12月22日はB’zの東京ドーム公演に行ってきました。平日なので開演は午後7時です。私は6時過ぎに着いたのですが、ドームだけあって人の数が物凄いです。平日でもこれだけの人が集まるんですね。
今回はS席です。とはいっても、ファンクラブ限定アリーナ最前ブロックがSS席、2階スタンドの両端がA席で、それ以外が全部S席なので、はっきりいってどこなのかわかりません。実際に行ってみたら、41ゲートの時点で3塁側2階席で、後ろから2列目でした。B’zのライブは毎回、スタンド全体を見渡しているような気がします。
1. さよなら傷だらけの日々よ
最新アルバムを引っさげてのツアーですので、曲はそれ中心に構成されます。この曲はコーラのコマーシャルにも使われましたので、ライトなファンにもわかりやすい選曲だと思います。
2. さまよえる蒼い弾丸
最新アルバムの曲だけでなく、昔のヒット曲も歌ってくれるのがうれしいですよね。会場の照明は青一色になりました。
2曲終わったところで稲葉さんのMCです。ツアー恒例のフレーズが登場します。ステージにはC’monのロゴが入った箱があり、右手を突っ込んで取り出したのは、ソフトボールぐらいの大きさの白いボールで、
B’zの
と書かれてました。客席に向かって投げると盛り上がります。続いて取り出したボールにも
B’zの
と書かれていて、同様に客席へ投げ入れます。さあ、次はあのフレーズかと期待が膨らむ中、取り出したボールには、
ハズレ
やってくれます(笑い)。ボールはドラムさんが受け取ると、どこかに放り投げてしまいました。そして、いよいよ次、
B’zの
LIVE-GYMに
ようこそ
稲葉さんが「B’zのLIVE-GYMにようこそ~」と叫びつつボールを投げ、客席が盛り上がります。
3. Don't Wanna Lie
4. ピルグリム
5. BE THERE
稲葉さんは「最高ですか~」と呼びかけ、客席が盛り上がります。そして、「最高を超最高にする」というようなことを言って、さらに盛り上がります。
6. Homebound
この曲の後で松本さんがギターソロを演奏し、稲葉さんは衣装チェンジへ。
7. ボス
8. 命名
ここで稲葉さんから、
「みなさんにお願いがあります。聞いてくれますか?」
何かと思えば、手拍子。アリーナ席は、最前列から1列ずつ後方に向かって手拍子が増えていく、スタンドは両端から1人ずつ増えていく、いわば手拍子のウェーブをやってほしいとのこと。これは大きい会場ほど難しいそうです。
「最前列は手を叩き続けるのが宿命です」
「スタンドの最初の人は、手を振ってくれてるけど、あなたじゃなくてその隣」
みたいなやりとりがおもしろかったです。ラストの仕上げは、スタンド中央で両サイドからの拍手が合わさったら
「うぉ~!」
と叫んでくださいとのこと。
一発勝負の手拍子ウェーブのスタートです。スタンドから見ていて、アリーナ席の最前列から拍手が広がっていく様子や、スタンドの両側から迫ってくる様子は見ていて凄かったですし、感動しました。しばらくして、私の所にも回ってきて参加。そして、中央で合わさったあたりで
「うぉ~!」
と客席全体で叫んで大成功。
9. DAREKA
曲が終わると、
「誰か~」
と叫びながら回転してステージに吸い込まれる稲葉さん。そして、なぜかステージ左側にある古井戸から登場。この井戸、Magicのツアーでも見たことがあるような気が。大道具を使い回しているようで、せっかくだからC’monの家紋を付けたそうです。
そういえばステージに松本さんがいない、と思ったら、これまたステージ右側に突然出現した黄金の井戸から登場。
松本さんの心の声を稲葉さんが読み取ります。
「アリーナツアーの時から、松本も井戸に入れと言われ続けたので、仕方がないから入ってやった。しかし、稲葉のような古くてみすぼらしい井戸は嫌だ。そこで俺は考えた。俺に相応しい井戸を作ろう。そして、発注した。それが、この黄金の井戸だ」
みたいなことを語り、松本さんもうなずいて了承。
次の曲に行こうとするも、一向に井戸から出てこない松本さん。なぜか自力では出られないらしく、稲葉さんを呼ぶ。横の部分がパカッと開くようなので、松本さんは無事に井戸からステージに出てきました。稲葉さんは、黄金の井戸がうらやましかったのか、一度入って遊んでました。
二人の大人が井戸で遊ぶコーナーが終了。
10. SPLASH!!
歌詞が英語で、California SPLASH!!が新鮮でした。
11. Brotherhood
この曲が終わると、メンバー紹介に続いてインストを演奏。稲葉さんは再び衣装チェンジへ。
12. BLOWIN’
B’zの曲は、中学生から大学生の頃に特によく聴いていたので、その時代の曲を歌ってくれるとうれしいです。前回のMagicツアーの時のように、バンドさんが載ったステージごと移動して、バックネット裏まで来ました。稲葉さん、松本さんが近くにきたのでうれしかったです。
曲が終わった後、客席スタンド中央部を見て、
「うぉ~って言ったのはこの辺りか」
感慨深いものがあったようです。
13. イチブトゼンブ
結果的にサブステージになった空間の中を、稲葉さん、松本さん、サポートギターの大賀さんが動き回っています。
14. 裸足の女神
この曲でステージが移動して、元の位置に戻ります。サブステージが実質2曲は少ないですね。5曲ぐらい欲しかったです。
15. Liar!Liar!
バーナーから火の玉が出てます。熱そうです。
16. ZERO
17. DIVE
18. ザ・マイスター
間奏の部分を稲葉さんと一緒に客席全体で叫ぶ。5万人の一体感が凄かったです。そしてラストには、花火のような爆発が。
アルバムは2010年の春から制作していたのですが、2011年の3月に震災があり、こんなことをやっていていいのかと考えた時期もあったそうです。アルバムタイトルにもあるように、みんなでいっしょにという思いが強いとのことです。
19. C'mon
アルバムの表題曲で、本編が終了。銀色の紙テープが発射され、光の反射が綺麗でした。
アンコール前の時間は、特に何をやると決まっているわけではないようです。スタンド前方の金髪ボブの女性がウェーブを起こそうと頑張ってましたけど、一応は起こったけどなんかぐだぐだな感じです。
20. いつかのメリークリスマス
イントロの時点で鳥肌が立ちました。ライブでもなかなか歌ってくれない曲と聞いていたので、今回歌ってくれることがとてもうれしいです。色々な歌手が歌ったクリスマスソングの中で一番好きです。この日は12月22日でしたけど、稲葉さん松本さんからの、一足早いクリスマスプレゼントになりました。
21. ultra soul 2011
22. Calling
「お疲れ!」で終了。稲葉さんと松本さんは、ステージの左右の端まで行って、客席から声援を受けてました。この時に、昨年のツアーで作られた曲が流れます。地名を叫ぶ所では「東京!」と客席が揃って叫んでいました。この曲が定着しつつあるようですね。
以上で、およそ3時間の公演が終了しました。宇都宮の家に帰宅したのは日付が変わるあたりでして、例によって例のごとく、お疲れ様でした。