ムシャクシャしてやった。誰でもよかった。

今は反省している。ライブや旅行日記、ツクールなど。

大谷資料館 ミンゴス採掘場ライブ

2013-11-25 20:36:31 | 日記

大谷資料館の採掘場跡で行われた、ミンゴスライブに行ってまいりました。

もう、なんというか伝説的ライブでした。

ミンゴスも「このライブのことは一生忘れない!」と言っていたけど、ホントに一生忘れないと思う。
こんなライブは今までもこれからも、もうないよきっとw



大谷資料館は栃木県宇都宮市の奥の方にある、大谷石の採掘場跡です。


巨大地下空間。マジデ広い。
ダンジョン的な空間にテンションは上がる。そして買うつもりなかったのに物販に1時間並ぶw


ここがライブ会場。なんかもうここでライブをやるってだけで期待に胸が…おっと失礼。

大谷資料館を見学したり、外で別の所を観光したりしているうちに入場時間に。
チケット整理番号A1番からA180番くらいまではひとりひとり呼ばれて入場。

A72番の人が呼ばれたとき、会場全体から大歓声が上がるwww
いやーいつもどおりで安心した!

座席は椅子が150くらいあったかな?ほかはスタンディング。だけど広場がめちゃ広いので、かなり余裕はありました。
しかし傾斜が後ろにいくほど低くなっていく…。いやいや逆ですよね?っていう感じではありました。
僕はBだったので後半に入場したんですが、サイドの前の方の全身見える位置が取れました。ていうかあの位置だけ前の人がみんな座ってくれたんで、よく見えてラッキーでした。



そしてライブ開始…。伝説の幕開け。



まずですね。

声がすごく綺麗に響く。

真っ暗の果てしない巨大地下空間に、ミンゴスの声がすごく綺麗に響く。

そして映像的にも、ライブ会場とはまったく違った、自然の美しさと雄大さを感じるような幻想的な演出。
何もしなくても反則級の美しさの会場なのに、そこがライトアップされたら、これはもう見るものの心を奪わざるを得ないです。


アコースティックライブということや会場の雰囲気、ライブ初参加の人が結構多かったということもあってか、最初はなかなか空気がつかめず、手拍子などもバラバラだったりしました。
しかしそこは百戦錬磨のミンゴスの誘導もあり、徐々に会場の一体感が出て行く。



そして、その時はやってくる。
アカペラ。
しかもマイクなし。

静かな巨大地下空間に響く今井さんの美しくも力強い歌声。
まあ、、、なんていうか、、、かるくヤバイ。


そんな歌姫すぎる一面を見せたかと思えば、進行間違えて(セリフうろ覚えだけど)「次は、一緒に泳いでください…、Jellyfish」などとかっこよく言ったものの、「あー!曲間違えた!」と赤面する場面もw

ミンゴス「いつも来てるみんな!今日初めて来た人たちに、普段は私こんなミスしないってことを説明してあげて!曲間違えたことって今までないよね!初めてだよね!」
クラスタ「えっ?」「えっ?」「えっ?」


それでですね、このライブを通して最大の感想は、とにかく寒い!!!
会場の温度は7℃。寒いのは分かっていたのでかなり厚着をしていったんだけど、それでも全然寒かったです。
みんなコート着てマフラーして、ライブTシャツなんか見えない状態でいた観客も終始ガクブルだったんだけど、衣装で薄着の演者のみなさんは並みの寒さではなかったようで、ミンゴスがMCのたびに寒い寒いといっていました。

そして、後半ついに濱田さん(プロデューサ)に、「濱田さん、寒いよ!!」って大声で叫んでしまいました。
その直後から大笑いしだすミンゴス。膝をパンパンたたいて舞台上でずっと大笑い。「い、言っちゃった!ついに言っちゃったよ!ハハハハハッ!」と、ツボに入ってしまったようです。
しかし膝をパンパンたたいて大笑いしている様子は完全におばちゃんでしたwww

その後しばらくは、何が起きても大笑い。橋が転がってもおかしいお年頃だったようです。


いやでも、寒さは確かに辛かったんですが、その会場の空気感と、冬の朝のような凛とした透明感のあるミンゴスの声は本当に相性ピッタリ。
そして吐く息が白いこともあり、ライティングとあわせて本当に幻想的な、絵画を見ているような美しさがありました。

特に終盤で歌ったクレッシェンドの時は、歌と、演出と、空間と、温度と、質感と、すべてが完璧に融合した神がかった時間でした。


そんな神々しさすら感じる歌があれば、いっしょ。をみんなで合唱したり、「餃子エンジェルプリティーミンゴス!」のコールをしたり、とてもわきあいあいとした楽しい歌も。
会場が静かで声がよく通るので、観客とミンゴスとの掛け合いも捗りました。


もう、そんなこんなで最高の時を過ごさせていただきました。
これは本当に歴史に残る、記憶に残り続けるライブでした!



しかし大谷資料館から宇都宮駅へのバスが1時間にせいぜい2本しかなく、帰りは激混み必至だったため、最後の最後のあいさつは帰りながら見て、ミンゴスが最後に引き上げる場面を舞台の真横の階段から見届け、真っ暗な道を超ダッシュしてバス停に行きました。
最後まで会場で見届けた人は間に合わないタイミングのバスに滑り込み、なんとか混んでないバスでゆったりと帰路につくことができました。久々にあんなに全力ダッシュしたわwww







ちなみに、ライブ前に少し観光もしました。大谷観音や平和観音。
大谷町は奇岩地域で、道を歩いているだけでもすごい地形で色々楽しいです。