Liberal Days

日々の生活だったり、ライブレポだったり、スポーツの感想だったり、ジャンルを限定せずに色々書きます。

辞任ドミノ

2014-10-20 23:37:12 | ニュース

そういう言葉があるんですね。負の連鎖というのはどこの世界にもあるようで。

今日になって、女性閣僚が2人も辞任しました。というか、辞任させられたという方が正しいでしょうか。
配布物の問題だったり、会計の問題だったりで程度の違いはありますが、認識や管理の甘さというのは共通でしょうかね。
過去に同じようなことをやって失脚した人達がたくさんいたはずなんですけどね。政治家という種族は学習能力がないのでしょうかw。結局は、個人の資質ということになるのでしょうかね。任命責任よりもはるかに大きいかと思います。

ところで、国会って開くのにも色々とお金がかかりますよね。全国から議員を呼び寄せないといけないですから。出所はもちろん税金です。
今の御時勢、例えばエボラが日本で発症したらどう対策するのかとか、消費税を本当に10%に上げないといけないのかとか、アジア関連にも色々と問題を抱えているわけですよね。
お金と時間を使って議員を集めているのですから、そういう問題を議論すべきだと思います。閣僚の揚げ足取りも、どこかで見た光景ですね。というか、それしかできないんですかという疑問も同時にあります。

やっぱり、政治家というのは学習能力がないですねww。
そんな政治家を選挙で当選させてしまっている側にも問題があるのかもですが。


ノーベル賞と青い光

2014-10-09 22:28:00 | ニュース

村上春樹さんって、毎年必ずノーベル文学賞の受賞候補に名前が出ますよね。
好きな作家さんではあるのですが、審査する人がいるわけなので、難しい部分もあるのでしょうかね。

同じくけっこうよく候補として名前を聞いていた青色LEDの中村修二さんに、ようやく物理学賞が受賞されました。私の中では化学のイメージだったのですが、物理なのですね。
実用的な青色発光ダイオードの開発として、赤崎勇さん、天野浩さん、中村修二さんの3名が受賞となりました。
赤崎さんと天野さんが中心となって、世界で初めて青色の発光ダイオードが開発され、中村さんが製品化に向けた技術開発を行ったというわけですね。

さて、なぜ青なのでしょうかね。
光の3原色として、赤・緑・青があります。この3つの光を合わせると白になりますね。3色の光の強度を変えることで、様々な色の光を出すことができます。
ホームページのプログラムに使われているhtmlでも、色の設定として、赤の強度、緑の強度、青の強度をそれぞれ0から255で設定することで、色が決定します。全部最大値なら白、全部0なら黒になりますね。
ちなみに赤・緑・青の絵の具を3色混ぜ合わせると黒になります。例えば赤い絵の具は、赤以外の光を吸収して、赤のみを反射しているから、人間の目には赤く見えるのです。混ぜ合わせることによって、反射される光が減ってしまうから黒く見えるのですね。

青色の発光ダイオードが開発されている頃には、純粋な赤と黄緑は既に開発されていました。後に純粋な緑が開発されるとして、青が開発されることが重要なことだったわけですが、同時に最大の難関でもあったわけです。

青い光、といえば、文字通りブルーレイにも技術が応用されています。青色、というか現実には青紫色のレーザーが使われているのですが、波長としては400nmぐらいということで比較的短い波長であり、少ない面積で大量のデータの読み書きができるという特徴があります。アニメの世界にも技術革新の恩恵が回ってきているのですね。

ところで、中村さんといえば特許をめぐって所属会社と揉めてしまったことでも有名です。自分の力だけでは実験はできなくて、会社の施設や装置を使って研究していたわけですし、そもそも成功するかどうかわからない研究に多額の投資がされていたわけですから、会社側に特許の恩恵が持って行かれるのは理解できます。とはいえ、100億以上の利益を稼ぎ出したのに、対価がボーナスとして数万円では、納得できないですよねw。そのあたりの法整備や取決めがまだない時代だったのもあるかと思います。

中村さんも嘆いていましたが、日本の研究者は大抵は不憫ですね。博士課程の学生さんは、自分の研究よりも後輩の指導や教授の雑用が多くて、博士を取れたとしてもアカデミックに枠は少なくて、それでも頑張って成果が出たとしても全部教授に持ってかれるというw。
日本の若手研究者の未来にも、青い信号が灯って欲しいものです。


宿題代行

2014-08-27 21:23:24 | ニュース

代行サービスは世の中に色々あるようですが、こんなものまで出てきてしまうとは。

世間的には夏休みが終わりに近づいていて、計画性のないお子さんは宿題の追い込みの時期でしょうかね。
そんな中、宿題代行サービスというものが人気なようです。業者によって価格は異なるらしいですが、相場としては、

読書感想文が原稿用紙1枚3000円から
自由研究は5000円から
美術・図画工作は20000円

らしいです。
価格の妥当性がよくわかりませんが、私の感覚では高いです。私なら自分でやりますw。
とある筋から聞いたのですが、読書感想文に関しては、無料でお手軽に仕上げる方法があるらしいです。ただ、年数がけっこう経っていることと、社会的によろしくないと考えられるので、ここでは書きませんけどね。

