最初に述べておきますが、いいことも悪いことも含めて例によって例のごとく色々書いてますので、注意する方は注意してください。
10月7日は八王子にある東京工科大学の学園祭「紅華祭」に行ってきました。目的はLiSAさんのライブです。整理券を得るために、雨の中、地元の宇都宮を始発(4:42)に出発。7時40分ぐらいに最寄り駅の八王子あずみ野に着いたのですが、スクールバスに人が殺到しているから歩いて大学に向かったらかなり遠かったし、整理券配布場所を探してけっこう迷ったので、並んだのは8時10分。何とか列の最後尾に並んだものの、列の長さに絶望していたのですが、5分ぐらい経過した後で、
「整理券の上限枚数に達しましたので、これ以上並ばないようご協力をお願いします」
というスタッフさんのアナウンスが。危ない危ない。
9時少し前に配布がスタートし、私がもらった整理券番号は2238番です。後でわかったことですが、学内用に1000枚配布済みだそうで、私の前に1200人はいたということですね。そして、ナンバリングされた整理券は2250枚だそうです。
本当にぎりぎりじゃねーか(汗。
あれ、私の後ろに70人ぐらいいたような気がしたんだけど、この人達は入れたのかな?
開場は16時半なので、時間はたっぷりある。ということで、けっこう本気で学園祭を楽しんできました。これに関しては別の記事にします。
学内用と一般用に分けて列を作り、ようやくライブ会場の体育館アリーナに入場。最後列からお気楽に楽しもうかなと思ったら、
椅子がない。
オルスタとは聞いてない(w。
どこにもそんなこと書いてねーぞ(w
確かに、椅子を用意して並べたり片付けたりする手間を考えれば、ありうる選択肢ではあるのですが。
体育館の中央付近に機材があって、私は最初この前あたりにいたのですが、前が少しずつ空いているようだからということで進んでいき、突然圧縮が始まったので私も流れにのって前に行ったら、客席のほぼど真ん中まで来ました。
体育館の2階の両サイドに関係者らしき人が入ってきて、ベンチ席があるから、その席も比較的平和でいいなあと思ってみたりして。
私に会ったことがある人はわかると思いますが、私はそれなりに身長があるので、視界が人の頭で埋もれることはないです。また、横もそれなりにあるので、押されても押し返せます。あれ、体格的にオルスタ向きなのか?
会場が暗転し、バックバンドであるらーめんずが登場すると、
客席前方がさらに突進。
前方中央の柵破壊。
さらには倒れて潰されちゃった人もいたらしく、30分ぐらいライブが始まらない。
せっかくLiSAさんは「ファンを信じているからライブではルールを作らない」というようなことをブログに書いていてくれたのに…
http://ameblo.jp/lxixsxa/entry-11366383211.html
一部の人達のせいでファン全体が悪いように思われたり、応援している人のイメージにも影響が出たりすることが、他のアーティストさんや声優さんを見ていても時々起こることです。行動は本当に考えて欲しいものです。LiSAさんは12月にZepp Tokyoでライブがあって、私も参戦するのですが、この様子を見ているとやや不安はあります。
柵を破壊するほどに突進する人達が悪いのは当然として、その程度で壊れてしまう柵もどうなんでしょうか。
結局は、学園祭スタッフが人間バリケードを作ることで落ち着いて、ようやくライブスタート。中止にならなくて本当によかったです。
1.ROCK-mode
LiSAさん登場。元々は黒地なんだけど銀色のモチーフがたくさん描かれたためにぼほ銀色になったミニのスリップドレスに、赤のジャケットを合わせていました。脚は黒のシースルーのニーハイです。
曲名通りにロックに盛り上がる曲からスタートです。私はLiSAさんのライブに2回参加したのですが、インストアイベントとお台場合衆国はいずれもアコースティックだったので、ロックサウンドで聴けるのが初めてなのでとても楽しみです。LiSAさんがピンクが好きということで、客席はピンクのサイリュウムやペンライトで溢れてました。
「こうかさ~い!(紅華祭)」と叫ぶLiSAさん。
「みんな、ケガしたりしてませんか?大丈夫ですか?」と客席を気遣うのがやさしいです。
「今日、ここには、やさしい男子と、強い女子しか来てません。
やさしい男子は、かよわい男子と、強い女子を守ってあげてください」
かよわい男子はどこから出てきたのだろう、というのはおいといて。
「強い女子は、いっそのこと男子も守っちゃおう!」
2.KiSS me PARADOX
