ペパキャンのサバイバル日記

円形脱毛症で髪の毛がなくなりました。今はスキンヘッドライフ満喫です。
見た目問題当事者としての情報発信中!

第二弾

2008-05-19 06:19:55 | 日記・エッセイ・コラム

 ローカルでマイナーな公園やお寺を歩くシリーズ企画第二弾(勝手にシリーズ化)は京都まで足を伸ばして法金剛院というお寺に行ってみた。駅を降りてまず目に飛び込んできたのがマクドナルド。京都はいつ来てもマクドナルドの看板が落ち着いた色でよろしい。

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駅のすぐそばでレンタサイクルを借り、いざ出発。今の時期は自転車が一番気持ちいい。特に京都のような狭い路地が入り組んでいるところは交通手段としては自転車がいいような気がする。

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そうこうしているうちに見えてきたのが島津製作所。あ、ここって確かノーベル賞とった田中耕一さんがいるところやん!ということで一枚撮ってみました。さぞかし立派な建物かと思いきや別に普通で逆にそれが新鮮。ここで世界最先端の研究がなされているとは信じられないくらい質素かつフツー。

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道の反対側に目を向けると路面電車が走っていてこれもなかなかレトロな感じでいいですね。ノーベル賞の目の前をチンチン電車が通るなんて不思議な気がしますが、何しろ日曜の朝ということもあって、時間自体が非常にゆっくりと流れている気がします。

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ようやく目的地の法金剛院に到着。一歩足を踏み入れるとそこは緑、緑、緑の世界。参拝する人の姿もまばらで鳥のさえずりと降り注ぐ太陽光のみの静寂の空間が広がっていました。

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奥の仏殿に安置されている阿弥陀如来像は平安時代のもので、なかなか見応えがありましたが残念ながら写真撮影はNG。熱心な仏教徒でない私もつい手を合わせたくなるような気持ちになったのはお香の香りやあの独特のひんやりとした空気も関係あるのかも知れません。

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一方下に目を転じるとそこかしこに無数の苔。これがまたフワフワした緑の絨毯みたいでキレイのなんのって。思わずじ~~~~っと見入ってしまうのです。

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今はまだ緑のみのこの池に夏の朝の数時間だけ色とりどりの蓮の花が咲くそうです。その時期だけは拝観時間を通常9時からの時間を朝7時過ぎに切り上げてくれるらしいです。境内のあちらこちらにも蓮を生けた壺が点在していて、それらが一斉に咲くとさぞかし美しい光景になるだろうなと思いました。また夏になったら早朝の時間帯に来てみたいです。でもそうなったら絶対また一眼レフデジカメが欲しくなるんだろうな・・・・。


母の日

2008-05-12 11:49:02 | 日記・エッセイ・コラム

 母の日に私の母と義母、両方に同じものを送った。毎年同じものを送ることにしているからそうしているだけだ。ここ数年お花ばかり送っていたので、今年は和菓子と新茶のセットを贈った。ネットで注文してポチれば終わりの簡単ギフトだ。手書きのメッセージもない。正直本音を言えば毎年送っているからやめられないだけの習慣で、心の底では本当は辞めたいのが山々なのだ。

 そんな心のこもらないギフトでももらった方は嬉しいのか、電話をよこす。両方の母達がほぼ同時刻にお礼の電話を寄こす。私は自分の母にだけ電話に出て、夫の母には電話に出ないことにした。話すことがないからだ。義母は身体があまり丈夫ではないので体調のことを気遣えばよいのだろうが、そうなると電話が長くなる。私へのお礼の電話が何故義母の体調伺いの電話になるのか意味がわからないが必ずそうなるのだ。

 受話器を持って電話に代わって欲しそうにしている夫に向かって私は声を出さずに「NO」のサインだけを送る。夫は困った顔で懇願する。ほんの一瞬だけでもよいから私にきちんとした嫁を演じてもらいたいのだろう。でも私は頑として首を縦には振らない。夫の両親が憎いわけではない。電話が長くなるのも年に一回ぐらいは別に嫌でもない。その時ふと気づく。ああ、たぶん私は夫のことをまだ許していないのだと。

