今度の日曜日(13日)に、新橋にてコラムの方々と食事をしてきます。時期的に忘年会ということになるのでしょうかね。
これを記念して、かつての食事会(飲み会)で起きた最も印象的な出来事を思い起こしてみたいと思います。
2004年の10月のこと、ネット上で行われてるコラムランドを盛り上げるべく、来月投稿予定の作品を各自持ち寄って、作者名を伏せた状態で互いに批評しあいつつ、ついでに作者当ても楽しんでしまいましょう、という企画が立ち上がりました。ちなみに、次回の作品のテーマは「四字熟語」です。タイトルを何か特定の四字熟語にして作品を書き上げるということですが、必ずしも辞書に載っているような四字熟語でなくても、自作の熟語でも構わないということです。
それだけならよかったのですけど、どこでどう間違ったのか、
書いてこなかった人が食事代を払いましょう!
ということになってしまい、これは大変です。確か、参加表明をしていた人は私を含めて7人でしたから、余裕を見積もっても3万円あれば足りるよねという話になり、テーマの四字熟語と相まっていつのまにか「諭吉三枚」と言われるようになりました。
私の場合はというと、会社員3年目でそれほど多く収入があるわけではないし、ということで、とにかく速く作品を仕上げて安心したいと考えて、集会の3日前には出来上がっていたと思います。なんか、どことなくチキンレースの様相を呈してきたような気がするのは、私だけではなかったと思います。人数分の作品を印刷して、とりあえず一安心。
チキンレース当日、企画人さんからA4かB4サイズの封筒を渡されまして、
「この中に作品、もしくは諭吉を入れてください」
シュールな笑いが止まらなかったのはなぜでしょうか。
参加者は6人で、ってあれ?1人来てないんですけど…
都合が悪くなったり急用が入ったりすることもあるとは思いますけど、テーマがテーマなだけに「敵前逃亡?」とか言われてしまって、少々かわいそうな感じもします。
その方は、これが響いてしまったのか、その後の会にも出席されていないんですよね。私達は全く気にしていませんのでぜひいらしてください、と思っているのですけど、そのように伝えることで余計に気にしてしまうのではと心配している部分もあります。ネタにされることはあると思いますけど、諭吉を請求することはありませんので、安心していらしていただきたいです。
参加者6人が全員とも作品を書いてきまして、議論としては盛り上がったのでありました。お会計の方はといいますと、全員書いたのだから割り勘でということになり、諭吉さんや稲造さんまで出番が回らず、漱石さん3人で済んでしまいました。
まぁ、一番無難な終わり方だったようにも思いますけど、いかがでしょうか。