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ナナ日記

ミニチュアダックスのナナは16才9ヶ月で虹の橋を渡って行きました。
この頃は庭仕事と時々読書。歴史好き。

徳地の奇兵隊

2018年01月21日 | 歴史
徳地の奇兵隊についての講演を聞きに行きました。
徳地の南大門に寄った時、徳地の奇兵隊の本を見つけて、へえー!と思ってたんだけど、ちゃんとお話しをきくとますます面白い!









地域の伝承を一つ一つ拾っていく地道な努力から生まれた素晴らしい研究でした。



大田・絵堂戦役の史跡巡り

2017年06月25日 | 歴史


午前中、セミナーパークで道迫さんの講演会。明倫学舎の小川コレクションってなんだろう?という疑問が明快に解決しました😊



午後から、以前から行ってみたかった大田・絵堂戦役の史跡巡り。
どこにあるのか、全然わからなかったので、とりあえず道の駅みとうへ。金麗社の場所を教えていただき、早速向かってみました。それから、歩いて川上へ。結構距離があったけど、歩いてよかったです。本営の金麗社から、ここまで駆けつけて萩政府軍の側面を急襲したというのが、とても実感できました。


















長登銅山文化交流館で、大田、絵堂戦の遺品やら、ビデオをみて、職員の方からお話を聞いたりと、とても勉強になりました。
すごく有名な史跡ではないけど、こうして土地の方にお話を伺いながら、あちこち訪ねてみるのも、とても楽しい。











そういえば、道の駅みとうで、写真撮ってたら、娘にばったりと出会った。娘は昨日から秋吉台で合宿してたんだけど、昼を食べに来てたらしい。偶然すぎる!!
旦那がノリノリで写真撮ってたんだけど、一緒にいた友達が、「すごいノリノリで写真撮ってるオジさんがいるよ!」っていうのでみてみたら、パパだったらしい。
マジ、勘弁してよ😩って言われました😏


久坂玄瑞と寺嶋忠三郎

2015年10月04日 | 歴史
一坂太郎さんの講演を聞いてきました。
テレビではよくお見かけするけど、講演を、聞くのは初めて。




分かり易い話でした。
久坂さんや、桂さん、吉田稔麿のお父さん世代は、周防の出だったというのは、へえー!って感じでした。
久坂さんが14才でお母さん、お兄さん、お父さんを次々に亡くしてしまって天涯孤独になるというのは、もともとお父さんたちがトリコトリヨメで萩の久坂家の養子になったので、お父さんたちが亡くなると本当に一人ぼっちになってしまったからというのが実感でわかりました。

三丘徳修館であった徳修館釈菜にも参加してきました。文学博士の山根三芳先生から本堂で論語講話がありました。
とても面白かった!論語かぁ。一生縁がないと思ってたけど。









寺嶋忠三郎 ~呼坂~

2015年09月27日 | 歴史
8月末に、周南市探訪?で八代を巡り、呼坂の寺嶋忠三郎の生家跡に行ってみました。以前から行ってみたかったんだけど、ようやく。



この辺りは山陽道の街道で、本陣もあったりで賑わっていたところ。旧街道の面影も残ってました。




生家跡は、今は碑だけでした。大きな新しい道が脇を通っていて、生家跡の土地は売り土地になってました。





本陣だった屋敷も残っており、人が住んでおられる様子。




こんな立派なお家もあったり。




旧街道を少し徳山方面に歩いていくと、江戸に送られる松陰先生と最後の別れをしたと言われる場所に碑がありました。






まだこの時17才くらいなのに。どんな思いで見送ったのか。

この後、禁門の変で久坂さんと、鷹司邸で自刃してしまうのですね。
若い。長州は時代を変えるために多くの血を流しているんだなぁと思いました。


伊藤公記念館 光市

2015年09月27日 | 歴史


光市方面行ったついでと言ってはなんだが、児玉源太郎つながりで、やはりここは外せないだろうと、久しぶりに行ってみた。









ハルピンで暗殺されてから完成したので伊藤博文自身はこの別邸には住んだことないんだよなぁ。
それにしても、こんな田舎にこんな洋館
を建てるとは。さぞ語り草になったろうな。
「周旋や」という松陰先生の談が印象にあり、また高杉さんや久坂さん、木戸さんと綺羅星のような人材があって、自分の中では伊藤博文って、明治に生き残った人?という印象だったんだけど、今回児玉源太郎のことを知り、明治という近代を作った人々の業績を、真面目に読み始め、考えを改めました。
すごい人たちばかり。
今の時代の政治家とは全く違う。かえって明治の政治家のほうがリベラル。
「明治」深いです。






児玉源太郎

2015年09月21日 | 歴史
北九州市立大学教授の小林道彦先生の講演会を聞いてきました。
「新史料から見た児玉源太郎」

エキサイティングだった
研究者の熱のある真摯な研究というものが、こんなに面白いものだとは!
「知」とはこんなに面白いものなんですね~。
幕末維新あたりの知識は少しはあるつもりだけど、正直「明治」という時代については本当に不勉強。
地元出身の児玉源太郎についても、乃木さんをサポートした陸軍の軍人?お兄さんは幕末の徳山藩で、主戦派だったので若くして暗殺されて、というくらいのことしか
今日は軍人としてだけでなく政治家として、どういうことをやったのか、どういうビジョンを持っていたのか?などを新史料を元にして解説されて、すごく面白かった!歴史はやっぱり刺激的。
それにしても、今日の政治家に比べて、本当に政治家らしい政治家。
明治の人たち、すごい。
今まで先入観でみてたところがあったけど、残された史料でちゃんと固めていくと、新しい人間像が見えてくる。

