ぺんぺんぐいん

ぺんぎん歩きは卒業したよ。

取材

2006-02-10 21:39:47 | いろいろ
してきました~ って、横で見てただけだったんだけど。単純な仕事や。。

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でもずっと見ているのは対局者に負担かもしれないし、
ていうかずっと見なくてもいいらしいので、控え室にお邪魔してました。桂の間。

10秒将棋が得意と噂の某八段の先生に、プロの日記に出てきていたT四段と間違えられました。。そんなに似てるかな?

たかくさくんが大ファンの某五段は、僕のこと覚えててくださいました~
もう6年ほど前に、西日暮里のアマプロ奨励会員混合の研究会で指した。(勝った。笑)

この間お会いした某七段の先生も、その時僕と指したことを覚えていてくださっていて(こっちは負けた↓↓)、
棋士の記憶力はもしかして凄いのでは??と思った。

なんで僕のことなんか覚えてるかなぁ。一応当時は若かったからかな。いやはや

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あと記録係で来ている奨励会員は半分以上知り合いの人でちょっと嬉しかった。
考えてみたら、関東の今の2級~3段あたりには知ってる人たくさんいるぞ。
僕だけ将棋をやめてしまった気が・・

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昨日は対局も少ないせいか、担当した中倉宏-村田戦は「銀沙の間」という和室を占有して行われました。広い広い。
記録係もついて、キリンやオール学生の個人戦決勝戦の気分・・ いや、さらにグレードアップしてる。
肘を置く用の脇息がセットされていたり、記録係がお茶を汲んでくれたり、なんだり、かんだり。
盤や駒もアマ大会のよりも断然いいもの使ってるし、とても優雅な環境のように思われました。

贅沢じゃん?とも思ったし笑、でも敢えて贅沢な環境を用意するからこそ、
「自分はプロなんだ」というプロ意識が育つのだろうな、とも思った。

これがボロい部屋でボロい盤駒使ってやらされてたら・・ そんな職業、嫌気がさしますよね。

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そして何より持ち時間の長いこと!

一人2時間。毎回ストップウォッチで記録係が計るのだけど、1分未満は全て切り捨てられます。
1秒単位で全て計上されるアマ大会の感覚でいけば、3時間分くらいある。

うーん、僕普段2分あれば1局終わっちゃうんだけど・・w

朝の10時に始まって、だいたい4時頃までかけて一局指します。考えてみれば大変な仕事だ。
潤沢に持ち時間があるから、手は読み放題です。ついつい僕は横で見てる時間が長くなってしまった気が・・手を読み耽ってました笑

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数時間単位で持ち時間があれば、将棋の質ははっきり変わってきます。
序盤の何気ない一手のやりとりにも、深い意味付けを持たせることが出来てくる。

あー 贅沢や。。こんなにじっくり手を読んだのは高校生の時以来かも?ひさびさに、まともに将棋を考えた気がします。
アマ大会は、そんな序盤とか考えてもあんま意味ないんだよね。どうせ終盤で時間がなくなってお互い間違えるから。

といいつつ高校生の時はプロ並みの強さになりたいと思ってたから、
当時はけっこう色々となんでもかんでも時間使って考えてた。

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ただどんな持ち時間であれ、一番大きな影響を及ぼすのは棋力ですね。
僕とかが30分30秒で指す将棋の質よりも、羽生-森内とかで3分切れ負けやる方が質が高いんだろうなぁ。。

あ、将棋の内容は、いずれ載るであろう日刊スポーツの方をお読みください。と宣伝。笑

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ところで2月26日に日本選手権てのがあります。
どうでもいいけど全日本選手権ではないので「全日」と略すのは間違いなのではと思います。

ラグビーに因んで、社会人日本一のチームと学生日本一のチームで対抗戦します。

今年は特例の措置があったとかで、報道陣がかなり多く来るらしいです。

ぺんぎん「あ、そうなんですか。うーんがんばります。ていうか緊張してきた・・」
かたがみさん「いや お前は心配してない。今年の1年生もみんな図太そうだから大丈夫そうだな。」

ほぅ?

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そんなこんなで。


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