面の高さから見た修道院内の様子。
 
・大聖堂の尖塔。石造りのとても立派な建物です。この後一旦部屋に戻り、朝食前に一行揃ってミサに出ることに。
 
・大聖堂への入口。玄関先に活けられた花のよい香りがします。時刻は7:00。

・大聖堂に足を踏み入れる。「うわー! すっげー!!」 声をあげたくなるような眺めでしたが、カメラのシャッター音すら気になる静寂の空間で、とてもそんな声を出す雰囲気ではありません。
  
・大聖堂内部の様子。ミサに集まったのはこちらで生活する修道士約20名と、巡礼に訪れている人たち約10名です。
 
・聖歌の伴奏に使っていたオルガン。聖堂内にはパイプオルガンも設置されていましたが、そちらは使っていないようです。

[Canon EOS 50D + EF-S17-55IS]
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【写】アルス散策(6)(フランス)

2010年06月08日 08時00分00秒 | 撮影記録2009
アルス散策(6)(フランス) 撮影日 2009.11.1(日) [Googleマップ]
・アルスの早朝散策の続き。

・街の中心にたつ大聖堂の裏庭より。前日は人が多くてゆっくり写真が撮れなかったので、空いてる早朝にもう一度大聖堂の中へ行ってみました。
  
・早朝にもかかわらず、聖堂内では静に祈りを捧げる人の姿がポツポツ見られました。写真は大聖堂手前のロビーの両脇にあったいくつかの小部屋の様子。神像や告悔室などが設置されています。
   
・大聖堂内部。前日は見ることの出来なかった祭壇の裏側まで行ってみました。手持ちのレンズではとても全体の景色が入りきらず、広角レンズを所有してなかったことが悔やまれます。
   
・聖堂内の彫刻やステンドグラスなど。ステンドグラスは普段日本で目にするものとは桁違いの繊細な造りです。
 
・ガラス張りの棺に安置されたビアンネ神父のろう人形。

・大聖堂を後に。

・外へ出てみると空がピンクに染まっていたので、裏庭の方に出てみると……

・目の前には何とも神々しい景色が!!
  
・「これはエラいこっちゃ!」とバシャバシャ撮りまくる。
 
・曇っていたので日の出は見えないかと思っていましたが、このような風景に出会えて早起きした甲斐がありました。

・ピンクに染まる大聖堂。……のつもりだったが、うまくピンク色に撮れていませんでした。
 
・いろいろ変えて撮っているつもりが、結局似たり寄ったりの写真に。
 
・太陽はこっちを睨む目玉のようです。

・帰り道。昨日も道端をウロウロしていた犬。
 
・ピンクの空とこれで見納めになる大聖堂。この後朝食をとり、アルスの街を発って次なる目的地へ。

[Canon EOS 50D + EF-S17-55IS, EF-S55-250IS]
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【写】アルス散策(5)(フランス)

2010年06月07日 08時00分15秒 | 撮影記録2009
アルス散策(5)(フランス) 撮影日 2009.11.1(日) [Googleマップ]
 
・フランスの田舎町、アルスで迎える二度目の朝。この日も早朝にいそいそと一人散策へ出かける。前日よりも更に早い時間で、空はほとんど真っ暗です。
 
・前日と同じく、ホテル前の幹線道路D904沿いに歩く。昨日明りの点いていた肉屋はまだ閉まっていました。そして、その隣りの壁には牛の看板が。
 
・前日よりも一本遠い『エコール通(Rue des Ecoles)』で道を折れる。
 
・通りに面した土壁。
 
・明るさを変えて試しに撮影。肉眼では左のような暗さです。
 
・少しずつ空が白んできました。
 
・街の中心の大聖堂脇を抜けて、昨日ひき帰した道路の分岐点までやってきました。
 
・分岐を右へ。ここからは未知の道です。
 
・途中、左へ折れて丘の上を目指す。

・斜面の中腹から振り返ると、アルスの街の街灯が点々と光って見えます。
 
・道端の風景。ちょっとガスがかかっています。
 
・見渡す限り続く畑。美瑛あたりの眺めを髣髴とさせる風景です。「北海道は広い」などとよく言われますが、それがちっぽけに感じられるようなスケール感です。

・目指す場所に到着。
 
・石造りの立派な教会だけでなく、このような広大な景色にも "フランス" を実感させられます。
 
・街の案内図に、街の見所として載っていたのでどんな場所かとやってきました。畑の中の一角が生垣で仕切られ、その中にビアンネ神父と子供の像が立っています。

・前日訪れたろう人形館にも同様の場面がありましたが、これはアルスの司祭を任じられて初めてアルスを訪れた神父が、道の途中でアルスの街はどちらにあるのかたまたま出会った少年に尋ねている場面だそうです。そしてその出来事があったのが、正にこの場所であるということらしい。
 
・像の立つ敷地への門。

・もと来た道を引き返す。空はかなり明るくなってきました。
 
・街の入口に立つアルスの看板。

・次は街の中心の大聖堂へと足を向ける。日が昇るとともに、雲間の空はピンク色に染まっていきます。
(続く)

[Canon EOS 50D + EF-S17-55IS]
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【写】アルスろう人形館(フランス)

2010年06月06日 08時02分20秒 | 撮影記録2009
アルスろう人形館(フランス) 撮影日 2009.10.31(土) [Googleマップ]
・今回はアルスの街の散策途中に寄った資料館の様子です。

・大聖堂より坂をちょっと降りた所に『HISTORIAL DU ST CURE』、『MUSEE DE CIRES』の看板のある建物がありましたが、看板の文字だけでは何のことやらさっぱり分からず。
 
