「一生のうちに3回優勝を見れたら死んでもいい」とファンの間に言われた阪神タイガースがこの3年間で2回も優勝を果たしました。その速さとチームの強さに回りのファンが少し戸惑っているぐらいです。2年前はぶっちぎりで優勝し、なんとなく星野前監督がもっとも目立ったシーズンでした。その時僕は日本にいたわけではないが、インターネットを通して十分にその熱気が伝わってきました。それと対照的に、今年は活躍した選手がもっとも注目を浴び、岡田監督の采配や色づけが適度の評価されたという印象があります。観客動員数が12九段で唯一300万人を突破したり、関西で試合の視聴率が平均15%と高かったり、他のどの球団が優勝するよりも経済効果が大きかったりと、タイガースが確実に「新球界の盟主」として歩みだしているとの見方が強いです。「新球界」というのも、今年はプロ野球改革元年といわれているならではのことです。
今年の優勝の立役者としてタイガースの多くの選手が名をつらねました。ホームラン・打率・打点の3部門すべてに上位にいる4番金本、打点の球団記録に並んでいる5番今岡、5年連続60盗塁という前代未聞の記録を持つ赤星、最年長で最多勝を狙う下柳、そして最多登板の日本記録を塗り替えた藤川とそのリストが長い。中にも、彼の存在がなくしては今年の優勝はなかったと言われている中継ぎ投手の藤川にものすごい注目が集まっています。4月に、清原の「○○○がついてんのか...」という批判のコメントをバネに、打者はほとんど手ガでないほどストレートを磨いて、見事な活躍で優勝に大きく貢献しました。中継ぎ投手として初のMVP選手が誕生するかという話題で盛り上がっていますが、さっきの選手の中から誰か一人をMVPとして選ぶなら藤川がもっともふさわしいと僕も思っています。
ただし、今年のタイガースを見てMVP賞に対して一つ疑問に思ったことがあります。本来、MVPは「Most Valuable Player」の略です。しかし、現在のプロ野球ではなにも一人の選手に限ってMVP賞を送る必要はないと思います。昔と違って、選手それぞれにはっきりした役割が分担されていて、チームの総合力で戦うことが基本となっています。例えば、先発投手の完投が減り、先発・中継ぎ・抑えのパターンをしっかりしているチームが有利なことは今のタイガースやドラゴンズを見てわかることです。逆に、そのパターンが確立できなかった巨人は大きく負け越しています。
今季のタイガースは、6回で試合をリードしている場合に、72勝3敗1分という驚異的な成績を収めています。その成績を作ったのはウィリアムス、藤川、久保田のJFKコンビです。つまり、シーズンの半分以上の試合で、6回以降ぴしゃりと相手チームを抑えたことで初めて優勝への道が開いたと思います。それを考えると、藤川が一人でMVPを受賞するのももちろんすばらしいことだが、これまでの固定観念を捨ててこの「JFKコンビ」をMVPにしてはどうだろうか。その際、MVPを「Most Valuable Players」に変えるだけのことです。
プロ野球改革元年を機に、これぐらい思い切った斬新なことを考える必要があり、それが野球をもっと盛り上がることになると思います。MVPを選出する方々にこの声が届くことはおそらくないだろうが、もし届くのであればぜひ訴えてみたいところです。
今年の優勝の立役者としてタイガースの多くの選手が名をつらねました。ホームラン・打率・打点の3部門すべてに上位にいる4番金本、打点の球団記録に並んでいる5番今岡、5年連続60盗塁という前代未聞の記録を持つ赤星、最年長で最多勝を狙う下柳、そして最多登板の日本記録を塗り替えた藤川とそのリストが長い。中にも、彼の存在がなくしては今年の優勝はなかったと言われている中継ぎ投手の藤川にものすごい注目が集まっています。4月に、清原の「○○○がついてんのか...」という批判のコメントをバネに、打者はほとんど手ガでないほどストレートを磨いて、見事な活躍で優勝に大きく貢献しました。中継ぎ投手として初のMVP選手が誕生するかという話題で盛り上がっていますが、さっきの選手の中から誰か一人をMVPとして選ぶなら藤川がもっともふさわしいと僕も思っています。
ただし、今年のタイガースを見てMVP賞に対して一つ疑問に思ったことがあります。本来、MVPは「Most Valuable Player」の略です。しかし、現在のプロ野球ではなにも一人の選手に限ってMVP賞を送る必要はないと思います。昔と違って、選手それぞれにはっきりした役割が分担されていて、チームの総合力で戦うことが基本となっています。例えば、先発投手の完投が減り、先発・中継ぎ・抑えのパターンをしっかりしているチームが有利なことは今のタイガースやドラゴンズを見てわかることです。逆に、そのパターンが確立できなかった巨人は大きく負け越しています。
今季のタイガースは、6回で試合をリードしている場合に、72勝3敗1分という驚異的な成績を収めています。その成績を作ったのはウィリアムス、藤川、久保田のJFKコンビです。つまり、シーズンの半分以上の試合で、6回以降ぴしゃりと相手チームを抑えたことで初めて優勝への道が開いたと思います。それを考えると、藤川が一人でMVPを受賞するのももちろんすばらしいことだが、これまでの固定観念を捨ててこの「JFKコンビ」をMVPにしてはどうだろうか。その際、MVPを「Most Valuable Players」に変えるだけのことです。
プロ野球改革元年を機に、これぐらい思い切った斬新なことを考える必要があり、それが野球をもっと盛り上がることになると思います。MVPを選出する方々にこの声が届くことはおそらくないだろうが、もし届くのであればぜひ訴えてみたいところです。
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