ショパンの別れのワルツ64-2(9番)の練習中,
カツァリスを聞いていたら,アシュケナージには聞こえてこない旋律が65小節目から出てくる。
これが有名なカツァリス独特の弾き方らしい。アレンジではなくて,内声の和音から一音を強調して,それを繋いでいくことで,
右手の旋律とは別の美しい旋律が浮かび上がってくる。左手の和音だけではなくて,時に右手の音ともつないで旋律が作られている・・・ってことが楽譜と照らし合わせて初めてわかった。埋もれた旋律が見出されたって感じ。ショパンはどこまで意識していたのだろうか。。。
すごい・・・と思って聞いていたら,もっと有名なのは64-1(7番),69-1や2にも。
64-1では何度も繰り返される右手のテーマが隠れ,どこからか新しい旋律が浮かび上がっている。
69-1も左手の音と,右手の和音から一音を取り出してつなげて,特有の旋律。
69-2は大人しめ,何度かリフレインするテーマをスタッカートで弾いてみたり・・・と楽しいアレンジが。
64-1は特に,本当にもう見事としか言いようがなくて,真似してみたいと思って,どの音を強調させているのか楽譜を見ながら少し拾ってみたけれど,とてもとても真似できない,この音が?って音を拾って旋律が流れていく。
こんなことができるんだと驚きと関心。
どこかのショパン専門ブログに,カツァリスにとってショパンのワルツは簡単すぎて,様々な遊びを加えて弾くことができるということが書かれていたけれど,まさにその通り,こんな新しい旋律が隠れているなんて,魔法のよう。。。
Chopin - The Waltzes - No. 7 in C Sharp Minor, Op. 64, No. 2
カツァリス先生のピアノ,癖になります!・・・というわけで,即,バラード・スケルツォのCDを頼んでしまいました!
カツァリスを聞いていたら,アシュケナージには聞こえてこない旋律が65小節目から出てくる。
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右手の旋律とは別の美しい旋律が浮かび上がってくる。左手の和音だけではなくて,時に右手の音ともつないで旋律が作られている・・・ってことが楽譜と照らし合わせて初めてわかった。埋もれた旋律が見出されたって感じ。ショパンはどこまで意識していたのだろうか。。。
すごい・・・と思って聞いていたら,もっと有名なのは64-1(7番),69-1や2にも。
64-1では何度も繰り返される右手のテーマが隠れ,どこからか新しい旋律が浮かび上がっている。
69-1も左手の音と,右手の和音から一音を取り出してつなげて,特有の旋律。
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ショパン:ワルツ集 [ ...価格:972円(税込、送料込) |
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