goo blog サービス終了のお知らせ 

Liberal Days

日々の生活だったり、ライブレポだったり、スポーツの感想だったり、ジャンルを限定せずに色々書きます。

寒くなっても暑いかんじ

2010-12-10 21:52:22 | ニュース

毎年恒例の、今年の漢字が発表されまして、「暑」だそうです。

確かに今年は猛暑でしたからね。最高気温もそうなのですが、ずいぶんと長い期間暑かったように思います。9月になってもまだまだ暑かったですからね。

それが10月になって涼しさを通り越して寒かったこともあったように思います。

暑いといえば、チリの落盤事故で33人が暑い中を耐え抜いて救出された、ということもありました。

みなさんは今年の漢字として何をイメージしますでしょうか。

私が選ぶとすれば「覆」ですかね。昨年に期待されて誕生した民主党政権の評価が今年で全然変わってしまいましたからね。あとは、サッカーの南アフリカワールドカップでは、直前までの試合で結果が出なくて岡田監督への批判が凄かったと思うのですが、本番ではカメルーンとデンマークに勝利し、グループリーグを見事に突破しました。恐れ入りました。こちらはいい意味で評価が覆りましたね。

決して駄洒落を言うつもりはないのですが、来年はもう少し明るい感じの漢字が選ばれて欲しいですね。


地球の裏側で

2010-10-13 23:14:18 | ニュース

チリは日本と比較して、ちょうど12時間の時差があるようです。

今現在の、世界中の関心事といえばこれでしょう。

チリの落盤事故からの救出が始まりました。2ヶ月余り閉じ込められた状態からの生還は本当に奇跡ですよね。救出のためのカプセルは「フェニックス」と名付けられたそうです。5人目の救出は最年少の19歳とか、7人目は唯一のボリビア人とかいう情報がネット上のニュースに掲載されています。33人全員の救出作業は現地時間の14日午前には完了する見込みだそうです。一刻も早く、という希望はありますが、安全第一で作業をしていただいて、無事に33人全員が救出されることを願っています。

33人の結束は強くて、自分の救出は最後でいいと主張する人が多いみたいです。美しい話題ですね。事故から救出までの一連のストーリーは、奇跡の物語として後世に語り継がれていくことになるのでしょうか。ただ、あまりにも美化されすぎることに対しては多少の懸念があります。

冷静に考えてみましょう。事故は本来は起きてはいけないものです。もちろん、想定外の事態ということもあるでしょうから、完全に防ぐことは難しいとは思いますが、被害を軽減する措置はあってしかるべきだったと思います。

まずは全員の救出が優先ではありますが、事故の原因究明と再発防止策の検討をきっちりと行わないと、また同じような事故が起こる可能性があるということです。奇跡の生還で盛り上がるのは構いませんが、生還した後も仕事や生活があるわけですから、そのあたりの対策も重要なんですよということは主張したいと思います。


ノーベル化学賞2010

2010-10-06 22:44:27 | ニュース

2010年のノーベル化学賞に、鈴木章さん、根岸英一さんが受賞しました。私も一応化学系の出身ですので、やはりうれしいですね。

簡単に表現しますと、炭素と炭素を結びつける方法の開発ということだと思います。一般に、周期表の端に近い原子ほど、他の原子と結びつきやすい、つまりは反応しやすいことがいえると思います。もちろん、ヘリウムとかネオンのような希ガス元素は除いてですがね。炭素は左端から4番目ですから、それほど反応性が高いとはいえないと思います。

従来の方法としての一例を出しますと、C-Brのように端に臭素がくっついた炭素は、臭素が電気的に引っ張られることによって+に帯電します。(C+)-(Br-)というイメージです。

ここに(-CN)のような-に帯電した炭素を挿入してあげると、+に帯電した炭素と結びついて、臭素が脱離します。結果としてC-CNとなり、炭素と炭素が結びつくことになります。

