ぺんぺんぐいん

ぺんぎん歩きは卒業したよ。

さすがに

2008-01-12 00:34:03 | いろいろ
日本語の本は早く読める。1日1冊。

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小説化することの力について考えた。

昔は極めて懐疑的で、ブログにも、
「なんでわざわざ核心部分を文章化して直接書かずに、ストーリー化するのだろう?」
と疑問をぶちまけていた記憶がある。

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しばらくして、「含みを持たせる」効果があるのかなとは思った。

同じストーリーからでも、汲み取るものは人それぞれ異なってくる。
可能性を留保するために、小説家は結論をストレートに書かずに小説家するのかもしれない。

あるいは、文章を読んで擬似体験することそのものが目的なのかもしれない、と思った。
話からなにか筆者の言いたいことを汲み取るだけじゃなくて。
話そのものの(想像の中での)体験が目的なら、たしかに、長々と文章書かないと/読まないとね。

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今になって。
上記のような話は、文学理論とか少しでもかじれば、
極めて幼稚な議論に聞こえるんだろうなと思いつつ。

時代背景であるとか、哲学であるとか、言説空間がどうとか。

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まあまあまあ。文学理論はおいといて。

明らかに伝えたい内容があって、その内容を、
文章量を増やしてでもストーリー化(小説化)することによって
読者により深く多く内容が伝わることの理由はなんなのか、て考えてた今日このごろ。

そうはいってもやっぱり人の感情に訴えかける力とか想像力を掻き立てる力とか、
あるんでしょうね。



なかなか小説とか読む時間なかったからなぁ。
今の自分がたとえば罪と罰をどう感じるのかとか楽しみ。

でも今読むならやっぱり英語で読みたいかも。勉強しないとね。