京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間。

2013-08-17 08:53:30 | 日記

夏の時計量販期も明日で終わり!
時計はすべて買取商法です。
売れ残った商品はマークダウンしながら売りさばいていきます。
9月の冬春の展示会までが勝負です。

日本シリーズの棚卸の季節に間に合わせるのがバイヤーの腕の見せ所、売れ残ると新作の商品仕入れが滞る。

時計マニアの皆さんはこのタイミングがうれしいお買い時になる。
お客が少なくなった頃を見計らって売場に現れる。
「これ5パーほどマークダウン出来ないの~?」業界用語で迫ってくる。

お店の管理をしているといいお店と問題のお店がすぐ解る頃でもある。
「阪神タイガース」型のお店は要注意。
本来セイコー、シチズンなど5~10万円クラスの中堅価格帯のヒット狙いでしっかりと売っているお店がいい。いいお店ほどバイヤーの訪問回数は減る。

 問題のお店はいきなりロレックスなど高額時計のホームラン狙いに集中している。
これが危険のしるし。全員ホームラン狙いの4番バッターなのでお客様が来ても低価格の商品の扱いが粗い。
結果は大振・空振りばかり。全員そろっていても一日3本程度しか打てない。
たまたまホームランが打てても期末の予算までは限りなく遠い。

販売員は高額時計の前に張り付いているので売場を動かない。やがて阪神のファーストのようにぶくぶくと太ってくるのだ。
これでは体重の増加とともにお客は逃げていくのだ。

なかなか売れないと「玉が悪いよ!」と審判に食って掛かる派遣の販売員も出てくる。
これで店長の管理能力がわかるので早めに異動させられる。


事故に注意しましょう。ベンジンの噴出しにご注意ください。
キャップを回転させるタイプの容器に進化した。これが危ない!

室内が高温状態ではジョボジョボといきなり噴出す。
アルコールランプなど使用中にこれが起きると修理机が突然、燃え上がります。

恐れていた事は必ず起きる。
消費税は必ず上る。原発は事故がおきる。武器は輸出されて憲法は改悪される。

「アベクロ」災害で物価上昇、インフレ不況により時計師の年収は実質20%ほど減少する。
国民の選挙の結果なのでしょうがない。

(時計を保護するため使う)ポリラップのプラスティック・ノコギリでは左利きの人はびろろ~んといつまでも切れない。金属ののこぎりを復活してほしい。
これもしょうがない。

お盆があけても暑い京都。観光客は車でやってくる。
堀川今出川の南から西・天満宮方面への左折信号の見落としトラブルにご注意。
先日巻き込まれそうになった。これもしょうがない。

辻や路地では「地蔵盆」が始まる。
時折、観光客が細い路地に迷い込んでくる。
これもしょうがない。

「蚊」が勢いを増して攻勢をかけてくる。気温が落ち着くと元気になるのだ。
京都の蚊は猛烈に多い。
これもしょうがない!

「生火」の季節だ!火事だけには気をつけましょう!
しょうがないでは済まされないこともあるので気をつけましょうね~!














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