ちなみにCNの原料ですけど、KCNが一般的でしょうか。化合物名はシアン化カリウムとか、青酸カリウムとかいいまして、推理小説やサスペンスドラマに登場するあれです。有機合成に使用されるのが本来の使い方だと思いますが。

話を戻しまして、炭素と炭素を結びつける方法として、金属触媒を使用する方法が開発されました。+に帯電した金属触媒が、比較的-に帯電した炭素を多く引き寄せることで、炭素-炭素間の結合が起こるというもので、クロスカップリング反応と言われています。これは日本の研究が世界をリードしている分野です。日本人の名前が付けられたカップリング反応が多くあります。ただ、有機金属試薬の反応性の高さのために、不安定で有毒な副産物を生み出してしまうこともありました。

鈴木氏の研究では、パラジウムという金属の触媒を使用し、エタノール水溶液などの塩基を加えることによって目的となる反応物のみが得られることを発見しました。鈴木カップリングと言われているものです。

根岸氏の研究では、あらかじめ塩化亜鉛と反応して有機亜鉛試薬にしてからクロスカップリングを行うと、温和な条件で反応が進行することを発見しました。根岸クロスカップリングと言われているものです。

世の中のほとんどの物が有機物ですから、炭素と炭素を結びつける反応というのは、医薬品の開発や、液晶のような工業製品の開発に大きく寄与したといえると思います。

というわけで、なんとなく内容を理解していただけましたでしょうか。

日本人がノーベル賞を受賞するのはうれしいですね。


タバコ増税

2010-10-01 22:37:37 | ニュース

10月1日からタバコが値上げされました。

私はタバコを吸わないので全く影響はありません。むしろ、私は喘息持ちということもあり、タバコの煙と臭いが嫌いなので、これを機に減ってくれるとありがたいです。

ただ、体に悪いとわかっていても、値段が上がっても、好きな物ってなかなかやめられないんですよね。例えば、タバコに限らなくても、自分が好きなことを明日からキッパリとやめられますか?

ところで、タバコ税が上がりましたけど、税収としてはどのくらいになるんでしょうかね。思ったほどは期待できないのでは、というのが私の正直な感想です。酒税の時のように、取りやすい所から取るという手法には限界があると思います。

日本人の平均貯蓄額がいくらというデータがあるとして、ほぼ全員がその金額を持っていると考えるのは間違いで、ごく一部の大富豪が平均を引き上げているんですよね。外車とか装飾品のような、こういう人達が買いそうな高級品にこそ高い税金をかけて欲しいものです。私を含めた庶民のためにも、ぜひお願いします。


民主党代表戦

2010-09-15 23:24:41 | ニュース

たまにはこういう話題でも。

民主党の代表戦、菅首相が小沢氏を破り再選を果たしました。

民主党の代表戦では、国会議員票が1人2ポイントで計822ポイント、地方議員票が100ポイント、党員・サポーター票が300ポイントあり、およそ1200のポイントを争うというものです。

最終的なポイント数は721対491で、予想以上に差がついたという印象でした。内訳としては、

国会議員票 412:400

地方議員票 60:40

党員・サポーター票 249:51

でいずれも菅首相が上回りました。代表戦が始まった当初は、世論は菅首相を支持しているが、小沢氏のグループが民主党内で最大であることから、菅首相が不利ではないかという見方がありました。私もそう思っていました。

今回の投票結果に関して、菅首相に対する期待もあるでしょうけど、小沢氏に対する不安やアレルギーが影響したように思います。

見事に再選を果たしたわけですけど、時間は待ってくれません。政党内や政党間で争っている暇はありません。議員のみなさんは、国を立て直すために国から給料をもらっているわけですから、個人や政党の利益よりもまずは国益を考えて実行してほしいものです。

まずは、景気がよくなることが一番わかりやすいと思いますので、経済をどうにかして立て直してほしいです。