女の子っぽい歌詞のかわいらしい曲で、個人的に好きです。サビの部分では手を左右に振るワイプの動きがあり、客席も同じく手を振りました。後奏のLiSAさんの手の動きがかわいらしいです。おそらくライブ初披露だと思うのですが、2番の歌詞がけっこう飛んでたみたいで、ラララで歌ってました(w。
3.笑ってほしくて
LiSAさんが現在の活動をする前に組んでいたバンド時代の曲で、LiSAさんにとってとても大切な曲というのを感じました。バンドサウンドだと力強さが増しますね。
4.oath sign
水休憩で少し間があったのですが、イントロのピアノ音で一気に歓声が上がります。ソロとしては初のシングルリリース曲で、Fate/Zeroのオープニングに起用されたこともあり、人気が高い曲です。
LiSAさんの話より、学園祭だと今までは外でライブをすることが多かったのですが、体育館でライブをやるのに憧れがあったそうです。
「体育館が思っていたよりも凄い設備で、なんかスラムダンクに出てきそうですね」
「流川くん、でも誰でもいいんだけど、ここでドリブルしてて、あっ、スラムダンク知らない人ごめんね」世代の違いがあっても、スラムダンクなら大丈夫かと。今の人達ならRO-KYU-BUや黒子のバスケになるのかな。
「あそこ(2階席を指差して)で『る・か・わ~』とか応援してたりして」それ流川親衛隊じゃねーか(w。LiSAさんはスラムダンクでは流川推し、と(メモめも)。
「なんか、恋が生まれてそうな体育館だよね~」
「そんな体育館で、私達はデート(ライブ)してるんだよね~」
LiSAさんの表現で、ライブのことをデートと言っています。ラジオ番組に出演した時に語っていたのですが、ライブデートにおいてLiSAさんが彼氏役なんだそうです。
「学園祭ということで、みんな何か食べた?」
「何か食べた人~?」「はーい」
「何か作ってた人~?」「はーい」
「じゃあ、作りながら食べた人~?」「はーい」←これはつまみ食いとは言わないのか?(w
「私も学園祭を楽しみたかったんだけど、準備があって行けなかったんだよね。この後でこっそりと見に行こうかと思います。こっそりとね。やさしい男子と強い女子しかいないから大丈夫だよね?」
「今日ライブに初めて来た人~?」「はーい」
「ここの学生の人~?」「はーい」
「じゃあ、一般生の人~?」「はーい」
「なんか3つとも返事してる人がいる」とLiSAさん軽く拗ね気味(w。
私は明らかに一般生しか当てはまらないのでそこだけ返事をしたのですが、他の人のライブでもよくあることですが、何でもかんでも返事するのはどうかと思うんですけどね。
5.いつかの手紙
ピアノのイントロが流れると、LiSAさんが語り出します。
「今日の学園祭は、東京工科大学と日本工学院八王子校のみんなが一生懸命準備してきまして、そんな大切なステージに立たせていただくことになりました。今という時間はずっと続かなくて、どんどん過去になってしまうけど、その一瞬一瞬を大切にして生きていきたいです」
さっきまで暴れて騒いでいた人達が、ペンライトを振らずに大人しく聴き入ってます。私には客席の闇が美しかったです。
6.Little Braver
ガルデモの曲も歌ってくれるんだ♪
http://www.angelbeats.jp/movie/pv09.html
アニメ「AngelBeats!」に登場するGirls Dead Monster(通称ガルデモ)というバンドの、2代目ボーカルであるユイの歌声にLiSAさんが起用されまして、現在の人気や知名度の礎になっています。ちなみにアニメのキャラクターの声は喜多村英梨さんです。
実は私、アニメは見たことがないけどガルデモのアルバムは持ってます。曲がかっこいいもので。いつかアニメも見てみたいです。
「みんな、アニメ好き?」当然のように歓声が上がります。
「この曲を知ってて歌ってやったぜという人~?」「はーい」
「じゃあ、この曲を知らなかったけど歌ったという人~?」「はーい」
両方とも返事する人がいて、LiSAさんが怒った(w。さっきの3回返事のくだりがあったばかりなのにね。
「もう1回聞くね。この曲を知らなかったけど歌ってやったぜという人~?」
若干数の人が「はーい」と返事。この人達は本当に初めてかもしれませんが、勇気ありますね。
「ありがとうございま~す」
「次もアニメの曲です」
7.crossing field
ソードアート・オンラインの第1シリーズのオープニング曲で、ライブ前日の放送までこの曲が起用されてました。アニメのストーリーやオープニング映像ともリンクした曲で、とてもかっこよくて人気があります。