 直接夫を責めたり、過去のことでグチグチ言うより、このようなやり方で夫を苦しめるのが一番だと私は知っている。つくづく嫌な嫁であり、嫌な妻だと思う。自分でも自分がやっていることは大人気ないというか意地悪だと思う。でも残念ながら私の心はそんなにお気楽にはできてはいない。私の中にはまだまだトゲが沢山あってそれらがチクチクと痛み、やがて毒となって私の行為として吐き出されているんだろうと思う。そういう自分の心の動きが時々怖い。


穴場かも

2008-05-06 17:30:50 | 日記・エッセイ・コラム

 久しぶりに家族全員の休みが揃ったので出かけよう!ということになったのだが、息子Nは既に成長してしまったのか、行き先が公園だと聞いた途端に「友達と約束あるから!」と家を飛び出してしまった。いやはや、子どもはどんどん大きくなるなぁ・・・・。

 仕方なく夫と二人で出かけた先が旧藤田邸跡公園。都会の真ん中にぽっかりと空いた公園だ。あまり知られていないのか人もまばらで気持ちがよかった。桜の時期や紅葉の時期に来たほうがよかったのかも知れないが、新緑の今の季節もなかなか風情があった。

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門構えはこんな感じで中はあまり広そうにないのだが、ずんずん足を進めてゆくとかなりの敷地面積がある。

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緑の芝生の上で子ども達がシャボン玉で遊んでいたりする。

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目線を上に向けると木々の向こう側にはビルが沢山あってそのコントラストがまたいい。

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公園を抜けるとそこは大川で正面にはT国ホテルがあった。

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川沿いの並木道はジョギングする人、散歩する人、自転車で駆けていく人様々だが、木の陰がくっきりと濃くて、初夏のような陽気だ。奥に見える橋は自転車と人しか通行できない狭い橋で、たぶん朝の連続テレビドラマ「ちりとてちん」のロケに使われたのではないかと思う。よく似たような橋が沢山あるので断言はできないけど。

かなりの距離を歩いたにもかかわらず、あまり疲れなかったのは人が少なかったからかも知れない。大型連休は郊外よりもこういう都会の真ん中の方が空いている。意外と穴場な公園だった。


サラッと言うな!

2008-05-02 09:15:31 | 日記・エッセイ・コラム

仕事から帰ると息子Nが

「お母さん、今日な、公園でな、コケてん。でな、歯ぁ欠けてん♪」とサラッと言う。

疲れて仕事モードがまだまだ残っている私はいつものように子どもの言葉をオウム返し。

「ふーん、そうなんや。公園でコケて歯ぁ欠けてんな。」と、そこまで言ってから

ぬあ?歯ぁ欠けたやと?

ええ?どないなってんのん?

口の中を見せてもらうと

ひ~~!!

前歯(上)が欠けてる~~~~!!!

せっかく生えた永久歯がぁぁぁ・・・・・・。

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とりあえず、翌日速攻歯医者に予約を入れ、診て貰う事にした。歯医者の先生は

「子どもはねえ、顔のわりに前歯が大きいからよくこういうことあるんですよ。レントゲン撮ったところ見ると神経にも達していないし、根元もぐらぐらしていないのでたぶん大丈夫だと思います。ただ、時間が経ってから歯の色が変わったり、歯茎が腫れてきたらまた受診してください。」とのこと。

おそるおそる

「あのう、歯の形はこの先一生この形なんでしょうか?それとも成長期なので多少元に戻るんでしょうか?」と訊ねると

「いやあ、もう10歳でしょう。これはこのまま大きくなるだけですよ。」

このまま!このまま!

このままかよ!

別に芸能人目指しているわけでもないし、日常生活にも支障はないし、何しろ本人がオバカで何も気にしていないのだが、

あうあうあう・・・・。

気をつけてくれよ~~。息子よ。

目立つ場所だからさ~~~。

教訓:仕事が終わって家に帰って息子が言うことにはちゃんと耳を傾けること。

    ヤツはサラッと重要なことを報告しやがる・・・・。