A子というのは今から10年くらい前に、2度ほど求婚して、見事に振られた相手の女性だ。
本名には「子」はつかない。しかし単に「A」とすると、LGBTかと勘ぐられそうなので、女性であることを明確にするために「子」をつけた。どうせ匿名だし。
夢を見た理由ははっきりしている。
とある実務的な連絡で数日前に何年かぶりでメールを貰ったからだ。
とはいえ、メールを貰った後も、彼女のことはすっかり忘れ、仕事の合間に、「そういえばメールをもらったな」と思い出す程度だった。
ま、10年もたてば昔ほど自分も夢中ではないし、始終頭にあるという状態でもないのは健全だ。
などと思っていたが、何のことはない。夢に出たということは、やはり潜在意識化では強烈な思い出が蘇っていたのだろう。
というのも、ここ数ヶ月、毎晩のように夢を見ているが、朝目が覚めた瞬間に全部忘れるのが常だったからだ。
今朝に限り、目が覚めても結構夢の内容の detail を覚えている。明らかに他の夢と quality というか substance が違う。
やっぱりまだまだ惚れているのだな、と再認識した次第。