研究って面白いな。








大村益次郎のシコウ 展

2015年08月24日 | 歴史



山口に行ったついでに、山口市歴史民俗資料館へ。
大村益次郎展をやっていて、とても面白かった!
鋳銭司郷土館にも行くと、オリジナルクリアファイルをもらえるというチケットをもらったので、その足で、鋳銭司まで行き、クリアファイルGET。



石州口作戦図のクリアファイル!やった~!!って、これ、もらって嬉しい人ってどのくらいいるのかな
いや、私はすごく嬉しいけど。
鋳銭司郷土館は前にも行ったことがあるのですが、ちょうど花燃ゆが来週四境戦争なので、タイムリー。

大村益次郎って人は本当にすごい才能の人だと思います。
やっぱ「花神」再読すべき。






鋳銭司郷土館のこのロケーションも好き



萩美術館 特別展「花燃ゆ」

2015年05月25日 | 歴史


GWに行った「花燃ゆ」展、展示物や展示の構成がすばらしかったので、もう一回見たくて、またいって来ました。24日は最終日ということで、15時からギャラリートークもあり、せっかくなので、これにも参加することに。
前回は利用しなかった音声ガイドまで利用して、万全な態勢で臨みました!
音声ガイドは井上真央ちゃんが出演してて、聞き応えあり!2回めということもあり、じっくり確認しながらみていくペースにピッタリ。解説を読むだけではない情報も入ってるし。展示会がドラマの展開を追うように構成されてるので、真央ちゃん仕様の音声ガイドは必聴
といってももう終わってるけど
昼からゆっくりみて回り、カフェでお茶してから、15時のギャラリートークに参加したので、ほぼ半日、美術館の中で過ごしたわけか。
ギャラリートークは、萩博物館の道迫真吾さんと、山口博物館の山田稔さんで、展示の見所を語ってもらいながら、みて回るという贅沢な企画でした。道迫さんは「花燃ゆ」の史実との監修もされてるようで、ドラマのどの部分にこれが
とか、ドラマの撮影ではこうだったが、実際はこうだとかのエピソードが面白かった。あそこにいた人達はかなりコアなファンの方々だと思うので、多分このメンバーだと視聴率100%
山口にもこんなエンターテイメントな学芸員さんがいるんだなぁ
なかなか侮れない
パンフを見ると、会期中に5回ほど、各テーマでプレミアム講座も行われてて、これもよかっただろうな!と今更ですが、参加したかった

午前中は萩博物館で、「長州男児、愛の手紙」展もみて来たので、終日こんなことばかりの休日でした
大満足

萩美術館前の駐車場、久しぶりに車止めたんだけど、久坂さんの銅像が出来ていた!




どうも逆光で暗いですが
かっこいい立像でした。

帰りは前回人が多くて寄れなかった道の駅に寄って帰りました。
GWに比べるとかなりどこでも人が少なくなってて、もっと観光客増えなきゃ!と思いました。








道の駅のすぐ上に萩往還の道があるらしい。



福原越後ゆかりの

2015年03月09日 | 歴史
周南市中央図書館の前近くにあった福原越後の幽閉されてた跡。





岩国で切腹したんだっけ。
長州は結局勝ち組となったけど、維新では長州もいろんな立場の人たちが血を流してる。犠牲の上に成り立った政権ではある。
徳山は戦災で焼けたので町の様子は面影をとどめてないけど、街角でこういう碑をみると、確かに歴史がここにあるなあと思います。

『長州奇兵隊』 一坂太郎著

2015年02月23日 | 歴史
歴史の勝者として語られることの多い奇兵隊の、様々な歴史秘話という感じで、今こういう本が読みたかったんだと久しぶりに夢中で読みました。
赤禰武人のことも知りたかったし、山口市柊にある奇兵隊の処刑場で処刑された人たちがなぜそんな目に合うことになったのか。また切腹しなければならなかった上関の奇兵隊の話も知りたかった。
全部わかったわけではないですが、光の当たった部分だけでない奇兵隊の話はとても興味深かった。あの動乱期を生きた人々がみんな栄達を遂げたわけではない。無念を抱いて亡くなった人の方が多かった筈。招魂社に立ち寄ることもあり、こんなに多くの若者がと思ったけど、維新を生き延びた奇兵隊もまた悲劇だったんだと思いました。
歴史は深いですね。

桂さんも高杉さんも好きだけど、もちろん土方さんも沖田さんも好きな私は、立場としてどうなん?って自分でも思ってましたが、動乱期を生きた人たちの生き様にただ純粋に惹かれるだけなんだなあと

これから、一坂さんの吉田稔麿についての本、読む予定。尽きないなあ。