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ナナ日記

ミニチュアダックスのナナは16才9ヶ月で虹の橋を渡って行きました。
この頃は庭仕事と時々読書。歴史好き。

ドンマイ!

2005年04月07日 | 子供
ピアノの話を子供たちとしてたら、姉娘が弟に「男の子でピアノがうまいと、女の子にもてるから、K介もがんばれば?」と話してました。
以下、会話。

K介  「やってみたんだけど・・」
姉&母 「なにを?」
K介  「発表会で弾いた『アボリジニの踊り』をみんなの前で弾いてみたの。そしたら、みんな、Kちゃん、すごいね!って言ってくれた・・。」
と、いいつつ浮かない表情。
姉&母 「え~、やったじゃん!」
K介   「でも、その後すぐ隣の教室から『アボリジニの踊り』が聞こえてきて、ものすごくうまかったんだ。みんな、今のすごくうまかったねって言ってた
母   「男の子じゃなかったかも。女の子じゃなかったの?」
K介  「男の子だった・・」
母   「・・  別にすべての女の子にもてなくていいから。K介を好きだという女の子だけが、かっこいい!Kちゃんって思ってくれれば・・」(間の悪さを感じてる・・

つかさず姉娘「ドンマイ!」と言って、息子の肩をたたいてました。
ほんと、ドンマイ!って感じ・・。

息子よ、がんばれ!ピアノがイマイチでも、二重飛びができなくても、日本語が時々ヘンになっても、こんなに優しい男の子はそんなにいないと思うぞ。

1111番めの本

2005年04月07日 | BL本感想とか
BLを読み始めてしばらくして、「読書ノート」があったら、いいなあと思い、シロウトなりにACCESSでDBを作ってみました。2002年5月1日のことです。
その読書ノートのデータ数が、昨日で1111件になりました。
なんとなく縁起よさそうなので、1111件目のデータ紹介。

たけうちりうとさんの『孤独な花にくちづけを』

たけうちさんの独特なタッチで書かれる小説で、楽しませてもらいました。
主人公の宏実が非常にかわいいです。こういうキャラはたけうちさんならでは・・かなあ。
ただたけうちさんの文体って、直接的に感情を揺さぶるというより、読み込めば読み込みほど心の内側に入ってくるようなところがあって、時々その読み込み方が足りない時には、綺麗な文章が感情の薄皮一枚のあたりをスルリとすべっていく感じがあったりします。
今回のは自分にとっては、ちょっとそういう感じ・・。

寝ていた宏実のところへ、吉舎川が微妙なニュアンスの電話をかけてきて、宏実が「夜中に電話をかけてこない人が好きなんです」と思い切りよく電話を切ってしまうというシーンが好きです