ナナ日記

ミニチュアダックスのナナは16才9ヶ月で虹の橋を渡って行きました。
この頃は庭仕事と時々読書。歴史好き。

高知再び

2005年10月16日 | 旅・風景
またまた高知へ出張。今回は日帰りで、滞在時間3時間弱というところ。
ようやく行きましたよ。
はりまや橋


駅から歩いて10分かからないくらいの、繁華街のど真ん中にあるんですね~。
小さいけれど鮮やかな橋でした。ちょうど高校生がたむろする時間で、橋の前にはチャリの高校生が一杯。
なかなかシャッターチャンスが!!時間もあまりなくて、焦りました。



今回は電車できたので、市内の移動もチンチン電車を使いました。
これがいいんだ~。すごく風情があって。
乗ったのは、ポルトガルの市内電車で、すごくレトロな感じ。
停車を知らせる押しボタンとかもなくて、降りる時は、若い女性の車掌さんに知らせるの・・。なんかこんな電車、懐かしいというか、まだこういうテンポの交通機関が残ってるんだなあ・・と嬉しくなりました。
(こういうのばかりではないようで、帰りに使った市電は、普通だった)
高知に行ったら、絶対市電を利用ですね。オススメです。

とてもあわただしい出張だったんですが、車よりも、なんか旅行気分があってよかったです。でも特急で2時間ってのは、疲れたけど
帰りとか、瀬戸大橋を渡っていても、夜なので、なんてことはなかったり・・。ずっと寝てました
たまには、個人旅行でいきたいもんです。





秋の庭

2005年10月13日 | 花・いきもの折々日記
二日前から、ようやく庭の金木犀が香るようになってきました。
毎年娘の誕生日の10月1日には咲くので、今年はどうしたのかなと心配してましたが、10日遅れで開花。
暑さが残っていたせいでしょうか。




去年もUPしたけど、コムラサキも鮮やかな紫の実をつけています。



花瓶に生けてみたけど、水揚げが悪かったようで、すぐに水を落としてしまいました。

時間がなくて、なかなか庭を見ている余裕がないです。庭を見る暇がなくても、「香り」だけが、夜帰ってきたときにするのが、ちょっと嬉しいかな。




週明けの仕事

2005年10月11日 | 仕事・・雑記
週明けっていつもすごくハードな気がする。
今週はそれでなくても出張だらけだったのに、高知日帰り出張(帰宅が、深夜12時の予定・・)まで加わってしまった。
出張に出てるからと言って、抱えてる仕事が減るわけじゃない。
明日は、娘がリレーの選手ででる大会があるんだけど、応援にもいけず。
帰ったら「ママ、ゼッケンつけて~」という娘に、忙しくて当たりちらしてしまいました
出張から帰社して仕事して、帰宅は8時近く。それから腹ヘリヘリの子供達の宿題を見ながら、食事の支度。
なんかヘトヘトです

私より帰宅の遅い旦那が帰ってくる頃は、もう口を開く気力もなし・・。
不機嫌な主婦です。すまん




飲み会

2005年10月10日 | 仕事・・雑記
女の子限定飲み会に参加。
若い女の子11人+母親に近い私というメンバー。
みんなよく飲むし食べるし、しゃべるし、いやはや久々に楽しかったです。
いつもは1次会で失礼するんだけど、2次会まで参加。午前様になりかけました
残った彼女達はどうも朝までカラオケするとか言ってるし。いいなあ、若いって。

今回のは例のKちゃんのなぐさめ会だったんだけど、彼女の話を聞いてみると「なぐさめ」ではなく「生き方表明」で、一同感動し、しばし言葉もなく・・でした。
20歳そこそこで、真摯に自分の生き方を考えて語る彼女の勇気と決意に感動。
やっぱり私が好きな「二人」でした。安易にケンカしたり、とかじゃなかったんだなあと、改めて見直したよ。やっぱT君も、ほんとにいいヤツだったんだなあ!