確かに、読書感想文は私も苦痛でした。正直に感想を書くと、
「何とも思いませんでした」
とか
「本を読むのに疲れました」
になりますから、とても原稿用紙が埋まらないですねw。
自由研究も何をやっていいかわからないですし、絵もどうやったら上手く描けるのかわからないですよね。そういったものを教えてもらいつつ、本人にやらせるシステムならまだ理解できます。
完全に丸投げなのが納得いきません。
出来の良し悪しはともかく、苦労して仕上げることで力が身について、喜びを感じるのが正しいんだと思います。安直な手段に逃げるのは、教育としてよくないですし、人間形成に悪い影響を与えそうです。

それにしても、商売として成り立つということは、需要があるということですよね。
真面目に頑張っているお子さんも多いかと思うのですが、こういうのを見ると、学力低下が不安で将来が心配です。


早稲田の博士

2014-07-21 23:03:18 | ニュース

小保方さんの件に対する早稲田大学の対応は、理科系に生きた人間として、色々とありえなさすぎてひどいと思います。私は大学や研究分野は違いますし、博士は持ってませんけど、私でもおかしいと感じる箇所が多数あります。

http://www.waseda.jp/jp/news14/data/140328_committee.pdf

17日に、PDFにして5ページの報告書が公開されました。研究内容に関してはよくわからない部分も多いのですけど、それ以上に、展開の筋道がよくわからなくて、なんでそうなるんだろうというのが正直な感想です。
まとめると、こんな感じでしょうか?

・小保方さんは完成形の博士論文ではなく、その前段階の草稿を出してしまった。
・草稿は、著作権侵害行為11箇所を含む、色々な問題点があった。
・草稿のまま審査が行われ、博士を授与してしまった。
・一度博士を認定したら、取り消すのは容易じゃないので、今回の件でも取り消しません。←いまここ

何これ?

まず、草稿を審査に出してしまうとかありえないです。何度か論文の修正を繰り返して、修正前のファイルも保存しておくことはあるかと思いますが、その場合には「修整版」ってファイル名に入れるとか、1,2,3とナンバリングするとか、識別の対処法はたくさんあると思います。それができてないとすると、自分で今何をやってるのかわからないくらいに、管理できてないことになりますね。
著作権侵害について、例えば序論にて、これまでの研究の流れとして、このグループがこういうことをやってますって書くのは問題ないと思いますが、きちんと引用元を明確にするのは当然です。それがないと自分でやってきましたかのような印象を与えてしまいます。
後から調査したからというのがあるにしても、これだけたくさんの問題点がある博士論文を、審査段階で差し戻しすることができなかったのか、本当に疑問です。制度が悪いのか審査した先生が悪いのか、両方なのかはわかりませんが。
ならせめて、小保方さんの博士を取り消すとか、一時停止にして再審査するとかがされるべきだと思うのですが、両方ともありませんでした。

http://www.waseda.jp/jp/news14/data/140717_committee_report.pdf

もっと詳しいものがこちらにあるんですけど、PDFで80ページ以上とか、読む気にならないですよねw。
今回の件はイレギュラーである的な記述が多く書かれているのですけど、早稲田ってこんなもんですか?というのが多くの人の正直な感想だと思います。
小保方さんを守ってしまったおかげで、早稲田の教育機関としての価値や、早稲田の博士の価値が下がってしまったと思います。真面目に研究して、大変な思いをしながら論文を仕上げた人が多いはずなのですけどね。個人的に、小保方さんはどうでもいいんですけど、その他の早稲田の博士のみなさんの今後の影響が心配です。

おまけ
「三胚葉に由来する細胞により生成されたスフィアから取得された細胞が」
一瞬「!」ってなったのは仕様ですねw。
最初のPDFのアドレスをつぶやいたら、20人以上にリツイートされて焦りました。しかもフォロー外から。どうやって見つけたんでしょうねw。


信頼と安全の崩壊

2014-05-26 23:05:43 | ニュース

AKBは全然詳しくないですが、今回のノコギリ振り回し事件とか、どうしてこんなことになってしまったのだろうという気持ちがあります。
メンバー2人は、骨折はしたものの現在は退院しているようで、その点では安心しました。

私はAKB関連ではありませんが、握手会やお渡し会に参加したことがあります。荷物のチェックは、記憶がないです。テーブルの上にカバンの中身を全部広げて、とかだと記憶に残っていると思うのですが、あったとしても、カバンの口を開けて、軽く見られて通過ということでしょうかね。
今回のイベントの参加人数がどれくらいの規模かはわかりませんが、1000人とか10000人の規模でしょうかね。そうなると、全員分の荷物をしっかりと検査するのはほぼ不可能でしょう。カバンの奥底に入っていたり、服の内側に隠されていたりしたら、よっぽどのことがない限りは見つからないでしょうからね。

#そういえばとある1万人規模のライブイベントで、金属バットを持ち込んで各種イベント出入り禁止になった人がいたらしいですが、逆にどうやって持ち込めたのか気になります。

いわばファンと主催者の間に信頼があったからこそ、多少の問題はあったかもですが、今まで継続的に開催されてきていたわけですし、警備に重点を置かなくても大丈夫だったんだと思います。
今後は安全面で抜本的な改善が求められるわけですが、参加者や主催者が互いにストレスなくできるようにと考えると、難しいかもですね。
AKBに限らず、ファンと触れ合えるイベントを企画している事務所は、何かしかの安全対策を考えないといけないでしょうね。安心して参加できる環境が整備されることを願います。