ムシャクシャしてやった。誰でもよかった。

今は反省している。ライブや旅行日記、ツクールなど。

コントローラ革命

2005-09-19 00:06:23 | ゲーム
任天堂次世代機のコントローラが発表されました。


そもそも任天堂のコントローラの歴史は、
そのままゲーム機のコントローラの歴史でした。

ファミコンで現在のスベテのコントローラの基礎を確立したのをはじめ、
ハードを発表するごとに、コントローラに革新をもたらしてきました。

ファミコンでゲームの究極のインターフェース、十字キーを発明。
スーパーファミコンではLRボタンの搭載。
Nintendo64では、普遍と思われた十字キーを切り捨て、アナログスティックを発明。
さらにZトリガー、振動パックの搭載。

セガ、ソニーといった他社は、これらをことごとく後から真似していきました。
他社からもコントローラディスプレイ、アナログスティックボタン、アナログボタン等の
新しいインターフェースは提案されましたが、どれもあまり使用されず、
ゲーム性の向上に寄与するものではありませんでした。
新しいハードがでるたびに、我々に革新的なインターフェースをもたらし、
ゲームをより高い次元に導いてくれたのは、いつも任天堂でした。
任天堂の新ハードが出るたびに、期待は膨らんだものです。

…しかし、ゲームキューブのコントローラは期待はずれでした。

Aボタンを中心にした大きさの異なるボタン配置、Cスティックの搭載などはありましたが
どれも革新とまではいえず、
64の独創的な形状からプレイステーションを真似たような無難な形状への変更に
幻滅したものです。
(今でも64のコントローラは操作性では史上最高傑作だと確信しています)

任天堂のゲームに対するフロンティアスピリットは消えうせたのか?


しかし…

NintendoDSで2画面、タッチパネルという新たな挑戦を開始した任天堂。

そして今回、自身の築き上げてきたコントローラーのコンセプトを根底から覆す
未曾有のインターフェースをぶつけてきたのです。

そのゲームに対する真摯な態度は変わっていなかった。
これが成功するかどうかはわかりません。
しかし、この挑戦は行われなければならなかったし、
それをやるのは任天堂でなければならなかったのでしょう。

これからゲームがどうなっていくのか。
ソニー、Microsoftも含めて、いろんな可能性が広がっていくことに期待しています。