京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間。

2013-08-16 09:13:55 | 日記

京都は「五山の送り火」の日。
暑い夏も峠を越える。
晴明神社の光のコントラストが鮮やかでした。

二日間のお休みを頂いきました。
初日は「下鴨神社」の古書市。二日目は「百万遍知恩寺」の手作り市と忙しい二日間。


下鴨神社の参道には多くの人でにぎわっていました。

「さざれ石」国歌に登場する由緒ある日本で一番有名な石でしょう。
この石の持つパワーを感じます。日本の中心の位置にある「ヘソ」のようなものか?


糺の森では「古書市」が開催されていました。
絵本を読む女性のきれいな声が心地いい。

「仏教大学」の学生さんがここにもボランティアーで参加していました。祇園祭にも貢献してくれた人たち。最近この大学が目立って活躍います。
暑い道に水を撒いている学生さんたちのありがたい汗が光っています。

幸い今年はゲリラ豪雨もなく本は無事でした!
時計関連の本を探したのですが技術書は皆無。ブームが過ぎたのでしょう。ロレックスの特集本が一冊だけ。
今回購入したのが「時計つくりジョニー」の絵本。

それと尊敬する指揮者の故「岩城宏之」の特集本の2冊で1000円の出費。

「話の特集」ライブラリー。巻末に黛敏郎氏の解説つき。お宝発見です。
お盆なので岩城さんに会えたような気がしました。
後継者は下野さんになるのかな~?

満足して帰宅。

2日目。

「手つくり市」
仕事の関係で朝9時には現地入り。ぐるっとまわったが探していたお店が見つからない。
今年は工房の定休日水曜日に15日の開催日が重なる事はないので今年最後の市なのだ。ガッカリ。
次回からはお気に入りのお店の名前をメモしておくことだ。

写真のビアカップ500円をゲット。嫁さんからセンスのいいものを依頼されていたので気に入ってくれてよかった。
トマト柄の面白い物を見つけました。夏のビアカップ!

お休み前にメーカーから代引き修理品が届く。毎年の事だが駆け込みで送ってくる。
貧乏時計師には結構つらいがしょうがない!「送るな!」とはいえないのだ。

当然、お客様はレジャー優先で時計の引き取りのことは後回しになる。
無駄な買い物をしないですごすごと引き上げてきました。

ホームセンターで「カルチェ」専用1、2ミリのトルクドライバーを購入。
「ホームセンター」ってどうして冷房が効きすぎるのかね~!不思議といつも寒い。

早速帰宅後に加工する。工具はそのまま使えないので刃先を削りネジの溝に合わせる。
最近、カルティエの電池交換が増えたので工具のストックも増やしました。

ちなみにカルティエとエルメスのネジは同じ1,2ミリ幅でも溝幅が違う。
間違って使うとネジに傷がつくことがある。
ネジを単にまわすだけのものではないのです!

今日からまた仕事を再開!
明日17季節は「深い霧が立ち込める」候。京都南部・奈良方面へお出かけの人は霧に注意する季節だ。

私は頭の中の霧を払って仕事を始めます。



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