学生の時から始めまして、もう8年になってしまいました。自分でもびっくりです。
大学4年の終わり頃の卒業論文を書いたのですが、文章の作り方がよくわからずに非常に苦労しました。院に進学して、修士論文のためにも文章力をどうにかしたいと考えていたところに「ドキュメント解析」というものを見つけました。内容は、A4サイズの紙1枚にストーリーを作成し、コンテスト形式で楽しく批評し合うことで文章力を磨いていきましょう、というものです。
理科系の大学にしては珍しいタイプの授業ですよね。
私は化学系の人間だったのですが、物理系とか高分子系、情報系、建築系等々、様々な分野の同世代の方々と接点を持つことができて非常に有意義な時間でした。
同じような内容の物が「こらむらんど」としてネット上でも展開されていまして、これを通じて先輩後輩、さらには他大学の方とも出会うことができました。ホームページの方はコンテスト100回を記念して現在は休止状態にありますけど、形成された人脈は現在でも生きてまして、時々飲みに集まったりしています。
http://www.columnland.net/index_old.html
影響は偉大でして、高校まで国語が苦手で、説明文や小説に何が書いてあるか全然わからなくて、受験科目に国語がない理系の大学を選択した人間が、ショートストーリー作成にはまってしまうだけでなく、文庫本の小説を買って読むようになったのですから。
肝心の修士論文作成にも生きたとは思うのですが、文章力の向上よりも有用な実験データを集める方が先決だったと気付いた時には遅かったですが。
最近のことですが、ほぼ1年ぶりに作品を書き、ネット上の某所に投稿したのですが、自分でも意外なほどに高評価をいただいてびっくりしています。もし希望があったり、本人の気が向いたら、ここのブログにも載せるかもしれません。
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