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Liberal Days

日々の生活だったり、ライブレポだったり、スポーツの感想だったり、ジャンルを限定せずに色々書きます。

コラム事件簿「諭吉三枚」

2009-12-09 23:13:32 | コラム

今度の日曜日(13日)に、新橋にてコラムの方々と食事をしてきます。時期的に忘年会ということになるのでしょうかね。

これを記念して、かつての食事会(飲み会)で起きた最も印象的な出来事を思い起こしてみたいと思います。

2004年の10月のこと、ネット上で行われてるコラムランドを盛り上げるべく、来月投稿予定の作品を各自持ち寄って、作者名を伏せた状態で互いに批評しあいつつ、ついでに作者当ても楽しんでしまいましょう、という企画が立ち上がりました。ちなみに、次回の作品のテーマは「四字熟語」です。タイトルを何か特定の四字熟語にして作品を書き上げるということですが、必ずしも辞書に載っているような四字熟語でなくても、自作の熟語でも構わないということです。

それだけならよかったのですけど、どこでどう間違ったのか、

書いてこなかった人が食事代を払いましょう!

ということになってしまい、これは大変です。確か、参加表明をしていた人は私を含めて7人でしたから、余裕を見積もっても3万円あれば足りるよねという話になり、テーマの四字熟語と相まっていつのまにか「諭吉三枚」と言われるようになりました。

私の場合はというと、会社員3年目でそれほど多く収入があるわけではないし、ということで、とにかく速く作品を仕上げて安心したいと考えて、集会の3日前には出来上がっていたと思います。なんか、どことなくチキンレースの様相を呈してきたような気がするのは、私だけではなかったと思います。人数分の作品を印刷して、とりあえず一安心。

チキンレース当日、企画人さんからA4かB4サイズの封筒を渡されまして、

「この中に作品、もしくは諭吉を入れてください」

シュールな笑いが止まらなかったのはなぜでしょうか。

参加者は6人で、ってあれ?1人来てないんですけど…

都合が悪くなったり急用が入ったりすることもあるとは思いますけど、テーマがテーマなだけに「敵前逃亡?」とか言われてしまって、少々かわいそうな感じもします。

その方は、これが響いてしまったのか、その後の会にも出席されていないんですよね。私達は全く気にしていませんのでぜひいらしてください、と思っているのですけど、そのように伝えることで余計に気にしてしまうのではと心配している部分もあります。ネタにされることはあると思いますけど、諭吉を請求することはありませんので、安心していらしていただきたいです。

参加者6人が全員とも作品を書いてきまして、議論としては盛り上がったのでありました。お会計の方はといいますと、全員書いたのだから割り勘でということになり、諭吉さんや稲造さんまで出番が回らず、漱石さん3人で済んでしまいました。

まぁ、一番無難な終わり方だったようにも思いますけど、いかがでしょうか。


コラムという名のショートストーリー

2008-11-24 23:54:15 | コラム

学生の時から始めまして、もう8年になってしまいました。自分でもびっくりです。

大学4年の終わり頃の卒業論文を書いたのですが、文章の作り方がよくわからずに非常に苦労しました。院に進学して、修士論文のためにも文章力をどうにかしたいと考えていたところに「ドキュメント解析」というものを見つけました。内容は、A4サイズの紙1枚にストーリーを作成し、コンテスト形式で楽しく批評し合うことで文章力を磨いていきましょう、というものです。

理科系の大学にしては珍しいタイプの授業ですよね。

私は化学系の人間だったのですが、物理系とか高分子系、情報系、建築系等々、様々な分野の同世代の方々と接点を持つことができて非常に有意義な時間でした。

同じような内容の物が「こらむらんど」としてネット上でも展開されていまして、これを通じて先輩後輩、さらには他大学の方とも出会うことができました。ホームページの方はコンテスト100回を記念して現在は休止状態にありますけど、形成された人脈は現在でも生きてまして、時々飲みに集まったりしています。

http://www.columnland.net/index_old.html

影響は偉大でして、高校まで国語が苦手で、説明文や小説に何が書いてあるか全然わからなくて、受験科目に国語がない理系の大学を選択した人間が、ショートストーリー作成にはまってしまうだけでなく、文庫本の小説を買って読むようになったのですから。

肝心の修士論文作成にも生きたとは思うのですが、文章力の向上よりも有用な実験データを集める方が先決だったと気付いた時には遅かったですが。

最近のことですが、ほぼ1年ぶりに作品を書き、ネット上の某所に投稿したのですが、自分でも意外なほどに高評価をいただいてびっくりしています。もし希望があったり、本人の気が向いたら、ここのブログにも載せるかもしれません。