人には年齢に関わらず教えられること、多いです。

『スノーファンタジア』うえだ真由

2005年10月10日 | BL本感想とか
2冊続けて、うえだ真由さんの本読みました。
『スイートルームでくちづけを』
『スノーファンタジア』

両方とも、うえださんらしい繊細で、真摯な描き方で、(この方、まじめな人なんだろうなあと思ったり・・)よかったです。
受けキャラの気持ちがすごくせつないんです。ちょっと泣けそうになるくらい。

『スイートルームでくちづけを』
ホテルもので、上下関係?とか最近よくあるパターンかな?と安易に読み始めたんだけど、やっぱりうえださんだった。つらい気持ちにもなるんだけど、やさしくて泣きそうになります。
新入社員の彩は、いきなりホテルの本部の秘書課の社長付きに抜擢される。そこでであった上司の由里はいかにもできる男で、彩にも優しく指導してくれていたが、なぜか社長に辛く当たられ・・。
血縁関係やら、社内の内部事情やら、秘書室の仕事やら、色々な事情が絡み合う中で、由里と彩は・・という話。
一見派手な世界なのに、あまり派手さを感じなくて、誠実な二人の性格がそのまま作品の清潔さとかの印象になっている感じ。
オンライン書店ビーケーワン:スイートルームでくちづけを


『スノーファンタジア』
大学の友達の陽史と里央。陽史には秘密の恋人がいる。半年間の留学に出発する彼女を空港に送っての帰り道、二人は交通事故に遭い、陽史は記憶を失くしてしまう。看病する里央を陽史は、自分の恋人だと勘違いしてしまうが、ずっと陽史をすきだった里央は真実を告げることができなくて・・。

記憶が戻らないままの陽史と想いが通じ合ってからの里央の苦しみが、かわいそうで、すごくせつない。
こういう部分を本当に丁寧に書いていく人なので、ここら辺は読み応えありです。
話としてまとまりがあって、最後も納得できる結末でした。

オンライン書店ビーケーワン:スノーファンタジア

うえださんの本、全部読んでるわけではないんだけど、最初に読んだ『放課後のサイクロメーター』以来、派手さはないけど(?)いつもキャラの心情を丁寧に書かれていて、いい話を書かれる方だなあと思ってました。今回2作ともすごくよかったです。ココロがほっとするようなBLでした。

オンライン書店ビーケーワン:放課後のサイクロメーター



色恋には・・

2005年10月06日 | 仕事・・雑記
色恋沙汰に弱いヒトです
身近なソレにも、全然気がつきません。
多分この鈍さは、色恋だけじゃなく、他人のココロの機微がわからないということなんでしょう。

知り合いのKちゃんが髪を切っていて、それをみた人は「kちゃん、失恋!?」ってすぐに気がついたといってたけど、私なんか、全然気がつかないで、彼女から、実は・・と打ち明けられてから「エ~!!なんで??」という始末。

いつもすごく仲良くって、どっちかに連絡つけたい時は、片方に電話すればすぐ伝わるので、つい一昨日も連絡事項があって「わるいけど、Tくんにも言っといてね」といったところ、「私がいうより、Mさん(私のこと)が言った方がいいかも・・」と言葉を濁していたんだけど、全然気がつきませんでした
気がつけよ、私。

にしても、すごく似合いのカップルだったのに・・。
結婚式には呼んでよね~というくらいだったのに~。
なんか自分のことのように悲しい。(自分のことというより、自分の子供のこと・・に近いかも)
若いし、恋なんてこれから何度もできるだろうけど・・。今は辛いよね・・。



『ジャーナリストは眠れない』榊花月

2005年10月05日 | BL本感想とか
いや~、すごくよかった!
今年一番の収穫かも。榊さんの小説は大体好きなんだけど、今まで読ませていただた中でも一番好き。これをもし最初に読んでたら、この後、全部の榊さんの本を集めちゃうね、きっと。

すごくキレのいい文体で、話は面白いし、loveはちゃんとloveだし。
こうでなくちゃ!という小説。
そしてヤマダサクラコさんのイラストがすごくいい!!
特に口絵。ページをめくった時は「おっ!」って感じですよ、マジで。
二人が並んでるシンプルな構図なのに、二人の個性が絵から強烈に感じられて、それだけで作品の面白さを感じさせるような口絵です。
読んだあとは、またこれをしげしげ眺めて、ゴジさんとチカらしいなあ・・とまたうっとり・・。
どうして、これが表紙じゃなかったんだろう。
表紙は割と当たり前っぽいんだよなあ。
なんかキャラ文庫としてのカラーがあるんだろうか。