8.confidence driver
1stシングルのカップリング曲で、LiSAさんの曲の中でもハードで攻撃的なサウンドです。歌い方もかなり激しいです。間奏の所で
「1,2, 1・2・3・4」
を客席全員で叫ぶ。「声が揃わないと次に行かないよ」とLiSAさんが煽る。同じく間奏の部分で、あえて人差し指を口に当てて「しーっ」のポーズを取ってバンドの音を聴かせたり、全身を使ってカウントを取る動作をして客席のスイッチを入れたりと、緩急自在ですね。
9.妄想コントローラー
CO-Kさんがセンターに来てギターソロでスタート。間奏ではODGEさんのギターソロがあり、生バンドでの迫力を感じました。この曲も途中で叫ぶポイントがあって、とても楽しいですね。
「みんな、大丈夫?」と会場を気にかけるLiSAさん。
「助けて欲しい人~?」「はーい」
「そこから出されちゃうよ、いいの?」確かにそうなるわな(w。
「もう1回聞くよ。助けて欲しい人~?」
「はーい」と左端の方で声がした。すると、
「警備員さ~ん」と言いながら声がした方を指差したLiSAさんでした(w。
「みんな、大丈夫ですか?」「はーい」
「隣の人大丈夫ですか?」「…はーい」
「今、一瞬隣の人と目が合って点になったでしょ?(w」
10.WiLD CANDY
曲のイントロが流れると、
「みんなの今日一番のお仕事です。ピンクと、肌色と、その他いろんな色と、愛で埋め尽くしてください」
ということで振り付け練習スタート
「4回まわして横ふりバイバイっ。前うしろっ。2回うんはいはいっ。」
2回やって見事に揃ったんだけど、客席からのリクエストがあり、LiSAさんは渋々スローバージョンを練習。今回もか~な~り~スローになりました。ラストにスピードを戻して、というかやや高速バージョンで練習して本番へ。本番も見事に揃って大成功。
「次がラストの曲です」に客席は「え~」と。
「ここまでケガもなくついてきてくれて、本当にありがとう!」
LiSAさんが最後にこんなことも聞いてみた。
「今日、何かサボってここに来ている人~?」「はーい」←おいおい(w。
これにはLiSAさんも笑うしかない。
11.ジェットロケット
歌い出しの部分を客席全体で大合唱。LiSAさんのロングブレスは流石歌手といったところですね。そしてイントロでスイッチが入って定番の盛り上がりに。
「最高の紅華祭」と歌詞を変えるあたりもうれしいですね。
アンコールの声がかかり、正直ジェットロケットまで歌ってくれて次はどうなんだろうと思っていたら、割とすぐにLiSAさんが出てきた。今日から発売の、太陽をイメージしたイラストが描かれた、グッズの黒Tシャツを着てました。
「今回のタイトルのSMiLE GiFTは、学生スタッフさんが考えてくれました。iが小文字になっているのがうれしいですね。今回のライブで、SMiLEをGiFTしようと頑張ったのですが、SMiLEをGiFTできたでしょうか?」
「アンコールをいただいたので、もう1曲だけ歌います」
12.Crow Song
やっとライブで聴けました。
前述のガルデモの代名詞的な曲で、サビの部分のコール&レスポンスが楽しいです。私はガルデモでLiSAさんを知った人間ですので、ソロデビュー後の曲だけでなく、ガルデモの曲も歌ってくれるのがとてもうれしいです。
「紅華祭は来年も開催されますが、例えば3年生は4年生になっていて、来年は遊びに来る側かもしれません。そして、ライブのステージには違うアーティストさんが来ると思います。さっきも言いましたが、今がどんどん過去になっていく中で、この一瞬をみんなと一緒に過ごすことができて、とても楽しかったです。ありがとうございました」
バックバンドのらーめんずを1人ずつ紹介し、恒例の掛け声をマイクなしで行います。
「今日もいい日だっ!」
「あでぃがどーっ!」
「ばいちっ!」
客席も同じく応えて、ライブ終了となりました。
「今日はいっぱい汗をかいたから、風邪ひかないように気をつけてね」最後までファンへの気遣いを忘れないLiSAさんが素敵でした。
という感じのライブでして、大満足でとても楽しかったです。しかも無料ですしね。終演後にWiLD CANDYが流れたのですが、LiSAさんがステージを後にしているのにコールが入ったり、サビの部分で例の振り付けをみんなで行っていたりなど、みなさんエネルギーが有り余ってますね(w。
LiSAさん、らーめんずのみなさん、紅華祭スタッフのみなさん、参加されたみなさんお疲れ様でした。
http://ameblo.jp/lxixsxa/entry-11374000910.html