台風がそばを通るということで 風の強い、寒い朝です。
会社を休んだので 朝はユックリと起きました。
いや、寝たのなんの、連休中から引きずっていた、お墓参りの疲れも
すっきりしました。
あっ、司会が 糸井重里!
糸井さんのファンなので 楽しんで胡麻特集のTVを見ました。
朝からゆっくりした後、渋谷Bunkamura ザ・ミュージアムで
2回目のレオナール・フジタ展 と、ル・シネマにて
映画 "大統領の料理人” を見ました。
なぜか、”わたしが愛した大統領” という、これまた大統領をテーマにした
映画も同時開催してました。
レオナール・フジタ展、 本日は人も少なく、音声ガイドを借りて前回よりも
丁寧に見ることが 出来ました。
沢山の ”小さな職人達“ の絵の裏に隠された
良き時代だったエコール・ド・パリへの想い、を知り、感慨深かったです。
歳を取って 98才で亡くなるまで 旺盛な意欲で素晴らしい絵を
描き続けたのです。
映画は 夕方4時50分という時間だったので ガ~ラガラ、
たった10人ほどの観客、
こんなに人が 入っていない ル・シネマは 初めてでした。
フランスの空気を ル・シネマに 見に行くのが 好きなわたしですが、
大統領が 固い顔をした本当のおじいさんで 内容の魅力が半減、
嘘でいいから魅力的な大統領でいてほしかったです。
ちなみに フランスの大統領 フランソワ・ミッテランさんのこと
知らなかったので調べたら...
1995年5月、フランソワ・ミッテラン大統領は2期14年を終え、退任。翌1996年1月8日に前立腺癌のため死去。死去の2日前に延命治療を拒否し、アンヌ親子が見守る中、パリの自宅で息を引き取った。癌は大統領初当選の1981年より患っており、政権末期には執務が困難な状態まで進行していたことが、近年明らかになっている。
なるほど、そういうことだったんですね、
料理人がミッテランの好みを聞いて つくっていた料理が 体に良くないということで
料理人が仕事をやめざるを得なくなったのは...
しかし、何かな~、という フランス映画らしいラストです。
.... はっきりいって、わたしには おもろうなかった!
東急の送迎バスは 暗くなった明治道リ側から ぐるりと遠回りに
渋谷駅に向かいます。
昔、千駄ヶ谷で働いていた頃、パルコ全盛時代、よく歩き回った場所です。
駅ガード下の 古く、汚いコーヒーショップ、
ヘぇ~、まだあるんだ...
大昔、電車が通る朝まで時間をつぶしたりしたことがあったけ、
若かったね....
昼間より、さらに寒くなった風に 吹かれて家に戻りました。
今宵こそ,コートは必要でした。
寒かったけれど、ずっと頭の中に会ったリゾートタイプのデザインは
頭から離れてスッキリとしました。