ジャーナリストとしての生き方、仕事ということ、事件、否応がなしに人に惹かれるということetc、ある意味で、これがBLでなくても充分読み応えあるなあと思います。

五島と一夏の、どっちが抱くか抱かれるかみたいな会話の流れの中で五島を称して「陣地をとられまいとする小4男子」という表現があって、個人的にうけました。なんで小4。ぴったりじゃん。榊さん、うますぎ。
オンライン書店ビーケーワン:ジャーナリストは眠れない


せみ~

2005年10月04日 | 子供
夕食後、ソファーに寝そべって、TVを見ていたら、息子も傍に来て寝そべってTV見てたんだけど、そのうち私にぴったりとひっついて、
「Kちゃんぜみだよ~ん、大きな木にとまってるの。み~ん、み~ん」とやり始めた。
こいつ、かわいいなあと思ってると、
「ちゅ~、ちゅ~と木の汁を吸うせみで~す」と言って、プヨプヨの私の腹の肉をプチプチとつまんでいる。
笑ってちょっと我慢したけど、やっぱ痛いので、「もう、やめ!」と言って蹴り落としました。
ふと視線を感じて振り向くと、娘がソファーの後ろにしゃがみこんで、じと~と見ながら、一言「きしょい・・」

お前、そこにずっといたの!?
なんか怖いよ~。

いつも姉っこのいないときに、息子とじゃれあってるつもりなんだが、そういう時に絶対娘に感づかれる!!

つーか、うちの子たち、こどもっぽすぎ?いつまでこんなことをしてるんだ??


『夜明けには好きと言って』砂原糖子

2005年10月03日 | BL本感想とか
旅先で読みました。
今回はこの1冊しか読めなかった。いつもはフェリーで読むんだけど、今回は片道で、松山で買った司馬遼太郎の伊予についての本を読んでいて、2時間が過ぎてしまいました。まあ、こういう時でもないと、読まないしなあ。

『夜明けには好きと言って』
砂原さんの本、2年ぶりくらい。一時はまって読んだことがあったけど、なんでか、この頃手にとってなかったです。
コンプレックスの強い主人公が印象的。以前読んだのもそんな感じだったような気がする。
でも、なんかすごく感情に共感してしまって、ちょっと泣きそうな気持ちで読みました。

事故でコンプレックスだった顔を整形して、別人として生きようとする一葉の前に
現れたのは、かつて好きだったが、自分をひどく傷つけた黒石だった。
黒石に告白され、過去を思い出しながらも、黒石に惹かれて行くが・・。

心情的に結構つらいんだけど、黒石の不器用だけど、一途な性格が救いになる。
二人でひっそりと幸せに生きていくというラストに、ほっとしてよかったなあと思えました。
やっぱ砂原さんの本、すごく好きかも・・。

夜明けには好きと言って
砂原 糖子著
幻冬舎コミックス (2005.9)
この本は現在お取り扱いできません。

じいちゃんとナナ

2005年10月03日 | ワンコ
ピンポーンという音で、玄関へ猛ダッシュのナナ。

とにかく来客には見境なく飛びつくので(大歓迎で)、いつもは私もナナを追いかけて猛ダッシュなんだけど、そういえば息子の友達が来るって言ってたので、Mくんが来たのかなあ・・とか思いつつ、きりのいいところまで掃除させて・・と、玄関の騒ぎをちょっとほって置いてた。
で、そろそろMくんもあがったら・・と玄関に行ったら、犬嫌いのじーちゃんだった
野菜を持ってきてくれたんだけど、ナナにじゃれ付かれまくっていた
じーちゃん、すみません
あわてて、ナナを抱き上げたけど・・。

にしても、玄関の声って、ナナか~、よしよし・・という風になごやか系だったんだけどな。
じいちゃん、ナナのことかわいいと思ってくれているのかな。
と、旦那に言ったら、「よかった、シャンプー後で・・」という返事。(直前にシャンプーしていた)
犬臭くなかったのが、よかったんだろう・・と。

でも、なんか、私たちのいないところでは、じーちゃん、ナナをかわいがっているような気がします。