会社帰りに映画を見るということは、金額の割りにはすごく贅沢な生活のような気がします。
昨日ですが、サヨナライツカを見てきました。何年か前のことですが、原作を知人が薦めていたので読んでいまして、色々と興味深かったという印象でした。それがどのように映像化されるのかが楽しみでした。
前半の舞台はバンコクで、固定電話に国際電話がかかってくる時代でして、気候の暑さとともに新興国としての熱気も重なって融合した雰囲気を感じることができました。また、随所にみられる東南アジア的な神秘的な美しさも素敵でした。それと、韓国の監督さんだからでしょうか、斬新な撮り方をしているという印象があります。
ストーリーの中核を担う女性が2人いまして、石田ゆり子さんが演じるのが豊の婚約者で、良家の箱入り娘でまさしく大和撫子なのですが、この女性が精神的に強いです。中山美穂さんが演じるのが、豊がバンコクで出会って恋に堕ちる女性でして、ストーリー全般をみても謎が多いのですが、存在しているだけで魅力的な女性です。
豊が最終的にどちらの女性を選ぶにしても、非常に重大な決断をしなければならないわけでして、その結果として選んだ女性に対して発せられる「愛してる」の言葉はとても重いです。空港で決断のシーンが個人的に印象的ですね。
それから25年経過して、豊は仕事でバンコクに行くのですが、まさかの展開があるわけなんですよね。
平日なのにお客さんが多く見ていましたし、パンフレットも売り切れでした。人気があるんですね。