・壁にかかった各国語の解説文の中に英語があり、文中の "WAX MUSEUM" の単語と写真から何となくその内容を読み取って、中に入ってみることに。入場料の5ユーロは約700円になります。
 
・入口は正面奥かと思ったら、「左に行け」と矢印が。
 
・建物に入ると受付カウンター兼土産物の売店になっています。入場料を支払うと、通路を通って資料館の入口まで受付のおじさんが案内してくれました。私が手にしていたカメラを目にして「中の写真は撮ってもいいけど、フラッシュは焚かないでね(フランス語)」と、多分そんな注意を受けた後、中へ。

・入口に掲示されたビアンネ神父の生い立ちを簡単に紹介した文章。各コーナーに同様の説明文がありましたが、英語を辞書無しでスラスラと読めるほどの英語力も無く、それぞれの場面は何となくしか理解できませんでした。以下の文章は想像が混じっており、間違いも多々含まれていると思われますのでご注意ください。
 
・納屋で聖像(?)を手にして遊ぶ、子供の頃のビアンネ神父。その様子をたまたま見かけたお母さんはびっくり。「この子は、タダ者じゃないのかも……」

・近所の友達と遊ぶビアンネ神父。すると、木の中に隠れていた聖像を発見してびっくり。

・貧しい農夫として暮らしていたところ、ある日、突如として天啓が。「そうだ! 神父になろう!」 母親も突然のことにどうしてよいやら。
 
・神学校で学び、学友達と語り合うビアンネ神父。勉強の出来はあまりよろしくなかったらしく、司祭になるための試験に合格するまでにかなりの苦労があったそうです。

・やがて司祭としてアルスの地で活動をはじめる。子供に対して教え諭すビアンネ神父。この場面は後から出てくる丘の上の像と同じ、象徴的な場面のようです。

・教会の食卓での語らい。何か困ったことでも起きたのでしょうか。
  
・教会で精力的に活動する神父。徐々に神父の名声は高まりを見せることに。

・粗末な着物を身につけた子供は身寄りの無い孤児でしょうか。孤児院設立にも携わったとのことで、それに関するエピソード?

・ある日、パンをこねていると、パン生地がムクムクと次から次へと湧き出し、ギョッとする使用人。いくらパンを作っても生地が無くならない! 教会には次々と "奇跡" が。

・「失礼しま~す」 使用人がガチャリと戸を開けると、中では神との対話をする神父の姿が!
  
・老境にさしかかってもなお、精力的に活動を続ける神父。
 
・熱心に神に仕えていた神父にもいよいよ最後の時が。館内には、ビアンネ神父の実際の遺体の写真も展示されていました。
・見学を終えて建物を出ようとすると、受付のおじさんが「どうだい? 面白かったかい?」と声をかけてきたので、「はい」ととりあえず笑顔で頷いておきました。

[Canon EOS 50D + EF-S17-55IS]
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【写】アルス散策(4)(フランス)

2010年06月05日 08時03分45秒 | 撮影記録2009
アルス散策(4)(フランス) 撮影日 2009.10.31(土) [Googleマップ]
・夕方のフランスの田舎町散策の後編。

・街外れの大きな公園まできて、また元来た道を引き返す。
 
・紅葉している街の木々。

・足元を見るとドングリがたくさん落ちていました。

・閑静な住宅街の道を歩く。
 
・途中、十字架の立つきれいな公園が……と思ったらそこは墓地でした。
 
・民家の途切れる街外れまでやってきました。
 
・街の外には畑が広がっています。
 
・また道路の向こうには牧草地でのんびり草を食む牛の姿も。
  
・ホテル前を通る幹線道路のD904に出ました。

・アルスの街をぐるりと回って宿泊ホテル前の像へ戻ってきました。まだホテルに戻るには時間があったので、もう一度教会の方へ行ってみることに。
  
・墓地の風景。この日は何か特別な日なのか、多くの墓がキレイな花々で飾られ、墓参りをする人の姿が多く見られました。

・街の中心にそびえ立つ教会。この頃にはもうすっかり、この辺りは慣れた道になっていました。
  
・また教会の下までやってきました。この時間帯には観光客(巡礼者?)が増えて周囲は賑わっていましたが、さすがに日本人は見あたりませんでした。今回の旅行のようにキリスト教関係者でもいなければまず訪れることは無い、一般観光客は寄り付かない雰囲気の土地です。
  
・大聖堂の裏庭には地下へと続く謎のらせん階段が。一体これはどこに続いているのだろうと、試しに降りてみることに。
 
・3階分ほど階段をグルグル降りた先には大きな扉があり、これが開いていたので入ってみると地下通路が。通路の先にはもう一つ扉がありこれも開けて中へ入ってみると、びっくりするような光景が。この辺でデジカメの電池が切れるという不測の事態が発生し、小型のデジカメに持ち替える。
 
・目の前には体育館のような広大な空間が…… アルスの街の人たちが全員入ってもまだ余裕があるのではないかというほどの、大きな礼拝堂でした。これには本当にびっくり。思えば、さっきウロウロしていた芝生の広場はこれの屋根で、十字架のかかった石の壁は外壁だったことに思い至り、ナルホド納得。こんなに人目につかないように作るとは何か意味があってのことなのでしょうか。礼拝堂に入るゲートは閉じており、二階席から眺めるのみの状態にしてありました。
  
・地下の探検を終えて地上に出てみると既に日は傾き、空には月が出ていました。そろそろホテルへ戻る時間。

・無事ホテルに帰着し、この日の撮影は終了。一休みした後、に食べ過ぎ全然お腹は減っていないけれども、不承不承夕食へ。

[Canon EOS 50D + EF-S17-55IS, EF-S55-250IS, Ricoh GX200]
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